アメリカ高校交換留学プログラム:ワシントンD.C.オリエンテーション終了しました【2019年09月27日号】
9月14日から9月17日の3泊4日間、ワシントンD.C.にてアメリカ高校交換留学生を対象としたオリエンテーションが実施されました。参加者は22ヶ国からの300余人の留学生たち。日本からの留学生たちも、久しぶりに再会した仲間たちと時間を過ごし、これまでの留学生活の様々な出来事を報告したり、楽しいことだけでなく、辛いことや苦しいことなどを思いっきり話すことで、ちょぴりですが、ストレス発散の機会になったのではないでしょうか。2名の大学生SAもオリエンテーションに参加し、後輩たちの現状の確認や問題を抱えている留学生のためには、通訳役として団体の責任者との話し合いに立ち会ってくれました。
高校交換留学プログラムのルールの確認や、留学に抱いていた理想と現実のギャップをどのように克服するか、実現できる自身の留学生活の目標の再設定など、異なる国からの留学生たちといっしょに考えたセッションに加え、2日目に実施されたワシントンD.C.ツアー、3日目の文化紹介など、限られた時間ではあるものの、いろいろなことを考える機会になったのではないでしょうか。
留学生活2ヶ月を終えたこの時期、まだ自身の居場所を見つけることに必死なことでしょう。そして、出身国、出身地域、母国の家族、自身の習慣や価値観…これらと異なったものと遭遇した時、違いの存在ばかりが気になり、無意識に自身を包んでいた背景を優位に考え、違いに対して批判をしがちです。高校交換留学生たちに望むのは、さまざまな違いをネガティブに捉えるのではなく、違いを楽しもうという気持ちを持ってほしいということ。今すぐでなくてもいい、でも違いを受け入れられるようになれば、そして、そのような習慣がつけば、もっと幸せな時間が増えていくはずです!
頑張れ、留学生!