「7」のつく日のBIEE通信【2017年08月07日号】
☆彡帰国後レポート(そのA)
今年6月に帰国した高校交換留学生たちの後輩たちへのアドバイスを紹介します。皆、本当に逞しくなりました!
- フリクションボールペン
- 日本の昔ながらのおもちゃ(コマ、けん玉)
- 汗拭きシート
- 笛ラムネ—みんながピーピーと笛を吹いて喜んでいた
- 折り紙とかは役に立ったと思う。折るだけじゃなくて、Mother’s Dayの時とかのカードを折り紙で作ってデコレートしたりするのにも役立った
- 日本の写真
- 少しおしゃれなワンピース。教会に行くときに着ていた
- お茶。ホストマザーが大好きだったから
- 私の家の祖父が作った米
- 日本のシール。お礼の手紙書く時に使えました
- 一番喜んでくれたのは習字で、友達や先生一人一人に彼らの名前を日本語に直して書いてあげました。本当にみんな喜んでくれて幸せでした
- 電子辞書
- 日本の文房具。学校のシステムや授業のやり方が日本と大きく異なるので最低限のものだけで良い
- 変圧器(本当にいらない!!!)
- 2枚以上のタオル(1枚で十分)
- 出発前にぴったりのサイズの服(多分後半になると着れなくなる)
- 定規—目盛の単位がちがう
- 傘—車で移動するので傘をさすほどの長距離を移動しない
- 紙の英和辞書。結局1回も使うことなく終わってしまった。わからなかったら友達や家族に聞いたりして理解するようにしていた
- 母に日本から送ってもらったすごくぶあつい上着(ジャケット)
- ホッカイロ
- 多すぎる日本文化紹介の品—たくさんいらない。少しで充分!
- 日本の学校の教科書
- パソコン
- タブレット—使う時間がなかった
- インスタント食品
<留学前>
- 絶対事前に勉強をしていくべき!!特に中学基礎は完璧にしておくべきだと思う。自分みたいに勉強せずに行くととてもしんどいし大変!!!
- 単語はしっかり覚える
- 学校で実際に使う用語やフレーズは日本で習わないので勉強しておくといい
- とにかく単語はやっておくべし!文章が成り立たない(会話)としても、単語を言えば相手が理解してくれる!
- 文法も大事だけど、もっとはずかしがらずに話す練習をした方がいい
- できるだけ英語力があった方が辛いとは思わないけど、自分がどれだけそこで頑張るか、積極的になって失敗を恐れないかで英語力の違いがでてくる。日本で英語を準備しても始めは全くついていけないことは覚えていた方がいい
- 勉強だけでなく、英語でドラマ、映画などを見てどんな文章が日常会話で使われるのかを見ておくべき
- アメリカ留学が決まったその日から、少しでも出発前に話せる、聞き取れるようになりたいと思っていたためオンライン英会話を習慣づけていた。毎日どんなに忙しい時でもこれを続けていたので、行く前に基本的な会話はできるようになっていた
<留学中>
- 分からなかったら“Can you say it again?”や“I can’t understand”と伝えること!あやふやにしないこと!(一度、ホストファミリーにこのことでおこられました!)
- とにかく友達や家族と会話をして、楽しみながら英語を感じることが大切
- 現地に行ったからといって自分が期待しているほどの英語力を身につけることは難しい。だからこそ自主学習を留学中であってもしっかりとおこなってほしい。英語力は留学生活を豊かにするカギであり、自分の自信の度合いも変わってくる。お勧めなのは、独り言で自分が思うことを英語にすること。例えば「お腹がすいた」と思ったらI’m hungryと変換して言葉に出してみること、文章の組み立ては慣れないと大変なのでぜひ実践してほしい
<留学前>
- 家事をできるだけ手伝うこと
- 簡単に作れる料理を覚えて実践していくことが大切
- 日本料理を作れるようになっておくこと。日本食が恋しいと思う時期は誰にでも訪れるはず。そんな時にも役立ちます
- 色々な面で“不便さ”に慣れておくといい
- なるべく自分で何でもするくせをつけておく
- 親に頼りきりの人はまず自分一人でもできるようになること
- ホストファミリーによって洗濯物をしてくれたり、ご飯をつくってくれたり色々あるけど自分のことは自分でできるようにしていた方がいい
- 早寝早起きを心がける。食器洗ったり、カレーなど海外で作りやすい日本食を練習してみる
<留学中>
- 自分のホストファミリーは少々だらしない面があって、全然部屋の掃除などをしてなかったので、1週間に1回、部屋の掃除、食器洗いなどをしたら本当に喜んでもらえた。自分から何事も進んで片づけたり、少しでも喜んでもらえることを自分で探して実行するといいと思います
- ホストファミリーからの信頼を得るために、自ら家族の手伝いをしたらよいと思う
- すべて違うと理解して生活するべきと思う。その中で日本と近いものを見つけると嬉しさを感じることができる。日本の生活と同じことを期待するとしんどいと思う。「日本ではこうなのに」と考えたり、主張するとホストファミリーともうまくいかない。「日本ではこうなのに…」から、「アメリカではこうなのか!」に変えるとうまくいくと思う。あとは、家族のルールは絶対守るべき!!!
- はじめは戸惑うことが多いと思うけど、ホストファミリー1人1人の行動をしっかりと見てなじめればいいなと思ってます。とにかく、まず第1にホストファミリーのことを考えてあげて!学校初日は本当に緊張します。でもとにかく笑顔を忘れず、とにかく話しかけて友達を作ってみて!食生活の乱れで体調不良になることがあるかもしれないから、その時はすぐに相談!
- ホストファミリーとは積極的になんでも話そう。彼らは留学生が話してくれると嬉しいだろうし、英語をしゃべる回数も増えます
- 日本の一般的な授業の内容を理解しているとアメリカの勉強も比較的簡単になる
- ポジティブに。何が起きてもビビるな。それが普通だと思え
- できるだけ親離れ・子離れをしておくべきだと思う。だからといって親と話さないとかそういう意味じゃなくて、親がいつもしてくれていることを自分でしてみたりすることが大事じゃないかな〜と思う。あと、準備は親がするのではなく、できるだけ一人でするべきだと思う。もしくは一緒にするべきだとは思う
- あいづち、リアクションをできるだけ早く覚えよう
- 服とかむだなものはもっていかない方がいい。むこうで全部かえる
- 日本の文化について調べておくといいかなって思います。おりがみも少しレパートリーがあると話の種になるかな
- できるだけ日本語にふれないで。はじめは自分の言いたいことがうまく表現できなくて大変だけど、いつまでも日本語ばかりにたよっていては意味がない
- 留学を終えた時、どのような自分になっていたいかという明確なイメージを持ち、毎日その姿を思い描くこと、イメージトレーニングを行うと良い
- とにかくたくさんの人に積極的に話しかけること。スポーツなどをやらないとちゃんとした友達を作るのは難しい
- 気性が激しい人や気分屋も多くて冷たくされたと感じることもあると思う。それはタイミングの問題であることが多いので、相手の行動が冷たいと思っても気にしすぎないことが大切
- 積極的に!
- 自分で壁を作らない!!私ははじめの方に自分で壁を作ってしまったので、友達を作るのがとても大変だった。一人に慣れると本当にキケン!!!積極的に話しかけたら友達はたくさんできてenjoyできると思う
- 一人になろうとしない。自分からコミュニケーションを取ろう、という姿勢になれば相手も自分のことを気にかけてくれる
- 文化の違いや性格の違いでぶつかったり悩んだりすることもあると思いますが、そういう時はどちらが正しいかではなく、ただお互いがちがうということ、そして相手のように自分はふるまえないと同時に相手も自分のようになれないということを覚えておいてほしいです
- 最初は理解できなくて相手をこまらせたりしてしまったけど、「聞いてる!」という状況を思いっきり表現して会話をすること。ホストファミリーとうまくいかないことも多かった私ですが、とにかくできるだけ会話をするようにすること
- 常にポジティブマインドで笑顔でいること
- 恥を捨てて何でも積極的になる
- 自分がどのような人かをアピールすることが大切。他人から興味を持ってもらうように自分から積極的に話すことが大切
- わからないことはきちんと聞く
- 嬉しい時楽しい時はたくさん笑う
- 電子辞書などで単語の意味を調べて確認することも大切な作業だが、友達や先生などに直接聞いて英語を学んでいくやり方の方も良いかなと思う。もしかするとそこからコミュニケーションをとるきっかけが生まれるかもしれない
- 難しすぎる授業をとりすぎると宿題に追われて家族や友人との時間を失う
- 内気にならない。自分から友達を作る
- 分からなかったら先生に聞くべき!!先生に聞くだけで全然変わる。助けてくれない先生はいない。あとは、学校初日に留学生として自己紹介は絶対するべき
- 先生に質問をする。隣の席の子とかに積極的に話しかける
- 知らない人たちの中に1人飛び込むことは簡単なことではありません。それに英語が分からなかったら苦労も2倍以上。でも授業は聞けば助けてくれる子は少なからずいるし、そこから友達を見つけていけるので大丈夫です
- 分からなかったら、恥ずかしがらずに何でも聞くこと!みんな必ず助けてくれます!自分から声をかけなかったら、何も変わらないよ!部活には絶対に入るべき。これで友達がたくさんできました。授業は大変だけど、とにかく頑張ってついていくこと!
- 何かのアクティビティに参加した方がいい。友達ができ、その友達がたくさんの人に自分を紹介してくれたので、友達を作るなら部活やボランティアに参加してみるのが一番だと思う
- とにかく先生に好いてもらう。クラスの中でアクティブに。はじめの頃のプロジェクトや課題は友達を頼って大丈夫。あなたに合う友達を探すのは時間がかかる。あせらないで!
- 自分から生徒にどんどん話しかけていってほしい。アメリカ人は日本とは違ってグループ概念がほとんどない。その場だけという関係が多く存在していて、最初は戸惑うかもしれないが、「広く浅く」というアメリカンスタイルを受け入れるようにしてほしい
- 最初は勉強面で苦労することがあると思うが、先生と相談したり、ファミリーに助けてもらったりと誰かしらフォローしてくれるから自分だけで解決しようとしない方が良い
- クラス最初の時に、1クラスに最低2名、友達を作るという目標を持つ
- 「やるぞ」って気持ちをもって頑張る
- わからないことは「すぐに」質問する
- 過剰に期待しすぎないこと。ハイスクールミュージカルは存在しない!でもそれなりに楽しいこともある
- とりあえずアメリカの食べ物は一口だけでも食べてみる(見た目が衝撃的でも)
- 言いたいことはしっかり言う。ストレスはためない
- 質問の意味が分からなかったら聞く!!“What do you mean?”とか“It means…?”とか。質問の意味が分かっても答えが分からなかったら素直に分からないと言う。愛想笑いとかは、あまりしないほうがいいかも…
- 部屋に閉じこもらないこと
- 新しいことに挑戦すること。人に聞くこと。「ありがとう」をたくさん言うこと
- 何事も挑戦!失敗は成功のもと!失敗をおそれるな!
- 新しいことにどんどん挑戦してほしい。たとえ経験したことがないことでも積極的に取り組んでほしいと思う。私がアメリカでスイミングチームに所属していた時、チームに全く泳げない人がいました。でも彼はそれを恥じることなく、懸命に努力を続けて、何と50メートル泳げるようになった。大きくなるにつれて挑戦することが難しくなってくると思う。でもこの留学生活では思いっきり自分のやりたいことや、やってみたいことにどんどん挑戦していってほしい!
- とにかく「話す」
- 時間を大切に
- とりあえずやってみる。小さなチャレンジが大きなチャンスに変わることがあるかも
- 留学生として、日本人として責任をもてる行動をすること
事前語学・異文化研修(Smooth Landing)終了!


7月23日に成田空港から出発した2017年夏アメリカ高校交換留学プログラム参加者たちのアメリカ生活も2週間が経過しました。楽しかった事前研修もいよいよフィナーレ、そしてそれぞれの滞在先に移動して新しい生活が始まります。グループごとのプロジェクト、スポーツそしてナイアガラ観光…同じ志を持つ仲間たちとの時間はこれから何度も懐かしく思い出すことでしょう。


出発してから今日までの時間を「まだ2週間?」と感じているのは留学生たちのみならず、日本で息子・娘さんを思う家族の皆さん、そして私たち団体にとっても同じです。「新鮮な経験が多いほど、時間の経過が長く感じる」という話を聞いたことがあります。例えば、幼い頃は、未経験のことが多いため、見るもの聞くものすべてが新鮮で「たくさんの出来事があった」そして「時間が長かった」と感じるそうです。留学生たちにとってしばらくは「新鮮な経験」の連続、時には時間が止まっているのでは…と感じることもあるでしょう。また、保護者の方たちにとっては「子供と離れている生活」という新しい経験に慣れるまで時間の経過がスローになります。「毎年同じことを繰り返している私たちが何で同じ気持ちになるんだろう?」と疑問に思ったことがありました。答えはすぐ出ました…同じプロセスでも参加者は毎年異なるから…今年送り出した去年とは異なる私たちの子供たち一人ひとりが適応するまでの時間は私たちにとっても「新しい経験」だから…


今年の事前研修プログラムSmooth Landingには、これから1年間、留学生たちをFLAG本部でお世話してくださる担当責任者たちが参加し、日本からの留学生と寝食を共にしながらそれぞれと交流してくれました。その担当者たちからの写真と共に届いたコメント
“Your students are amazing. xxxx is a bit shy, but adorable! xxxx is absolutely wonderful! xxxx plays serious, but I got him a bit out of his comfort zone. Everyone is in love with xxxx and xxxx!! xxxx is a little quiet, but xxxx always helps him with his English communication. And so on... great kids!!”
ちょっぴりホッとしました!皆、頑張っているんですね












お知らせ:次回の「7」のつく日のBIEE通信の公開日は8月18日です!よろしくお願いします。