「なんで私が…」 「どうして僕が…」 …【2019年03月07日号】
現在アメリカに滞在中の派遣生の留学生活は、いよいよあと92日を残すのみとなりました!「もう100日を切ってしまった」という焦りを感じている留学生も多いかもしれません。留学生本人や保護者の方々と成田空港からの帰宅の交通について等をやり取りを開始したこの時期、受入団体より「〇〇の問題について現地のコーディネーターが直接指導をしている」という複数の留学生についてちょっぴり心配な近況報告が入ってきています。
これまでの高校交換留学で起こるトラブルは、英語力不足やコミュニケーション力欠如のために起こる諸問題、宿題を提出していなかったり成績が悪い等、高校での学業にまつわる問題、自分の好きなことだけしかしないで部屋に閉じこもったり、ホストファミリーに留学生自身があわせることができないために起こる人間関係のいざこざなどが大半を占めていました。しかし、最近のトラブルは、高校交換留学の趣旨やルールを100%理解し、英語力もあり、成績優秀、そしてホストファミリーの生活に自身を精一杯あわせる努力をしている派遣生たちにも起こっています。受入団体からの報告が入った際、日本から本人あてに連絡を入れ、時には直接電話をかけて話をするのですが、これらの留学生たちに共通するのは、団体から注意を受けてしまったことにショックを受け、そして、ホストファミリーはじめ周りの人たちや置かれている環境ではなく、自分自身を必要以上に責めている点です。彼ら、彼女たちは日本にいる時には、大変真面目で、優秀で、注意を受けることはあまりなかったのかもしれません。そして、一人でいても学校の課題など、自分のなすべきことをきちんと管理できる子たちです。「自分の問題は自分自身で解決しなくてはいけない」という思いも強く、まわりにSOSを出さずに頑張りすぎてしまうことも共通します。彼ら、彼女たちの状況を詳細に調べていくと、必ずしもトラブルの原因が留学生だけにあるわけではないことも事実です…でもそんな状況でも自分以外の何者をも責めずに、健気に頑張ろうとする留学生たちには「よく頑張っているね…」「もっとリラックスして…」「自分を責めないで、辛かったら誰かにSOSを出すことも大事だよ…」という励ましの言葉と共に「できるだけ多く人と過ごす時間を作る方法」をSAたちと一緒にアドバイスしています。
彼らにとっては日本で経験したことのない試練かもしれません。でも彼ら、彼女たちなら必ず乗り越えられる、そしてそれは大きな成長をもたらしてくれると確信しています!
留学生たちは、いつの間にか留学先の学校生活にも慣れていました!言葉、授業形式、カリキュラム、部活のシステム等、違うことばかりで戸惑っていた最初の頃の自分の姿はもう忘れてしまったかもしれませんね! アメリカ・オランダ高校交換留学折り返し地点…「留学レポートU」(そのB)
先生や学習法など、 学校生活について最近感じていることは?
- なれたなーって感じる。宿題はそんなにないけど、終えるスピードがはやくなったと思う。
- 先生はいつもサポートしてくれる。
- 学校生活はもう慣れすぎていつも同じ光景で少し新鮮さが欠けてきた。でも楽しんでいる。
- 先生方は親切で質問すると丁寧に答えてくれる。放課後に先生に質問したりしたいのだが、授業後に部活がすぐに始まるので、なかなかその時間がとれないことが残念に思う。しかし、お昼休みやあいている時間もなくはないので、積極的に質問したいと思う。学習法は少しずつ効率が良くなっていると感じる。授業内に提出する課題が前は時間内に出来なかったが、今は提出できるようになった。
- 今学期の方が慣れたし、楽だろうと思っていたのに、課題の量、テストの量、授業のスピードそれぞれアップしていて、正直今の方がしんどいかなと思うけど、自己管理ができるようになったので、ストレスなくやれてる。先生は優しくて、気にしてくれてあたたかい。が、課題等が多い!!(笑)
- 宿題があまり出されない。とにかくゆるいと感じる。
- 宿題が出る教科は、AlgebraとPhysics が多かったですが、Algebra の宿題は毎回授業中に終わります。Physics は家に帰ってすぐ取り組み、その日の授業でやることがない日もあるので、その時にやっています。分からない宿題は、友達、先生そしてホストマザーに聞いたりしています。
- 先生方は私が質問に行くと、とても丁寧に教えてくれます。学習方法は、授業で習ってわからないことがあれば家に帰ってもう一度見直しています。しかし、今月からテニス・クラブがやっと始まり、家に帰ると疲れていることが多いので、見直しができない日も多いです。しかし、ずっと待っていたテニス・シーズンが始まり、友達も急激に増えて、試合にも出させてもらえて毎日すごく楽しいです。
- 私の学校はとても小さく、先生があまりいないため、授業が大変で成績が悪くなっても先生や授業を変えることはできない。授業の内容を理解しているが、成績力向上への解決にはつながっていない。
- 放課後などに勉強ができる環境があり、有効に使い勉強ができるのですごくありがたいと思った。また先生たちはとても優しく、楽しく授業を受けている者としてとても楽しくなります。アメリカに来てから勉強をすることが好きになり、テストで満点を取るととても嬉しかったし、「日本人でもできるんだぞ!」という妙な自信が湧いてきて、自分に自信を持てるようになった。そのおかげもあって堂々と過ごすことができるようになりました。
- 先生たちは自分のことを凄くよく分かっているからとても親切にしてくれて、宿題の答えをメールで送ってくれたり、テストの答えを事前に教えてくれるからとても良い先生です。最初は簡単な授業を受けていたけどだんだん難しい授業が増えてきて宿題がだんだん増えてきた。
- 先生方は良い方ばかりで、困った時に質問に行くと、質問している内容さえ分かってもらえれば親切に教えてくれます。学習法も初期は授業中も理解するために電子辞書を引いてばかりでしたが、最近はどうしても必要な時をのぞき、あまり辞書は使わずに英語で理解することが多いです。
- 私の学校は、アメリカの典型的な高校とは少し違う(ロッカーがない、部活はシーズン制というよりかは授業、クラスとして扱われている)のですが、驚きつつも慣れた。前回レポートを書いた時よりは確実に友達は増え、朝や授業の合間に挨拶したりちょっと話したりする時間が楽しい。
- 授業には慣れてきて、宿題も多い時は大変だけど、自分の学習法を見つけた。40分間、放課後に補習の様なものに出ることにしてから勉強が助かっている。もっと友達と仲良くなりたいなーって思うばかりです。努力したり笑顔でいるけれどそんなに思ったより上手くいかないものだと感じました。
- 先生は本当に最高です。1人1人それぞれがついてきているかわかっているし、わからないことがあったら成績にプラスしてくれたので本当にありがたいです。バンドで忙しかったとき、毎日4:30に起きて7:00からの朝練に行って放課後8:30まで練習してという生活が懐かしいです。今はぎりぎりまで寝て、宿題もすらすらできるようになってきました。
- 先生との距離感が近く接しやすい。ネットがすぐ使えるので自分で考えることが減った。
- 科目が少し変わって、また新しく覚えなきゃいけない事や、ランチの時間が変わって今は二つのグループを行ったりきたりしている。変わってほしくなかったのが本音です。
- 友達が宿題を手伝ってくれるので前より余裕が出てきたけれど、そのぶん英語の勉強をしないと思いつつ出来ていないです…宿題は友達が苦手な教科を私が手伝って、私が苦手なものを友達が手伝ってくれています。
- 授業内容は去年に比べると断然理解できるようになっているが、ホストファミリーや友達に頼りすぎているかなと感じる。数学や簡単な教科はsemesterのラストで学年1位を取れたので安心した。政治は何で1位を取れたのか分からないけど、夜中まで勉強して良かったです。みんなにも「教えて、宿題コピーさせて」などと言われていて、「コピーは良いのか?」と思いつつ、頼られている気がしていつも見せてしまっています。
- 辞書を使うのがあまり好きじゃないので分からない単語も無視することが多い(良くない)。未だにGovernmentは分からないことがほぼなのでもっとがんばりたい。成績はあまり伸びていないと思う。テストの点が未だにあまり良くない。
- Animal Science, Floor Design, Agricultureの先生が変わりました。学習面では単語やらないといけないなと感じています。宿題をこなすことで満足しないで何かプラスαですることが必要だと思っています。(特に単語)学校生活全体ではとても順調だと思います。毎日朝起きるのは嫌だけれど、行くと楽しいという感じです。
- だいぶ学校の勉強法も分かってきたので慣れてきた。
- 犯罪科学やコミュニケーションなど珍しい科目が沢山あって面白い。
- I love my teachers and I have a enough time to make up my grades. I’m not struggling with my high school.
学校生活において、これからの自分目標は?
- オールA。
- 文武両道。
- 先生の話、友達の話をきいている時に、まだまだ自分のリスニング力が足りてないことを実感するので、聞く時は集中して聞きたいです。日常会話においても、説明力が欠けて普段の会話が出来ても自分が話す時になかなか思うように伝えられないので、学校生活では、もっと英語を話せるように、日々の会話から発音なども意識して向上させたいです。
- 前学期は「Aがとりたい!」それだけだった。でも今学期はもちろんAがほしい気持ちもあるし、Aだけじゃなくていかに100という数字に近くいられるかというあらたな気持ちもでてきてやっぱり完璧でいたいけど、それよりもどうしたら自分に英語力がつくか、今この単元は自分のどのパートに役立つのか、ただただ勉強して良い成績をとるのではなく自分の将来と結びつけて、いかに価値のあるものにするか考えて行動したい。無駄なく過ごし続けることが目標。
- 親しい友達を増やす。授業中の発言を増やす。
- physics の成績が下がらないようにする。先生ともっとたくさん話す。もっと色んな人に話しかける。
- クラブと勉強の両立!
- 英語でもっと話したい。
- 時間が残っている限り、より多くの友人を増やしたい。また先生にもどんどん質問をしに行って、さりげない会話もはずむ様な関係にしたいと思っている。最後に、1人だけしかいない日本人留学生として、少しでも多くの人に存在を知ってもらいたいです。
- 先生やホストマザーに手を借りなくてもすべての宿題が自分の英語力だけで全て出来るようになるくらい英語力を伸ばしたい。
- もっと友達を増やしたい
- これからの学校生活においての目標は現状に満足せずに努力することです。友達ができ、成績も悪くないとはいえ、現状維持だけにならにように積極的に動いたり人と関わっていけたりできるよう努力します。
- テストで良い点をとる。先生たちが本当に良くしてくれているから恩返しがしたい。学校を楽しむ!
- 友達と親しくなる。セメスター平均を前のセメスターより良い点にする。
- 発音をよりできるようにする。
- もっと笑顔。緊張しない。
- 友達とのハングアウトの時間をもっと持てたらなと。あと勉強の成績をちゃんと取りたい。
- 友達をもっと作る。自分から話しかける。課題を自分の力でできるようにする。
- もっと自立して授業内容をよりしっかり理解できるようになりたい。友達とはだいぶ仲良く、関係は良いので、これからももっと親しくなれるように頑張りたい。テニスのシーズンが始まったので、チームメイトとの関係を良く築いてお互いを高め合いながら良い成績をに残したい。
- いい成績をとる。分からないことがあったら聞く。友達に積極的に話す。Make more friends.
- 電子辞書を使う回数を減らすこと。Best Friendと呼べる友達をもっと作ること。日本のことをもっと伝える。やりすごすことがないように何でもチャンスがあったら挑戦する!成績ですべてAをとる。
- 良い成績を取る。
- いくら楽しくても、調子に乗りすぎないようにする。
- Talking with my friends more. Getting higher grades in all of subjects and understanding about racism and prejudice for Japan and Asian