2019夏出発派遣生オリエンテーション終了!【2019年05月07日号】
現在「事前準備:5割」「本番:1割」「事後処理:4割」の中の「事後処理中」です。それぞれのセッションの目的は果たせたかを問いつつ、反省点を洗い出し、次年度に向けてより実りあるオリエンテーションにするための大切なプロセスであり時間です。オリエンテーション報告は次回のBIEE通信にてさせていただきます!
今年も米国団体FLAGの代表団がオリエンテーションに参加!
せっかく来日していただくMaziさんとプログラム責任者たちに、オリエンテーション・保護者会後には日本をもっと知ってもらいたいということで、スタッフならびにSAたちと一緒に毎年様々な場所を旅行して頂くのも恒例の行事となりました。これまで箱根、京都、広島等を訪問。そして今年は長崎に行っています。来日前、事前に行く場所や歴史について予習し、日本に着いた時には私たちより詳しい説明ができるくらいになっていることに毎回驚かされます。そんな彼らが今年、長崎で一番行ってみたいという場所が軍艦島――英語ではBattleship Islandと呼ばれる廃墟にたまらなくノスタルジーを感じてしまうということでした!日本人とは少し違った視点の感想を持つ彼らと日本各地を一緒に旅することで、私たちも学ぶことがたくさんあります。そして何より、日本からの留学生たちをお世話してくださる人たちが日本を旅し、歴史を振り返り、それぞれの場所で日本文化を肌で感じることで、日本や日本人をより深く理解しそして大好きになってくれる…彼らの来日はその点でも大きな意味を持っています。今年もオリエンテーションの日程に合わせ来日し、1週間も滞在してくださったFLAG代表団に感謝・感謝そして感謝です!
社会人SA大活躍!この流れも新しい時代を迎えました!
これまで、BIEEオリエンテーションは比較的時間が自由になる「大学生SA」中心に準備・運営補助をしてきました。「大学を卒業するとオリエンテーション積極的参加も卒業」といった流れになっていたことも事実です。しかし、その傾向がたいへん強く出た昨年のオリエンテーションを終えた後、大人になっている社会人だからこそ見えてくることがあったり、大学生(一部高校生)SAたちに指導できるのではないか、高校交換留学の経験が自分の人生にどのような影響を与え、また、時の経過と共にどのように変化していったのかといったことを語れるのは社会人SAなのではないか、といった疑問が湧いてきました。1年間かけてこれまでの流れを少しずつ替えていった結果、今回は大学生時代から活躍してくださった社会人SAたちに対し、昨年の「社会人の皆さんは休んでいてください」から「社会人SAの方たち、〇〇と〇〇と〇〇と〇〇をお願いします!」「社会人SAの方たち、これはどのように指導したらいいですか?教えてください!」という結果になりました。初めてオリエンテーションに参加するフレッシャーズSAに対する「心得セッション」から始まり、進行の管理、ケーススタディの指導等、彼らの存在で大学生SAも不安なく自分たちの役割
を全うできたのではないでしょうか。
既成の流れを変化させていくことは難しいことです。でも変化なしに次のステップへの進歩はないでしょう。この考え方はすべてのことにつながると信じ、前進していきたいものです。