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幸せの形はそれぞれ……【2020年02月17日号】


   年が明けてから時間の流れが早くなったように感じます。バレンタインの前日、ある留学生の保護者の方からおしゃれなチョコレートとすてきなメッセージを頂きました。留学中のお子様の様子を遠くから見守る中で「幸せの形はひとそれぞれにある」と心の底から思われたとのこと。「他人が勝手に決めつける『幸せの形』は決して誰にも当てはまるものではない」という言葉が心に響き、いろいろ思い出したことがありました。

以前、1年間過ごした留学先へお里帰りをする息子さんと一緒にホストファミリー宅を訪問した保護者の方がいらっしゃいました。帰国後、そのお母様からお電話をいただきました。
ホストファミリーは賑やかすぎるくらい明るくて、とても素敵な方たちだったということでしたが、「うちの息子、あんな家でよく1年も過ごせたと驚きました」という感想をいただきました。車も、トイレも、シャワーも、冷蔵庫も、テレビも、洗濯機も古く、家の中には大きな犬2匹が歩き回り、何より驚いたのは「ソファーに大きな穴があいているんですよ!」ということでした。「息子さん、そのご家族で幸せだったんじゃないんですか?」と質問したところ「そうなんですよ。今までの人生で一番幸せな時間だったとかまで言ってるみたいで…訳わかりません。あんな家で過ごして居心地いいわけないじゃないですか!ソファーに穴があいたままになっているんですよ!」という答えが返ってきました。留学生であったその少年にとって、滞在した家の家具がどんなに古くても、ソファーに穴があいていても、そんなことは全く気にならず、そこに住む人たちとの時間が心から楽しく「幸せ」を感じていたのでしょう。親子でも幸せの基準が異なったのですね。

交換留学体験者の中に、自身のキャリアとして医師を目指す人も少なくありません。医師になりたい本当の理由として「お金持ちになりたいから」「社会的な地位を得たいから」と、医学部進学後には将来のためにゴルフの腕を磨いたり、購入したい車の車種を調べたりと、自身の幸せの実現のために一所懸命動いている人もいます。皆が皆、アフガニスタンで非業の死を遂げた中村哲医師のような気持ちを持っているわけではありません。どちらがいい、悪いではなく、それぞれが目指す幸せの形が違うだけなんですね。

それぞれが追求する幸せの違いを受け入れるとは、異なる価値観を認めるということ。未来に向かって進む若者たちには、自分の幸せの形を見つけることができたのなら、自分の心を偽ることなく歩んでほしい、そして私たち自身もそれぞれの思いを認め、見守れる心の広さを持てるようになりたいと思います。

☆彡アメリカ高校交換留学折り返し地点…「留学レポートU」(そのA)

   今回はアメリカ、オランダで頑張っている留学生たちの学校生活についての報告です。それぞれが次のステップに向けて前向きに頑張っているようです。まだ友達作りに苦労している留学生もいるようですが、それぞれが自分の環境にあった方法を探し、行動することで必ずいい結果がでるはず。Good Luck!

Q.あなたの学校の行事で印象に残っているものは?

アメリカ

    • ホームカミング
      ・ダンスはなかったけど、毎日違うコスチュームを着て学校に行った。友達と合わせて服を着るために一緒に買い物に行ったりしてすごく楽しかった。浴衣を着てったらみんなが声をかけてくれて嬉しかった。ちょっと恥ずかしかったけど
      ・ドレス着て、ダンスをした。 アメリカっていう感じで楽しかった。日本にはないんだよってアメリカの友達に話したら、みんなCrazyとかつまんなって言ってきた。
      ・日本では考えられないくらい騒いで楽しかった。
      ・ダンスを友達と踊って楽しかった。
      ・ダンスをしなければならず、自分から前へ出るのに勇気が必要だった。
    • ハロウィーン(仮装して通学!)
      写真を撮って、良い思い出になりました。
    • Pep Rally(蛍光ペンで体全身をピンクや黄色にして行うパーティー)
      楽しかったです。チアリーダーがかわいかったです。
    • パジャマday(1週間、決められたテーマの服を着て登校)
      日本ではこのイベントはなかったから新鮮でした。
    • Snow Whirl (ダンスパーティー)
      アメリカらしいなと思った。
    • Spirit week, watch basketball game, swim meet, did check (watch football game)
      スポーツの試合を見ることが好きなので今はよくバスケの試合を見に行っています。
    • red ribbon day(日によって変わるお題にあった服装をしてくる1週間)
      その1週間毎日がハロウィンみたいですごく楽しかった。
    • フィールドトリップ
      大きいスーパーに行っていろいろな国の食べ物について学んだ。社会科見学のような感じ。ガイドさんのツアーが終わった後は自由行動で、親しい友達と好きなものを買って、好きなところでランチを食べたりしたのが楽しかったです。
    • 最初のバスケの試合
      生まれて初めて授業以外でスポーツのイベントを学校でした。シュートが惜しくてフリースローになった。昨日の試合ははじめてシュートできた。フリースローに持って行けただけでも最初の練習に比べて進歩で、メンバーもコーチもとても褒めてくれたから嬉しかった。
    • Final exam(期末テスト)
      テスト勉強や準備など大変でしたが、日本とは全く違う楽しいテストで良かったです。
    • Thanksgiving luncheon
      9th grade &exchange studentsはcafeteriaでlunch、10〜12thはAdvisory roomで映画を見たりした。日本では絶対に出来ない経験だからとても楽しかった。
    • Winter Assembly
      冬のスポーツの紹介をする集まり。各クラブのパフォーマンスのやビデオが見ててすごく楽しかった。
    • Chicago trip
      Spanish clubのtripに行った。町でインタビューなどしたが、ホームレスの方々がお金を求めてきたことに驚きました。

オランダ

    • 学校主催のパーティー
      友達とメイクしたり、ドレスを着て踊ったりしてすごく新鮮でした。
    • Kerstgalaというダンスパーティー
      素の自分を出せた気がしてめちゃめちゃ楽しかった。まじでクレイジーだった。

Q.先生や学習法など、 学校生活について最近感じていることは?

アメリカ

    • 授業はもう慣れてきて、困ることはほとんど無くなった。先生たちはとても親切。テストとかの時に、私だけに少し簡単な問題を作ってくれたりする。学校生活の一番の悩みは友達。授業が変わった時に一緒に教室移動できる友達がいなくなってしまった。
    • ボードに書く字をキチンと書いてくれない先生の授業は読むのが大変です。
    • 友達も先生方もとても親切で助かっています。
    • どの教科の先生も優しく、放課後に残って、同じ所を再び教えてもらうこともある。
    • 日本と違って、インプットはあまりしないなと思います。自分の日本の学校が少し特殊だったのかもしれませんが、勉強だけでなく他のことも一生懸命やっている人が多いのもアメリカの高校生のいいところだと思います。
    • 1st semesterは自分が思っていた何倍も辛くなかった。思っていたより宿題はないし、テストも簡単だった。次のHistoryのクラスは先生が変わって宿題が大量だよって友達から教えてもらったから頑張る。先生は日本の人達よりはるかに面白いし、授業がすらすら頭に入ってすごいと思う。
    • わからない所があるとき、放課後先生の所に行き、教えてもらっている。そのおかげで先生とも仲良くなれた。お昼はsisterとその友達と食べている。Sisterの友達と友達にもなれた。
    • 話しかけてくれる人全員を警戒してしまう。学習面は、ESLの先生が話を聞いてくれて、いつもアドバイスをくれるので安心している。その先生が本当によくしてくれて家での話も聞いてくれて、こんな何でも話せる人が学校にいて、すごく嬉しい。
    • Englishはもともと最初の学期でHonor 2を取っていたんですけど、難しくて同じ先生のCPに変えてもらった。今学期はそのクラスで先生がとても気を遣ってくれる。
    • 授業に関しては、Us history以外は楽しく、満足している。US historyは社会が大好きで、アメリカの社会の授業を受けるのを楽しみにしていたのですが、先生が、「動画、プリント、動画、プリント」という授業の進め方で、楽しいとは言い難いのが現状です。でも全般的に、クラスの人数が少ないのもあり、先生たちが助けてくれるし、クラスメイトも “Do you need help?” と助けてくれるし、勉強面で困るという事はあまりないです。
    • 先生は優しく、自分に合わせて授業を進めてくれるので嬉しい。
    • 日常になりすぎてマンネリ化してきた。
    • 先生に対する対応は、日本とは違って敬語もないし、名前呼びなので、5か月経ってだいぶ心を開いて何でも話せるようになりました。クラスルームを出る時に毎回 “Have a nice day”や“See you tomorrow” など声をかけて出られるようになりました。
    • 授業は全てI Padで行われる。プリントは少ししか配られない。良い先生も少しはいるが、大半がそうではない。スカスカのPDFを読み上げて、生徒の質問も聞かず、読み終わったら「自習時間です」と言う。私にもできるような授業です。個人的に説明がもっと必要なところがあったので尋ねたら、ものすごく不機嫌な顔で答えられる。学習は宿題が沢山あるので、自習をする暇がなくなりました。ですが、他の人もそんな感じなので、早くこのスタイルに慣れたいです。良い先生たちは教えることに情熱を持っています。とても仲良くなりました!
    • 授業の進め方や生徒との接し方、学校のシステムが驚くほど合理的でよくできていることに、何か月経っても感動し続けている。しかし同じ友達と接する時間が日本の学校より圧倒的に短いので深くなるまでにいつも相当な時間と努力が必要になりたまに疲れたりする。
    • とにかく頑張ること。友達の助けを求めることが一番わかりやすい。
    • 顔を8針縫った次の日に学校に行くと、US Historyの先生が本当の親のように心配してくれたり、他にも会うたびにハグしてくれたり、手を振ったりしてくれる先生ばかりで学校に行くのが楽しみ。友達は通りすがりにちょっかい出してきたり、ハグしてくれたり、とても個性豊かで面白いので学校がより楽しくなる。
    • 学校から帰ったらすぐに宿題をやるようにしている。8月よりは全然楽に思えてきた。先生は質問すると助けてくれる
    • 最初はUS historyの授業についていけず、先生からノートのコピーをもらっていたのですが、今ではそれが必要ないので少し成長したと感じています。

オランダ

    • 授業がもちろんオランダ語で難しいですが、周りの人が助けてくれたり、先生も助けてくれて感謝です。
    • 先生はとてもフレンドリーでなんでも相談できる。日本の授業より生徒参加型でプレゼンテーションとかもあって充実している。日本もこんなんだったら絶対楽しい。でも成績がなかなか伸びないからもっと頑張る。

Q.学校生活において、これからの自分目標は?

アメリカ

    • クラブに所属してもっと友達を作りたい。
    • ソフトボール部で積極的に話しかけて友達を作る!教室移動の時に誰か誘ってみる。
    • もっと自分から積極的に友達に話かける。
    • 挨拶を自分からする。
    • 親しいクラブに参加する。
    • 2学期から全てのクラスが変わって、生徒が全員変わりました。また友達を作ることが目標です。
    • 友達をもっと作りたいです。
    • まだ自分の望むような英語力で手に入れることができていないので、そこを達成レベルまで上げる。
    • 良い成績を取りたいです。
    • 文武両道を目指してみんなに認められるよう努力していきたいです。
    • テスト前にガーと勉強するんじゃなくこつこつする。分からないことはまわりの友達が先生にすぐ聞く。
    • 新しい環境に慣れるのと、前の学校と同じくらい仲良くなれる友達を作れる。全ての科目でAとる。
    • 全部成績をAにする。
    • 第1セメスターでCを2つ取ったので、次ではCをゼロにすること。ランチの時にもっと話せるようになること。授業でもっと積極的になること。
    • All A。達を自分から誘ってhangoutする。食に満足す。友達を増やす。Spanishをもっと上達させる。
    • 授業に対しての理解度を少しでもあげる。授業中に発言できるようになる。Mathの授業はすごく簡単なので、みんなに上手く説明できるようになる。今まで通り、全力で毎日を楽しむ。学校で話す量を毎日少しずつ増やす。何事も挑戦する。
    • もっと質問をする。
    • 新しいことを始める。
    • 成績の維持。仲良くなった友達と帰国してからでも変わらないくらい仲良くなれるように沢山アタックする。
    • もっと楽しい学校生活だったといえるようにする。
    • US HistoryでB以上の成績を取れるようにしたい。もっともっと楽しい思い出を作る!
    • 運動系のクラブに入る。そして友達を作る。
    • 私の通っている高校は2年後にJapan tripがあるようでその説明会に参加をして、少しでも日本語やおすすめの場所を紹介したいです。

オランダ

    • オランダ語はもちろんドイツ語も基礎はしっかりできるようにしたいです。そして友達もできましたが、そんない多くはないので残りの留学期間で友達もっと増やしたいと思います。
    • まだ分からないことがよくあるからもっとしっかりオランダ語を勉強する。それだけでなく、もっと成績を上げる。そのためにもっと効率よく勉強する。

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