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2018年もあとわずか…【2018年12月27日号】


   今年も残りあとわずか…アメリカ・オランダに留学中の皆さんにとって、クリスマスツリーをたたみ、家々を飾っていたクリスマス電飾が消えていく今、寂しさがピークになっているかもしれません。新しい年が明けるまで、自身の1年を静かに振り返り、もっと成長した自分になるために留学が終わるまでに何をすべきか、何ができるかを考える時間にしてくださいね。

さて、文際交流協会の年末年始の事務所閉室は下記のとおりです。
2018年12月29日 (土) 〜 2019年1月3日 (木)
2019年1月4日(金) 午前10時よりから通常通りとなります。

   日本では年末までにやるべき仕事で追われる日々ですが、海外の団体の中には12月21日からクリスマス休暇に入っているところもあります。そして新年の始まりは1月2日から!時差のみでなく、休みの取り方も異なります。しかし、オフィシャルな休みがどうであれ、全世界の高校交換留学の運営団体に共通するのは、休暇中であっても365日24時間、互いが常に連絡が取れるようにし、緊急の場合は即対応できる体制を保たなければならないということ。この業界には「働き方改革」は難しいのかもしれません。

☆彡海外グリーティング差額切手、2019年のテーマは?

海外グリーティング差額切手、2019年のテーマは?   2015年の年賀用から発売されている「差額用18円海外グリーティング切手」を今年もまた購入しました。毎年異なる図柄にたくさんの日本を感じています。これまでは日本の食べ物シリーズでした。

2015年:寿司と天ぷら
2016年:ラーメン (+コショウ) とすき焼き(+生卵)
2017年:そば (+蕎麦湯&生わさび)と親子丼 (+木のスプーン&唐辛子)
2018年:たい焼きとおだんご (+お茶)


   そして、今年は葛飾北斎の作品をモチーフにした2種類の富士山(波と富士山、赤富士)が描かれた切手でした!アメリカ・オランダで頑張る留学生たちにこの切手を貼った年賀状を送付しました。切手の中の日本を感じ、そして、日本の伝統の一つでもある年賀状の良さを少しでも感じていただけたら幸いです。



ホストファミリーとの旅行はドイツやフランス?!

ホストファミリーとの旅行はドイツやフランス?!
   オランダ留学中の派遣生からメールが届きました。ホストファミリーとドイツに行ったり、冬休みはフランス旅行に行くとのこと。そして、他の留学生は学校の遠足(?)でベルギーに行くそうです。ヨーロッパ諸国の中には、陸続きで、街の中に国境があり、さらにEU加入国間では複雑な出入国審査なしに自由に行き来することができます。ちょうど日本国内を旅行する感覚で列車の旅を楽しめ、場所によっては東京から箱根に行くように日帰りも可能です。例えばアムステルダムからドイツのケルンまでは電車で約3時間、ベルギーの首都ブリュッセルまでは2時間半、パリまでも高速鉄道を利用すると3時間半で到着できます。


   これらの国々で育った人たちにとって、近隣の国々は「外国」ではなく「地域」という感覚なのではないでしょうか。そして、彼らには「国際交流」という言葉も不要かもしれません。若者たちはInternationalやGlobalという言葉をどのように理解しているのか、島国で育ち、海を越えて外国に渡るという日本人との考え方の違いはあるのか、オランダに留学中の皆さんにはそんなことも観察しながら有意義な時間を過ごしてほしいと願っています。


   ずっと昔、子供の頃に描いた夢を思い出しました。
「世界中の国々をパスポートなしに『夢の超特急』で行き来ができる未来――駅を降りると、違った匂いがして、自分とは違う言葉で話す人たちがいて、珍しい食べ物がたくさん並んでいて、近くのお店にブラっと入ってそこに住む人たちといっしょにひと時を過ごせたらどんなに楽しいだろうか」夢のまた夢ですね。



2018年、いろいろなことがありましたね!

   「1年あっという間だった」という言葉がよく聞かれます。確かに時の経過が早すぎると感じることもありますが、思い起こせば2018年にもさまざまな出来事がありました。苦しかったこと、腹立たしかったこと、辛かったこと、がっかりしたこと、苛立ったこと、くやしかったこと、心が凍ってしまいそうになったこと、そして数えきれないくらいのため息や「本当に申し訳ございません」と繰り返し使ったフレーズ。


    ネガティブな思いをした出来事もたくさんありましたが、同時に素晴らしい思い出も増えました。新しい高校生たちとの出会い、プログラムを終えて帰国した子たちのキラキラした笑顔とたくさんの笑いに囲まれた時間、国内外の留学生たちが、目の前のアブスタクルを乗り越えて次のステップに入ったことを確認できた瞬間、海外団体から届いた派遣生についての素晴らしいコメントの数々、受入生を預かってくださったホストファミリーからの思い出情報、保護者の方々からの温かいねぎらいの言葉等、「辛いことがたくさんあった分だけ『幸せな瞬間』がすごくうれしかった」と、留学中の気持ちを振り返りながら語るSAたちのコメントそのものを実感し、「幸せは人との交流から生まれるもの」だということを再認識しました。


    人との交流がもたらす喜び、そしてその機会を与えてくれた高校生交換留学プログラムに改めて感謝したのも2018年でした。帰国して何年も経つSAの中に、高校交換留学をすべきかで悩み、留学中はホストチェンジをすべきかで悩み、帰国後は大学受験で悩み、大学入学後はその大学が自分に合っているのかを悩み、就活で悩み、就職後は「あと何年このままの人生を続けるのか」と悩み、そして今現在は結婚問題で悩んでいる青年がいます。BIEEのプログラム参加者としての巣を飛び立った後でも、彼は私たちに自身を見せ続け、そして時には後輩たちの育成に貢献してくれています。悩んでいる彼を見るたび、高校交換留学中に様々なハードルをクリアした姿を思い起こし、今目の前にある新しい壁を今度はどうやって乗り越えていくのだろうかと、まるで彼が主人公である1冊の本のストーリー展開を楽しんでいるようなワクワクした気持ちになります。強く生きられることを確信できるから、安心して他人の人生を見続けられる、そしてその姿から勇気をもらえるという機会があるのも高校交換留学プログラムに携わったお陰だと感謝しています。心から「ありがとう」です!


皆さん、どうぞよいお年をお迎えください。
2019年が皆様にとって素晴らしい年になることを祈っております。 
文際交流協会スタッフ一同


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