オランダより高校生交換留学プログラムの団体担当者来日!【2019年12月17日号】
先日、高校交換留学オランダプログラムの団体担当者が来日。今夏オランダ留学に出発予定の高校生・保護者の方、現在オランダ留学中の高校生の保護者の方、そして、オランダプログラムに関心を持つ方々とのプログラム説明ならびに交流セッションを行いました。
オランダは日本が鎖国時代も西洋の国で唯一交流を続けてきた国であるにもかかわらず、あまり馴染みがない国かもしれません。「どこにあるの?」「何語をしゃべるの?」といった質問を受けることもあります。まずはオランダに関する基礎知識の確認から...
オランダに関するクイズ!
いかがですか?また、日本語として使われている「おてんば」「オルゴール」「コーヒー」「コンパス」「ソーダ」「ビール」「ポンず」「ランドセル」「レトルト」etc.などは、オランダ語の音をそのまま真似ている言葉だということなど、知っているようで知らないこと、まだまだたくさんあるかもしれませんね。
Reasons why you should do your exchange in the Netherlands
「なぜ高校交換留学先国としてオランダはお薦めなの?」
当協会からは毎年2名程度がオランダを留学先として選び、8月から約11か月間、留学生活を体験しています。留学生たちは現地での生活をエンジョイし、「留学前は『ヨーロッパにある小さな国』という感想しかなかったですが、今はオランダやオランダ人が大好きです!」「オランダ語を勉強できる大学入学を目指しています!」と大ファンになって帰国してきます。
オランダの団体担当者の説明の中で、留学先としての“オランダのおすすめ理由”として次のようなことが語られました。- The Dutch have their own language
オランダ語という独自の言語の存在 - Due to their international position everyone speaks fluent English from a young age
多くの人が大変若い時期から英語を話す国 - Open and friendly culture
開放的で友好的な文化 - Tolerant and welcoming
寛容で外国からの人たちを歓迎する国民性 - Direct in their communication and everyone can share their opinions
率直にそれぞれの意見を表現し、他の意見も柔軟に取り入れる文化 - Perfect public transport – everywhere within 3.5 hours
充実した公共交通機関で3.5時間以内でどこへでも移動可 - Travel active bike – necessary means of transportation
自転車が通常の移動手段 - Freedom and independence
「自由」と「自立」の国 - Rest of Europe is easily accessible
他のヨーロッパ諸国への行き来が可能
オランダから帰国した高校生たちからの感想からも、上記の各項目については納得できることばかりです。
@Aについて、確かに「オランダ語を英語で学ぶ」ことは容易いことではありません。しかし、英語力の向上については、日本語の助けを借りながら英語を勉強することの多い英語圏の留学生と同じくらい、時にはそれ以上の成果を見ることができ、オランダ語と同時に英語力もアップしてきます。
BCDについて、「高校交換留学プログラムの目的は文化交流である」ということをホストファミリー、受入高校、地域の人たちも大変よく理解してくれているなと感じることが多々ありますね。
EFGについて、これは日本からの留学生にとっては大変好ましい状況でしょう。「誰かに頼んで車で連れて行ってもらわないとどこへも行けない…」とストレスを感じる国に滞在している人にはちょっぴりうらやましい環境かな?
Hについて、これはヨーロッパに留学することの一番のメリットとも言えるかもしれません。「今度、友達の家族と一緒にパリに行きます」「学校の遠足でベルギーに行くことになっています」「ホストファミリーと一緒にイタリアに旅行に行く予定です」...こんな報告が聞けるのもオランダに留学した高校生たちからです!