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Akikoのインディアナ州-アメリカへの高校生-留学-体験談2ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Akikoのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目

 

   こうしてレポート書くのも、もう2回目。自分が、アメリカに来てもうすでに2ヶ月経ったということが信じられない反面、日本で授業を日本の友達と一緒に受けていたのが、遠くも感じます。毎日毎日すごく濃く感じます。日本で過ごしていた時は、一日一日を特別に過ごしていた感じでもなく、でも無駄な日だったなあと感じるように過ごしていたわけでもなかったけど、アメリカでの一日一日、すごく濃く感じます。アメリカに来てから、日記を毎日書いているのですが、振り返って見返してみると、ほんとに毎日毎日いろんなこと経験して、いろんなこと学んで、楽しんで、きっとこのレポートだけでは伝えきれないです。この1ヶ月で自分が感じた事、たくさん書きたいと思います。

まず、自分にほんとにほんとにかけがえのない大切なともだちができたこと。インドネシアから来た留学生のIshlah、17歳でもう日本だと高校あと半年で卒業する年齢。自分の学校には10人くらいの留学生がいて、Ishlahはそのうちの一人。仲良くなったきっかけはXC(クロスカントリー)。学校が始まる前、私は8月の初めからチームにいて、彼女は8月の終わりごろにチームに入ってきた。8月最初に学校で出会って、普通にほかの友達と同じように接していた時のイメージは、ベール被ったおっとりした教会のシスターみたいなイメージだった。その時は、すごい勉強もできて、性格もよくていい子だな〜くらいの感覚で接していた。ほんとに仲良くなったのは、彼女がクロスカントリーのチームに入ってから。ほんとにお互いたくさんしゃべるようになった。日本のこと、インドネシアのこと、留学生として感じるいろいろなこと、なんで留学することにしたのとかほんとに何でもしゃべる。お互い留学生だから、その分仲良くなる。ホストファミリーも知り合い同士で、彼女に会う機会、たくさんある。その分、しゃべる機会も多い。7時間目のクッキングクラスは、毎日クッキングするわけではなくて、週に1度くらい。それ以外の日は、教科書授業or先生が話しているのを聞く。教科書授業は結構大変。プリント配られて、質問がたくさん書いてあって、教科書読んでその質問に答える。見つけるのが結構大変。授業内に終わらせないといけなくて、でもほんと終わらない、って時彼女が「このあたりだよ」とか、「私はこんな風にまとめた」とかサポートしてくれる。でも絶対彼女の答えは私に見せない。そういうとこすごく好き。ストリートフェアー(日本でいう屋台みたいなもの)一緒に行ったとき、ずーーーっとしゃべっていた。ほんとに日本にいる友達みたいに、日本語でしゃべってるみたいにずーーっとしゃべっていた。

私のローカルコーディネーター、たくさんの留学生をいろんな国から集めて、よく一緒に集まってパーティーしたり、フェスティバル一緒に行ったり、誰かの家で遊んだり・・・ 彼女も含めて、全部で20人くらい。だんだんお互い打ち解けてきて、留学生としてみんな大変である分、すごく仲いい。私とおんなじ学校なのは全部で10人、みんなそれぞれいろんなクラブ活動していて、グルジアから来た子のフットボール応援しに行ったり、フランスとフィリピンの子のダンス見に行ったり、台湾の子のマーチング見に行ったり。授業一緒で、お互い助け合ったり、テストで点競い合ったり、おっきな家族みたいな存在。

もうすぐXCもシーズンオフ。日本と違って、一年の中でスポーツが変わる。あとXCも三週間で終わっちゃう。チームメイトと別れるのはほんとにさみしい。XCの練習は、タイムが同じくらいの友達と一緒にジョギングしたり、きついメニューの時は競い合ったり。毎日5マイル(約8キロ)前後(最初の一週間はほんとしんどかった)を放課後に一緒に走って、毎週土曜日にレース。みんなほんと仲いいけど、タイム近いとやっぱ練習でもちょっとピリピリする。ホストシスターとある女の子、すごく仲良さそうに見えるけど、お互いほんとにライバル視してる。チーム公認のライバル。みんな負けず嫌い。レースで負けて泣いたり、ケガして走れなくて泣いたり、でもお互いチョー応援して、ほんとに仲いい。このチームが終わっちゃうのすごく寂しい・・・毎週金曜、レースの前にみんなでパスタディーナー食べる。チームメイトの家に行って、チーム全員で食べる。ただしゃべってるだけだったり、ちょっとしたゲームしたり。このチームともあと少しだと思うと、すごく寂しい・・・

ホストファミリーとは相変わらず、ほんとの家族。2か月も経つとお互いの事すごくよく分かるようになった。ホストママは、小学校の先生。カリスマ先生みたいな感じに見えるけど、家にいるときは普通のママ。「あー疲れた!」って言ってテレビ見ながら寝っちゃってたり、「今日からダイエット!」って言って寝る前に一緒にお菓子食べたり。私をホストシスターと同じように接してくれる。こないだもXCのスパイク買いに、二人で行って、車の中でずっとしゃべってた。私のアメリカでの学校生活のこと、ホストママの小学校4年生のクラスのこと、私のこれまでの日本での暮らしだとか。日本と変わらないママっていう存在が常にいること、幸せに思う。私が話したいこと、相談がある時、真剣に聞いてくれる。からかい合ったり、バカなこと話したり、まじめに話したり。ママって感じ。高3のお姉ちゃんは、性格同じ。正しい、って思ったらただひたすらにそれに突っ込んでく。完璧主義で、ストイック、たまにストイックすぎて回り見えなくなっちゃうとことかほんとそっくり。日本にいた頃の自分見てるみたい、って思うくらい性格全く一緒。何考えてるか、今ならテンション高い!とか、今はほっといた方がいいなとか、ほんとよくわかる。お姉ちゃんと私、ほんとに姉妹って感じ。勉強教えてもらったり。走る速さほとんど一緒で、XCチームで一緒に練習して抜いたり抜かされたり。ホームカミングの時に着ていく服、一緒に考えて、手作りしたり。学校もクラブも一緒でお姉ちゃんが移動の時基本ドライブして一緒に行動する。ほーーんとにいっつも車に乗るとき”HURRY!!” ”HURRY!!”って言ってくるからたまにイラッてしたり。自分も日本では妹が1人いるお姉ちゃんだったから、「あー、私の妹は日々こう感じてたんだ」っていろいろ気づく。でも、私はKaylaいなくなったら、絶対寂しい。自分にとって最高の”お姉ちゃん”。ホストパパのRandyはしゃべっていて楽しいお父さん。やさしさ全開で、家族はみんな女だから、いつも弱いけど、一度、Randyが一人だけ家族の中で言ってることが正しくて、自分があってたって分かった時の笑顔最高だった(笑)。仕事から帰ってくるのが早くて夜ご飯はRandy担当。最高においしい。毎夕食、”What’s your favorite food so far?” って聞いてくるから、答えるのが大変(笑)!料理たくさん習いたい。早くに学校の宿題終わらせられるようにして、たくさん習いたい。焼きそば作った時も、カレー作った時も、「このお肉使うといいよ」とか、いろいろ手伝ってくれて、一緒に料理するの楽しかった。釣りをするの大好きで、釣った魚をその日の夕食にフライにして食べたのは、ほんとにおいしかった。今年20歳になった大学2年のもう1人のホストシスターCourtny、大学の寮に住んでいてなかなか会えなくて寂しい。たまにスカイプして話すけど、夏休みの時みたいにたくさんしゃべって映画見たりできないから寂しい・・・。

学校は、落ち着いてきた。宿題にも段々と慣れてきた。学校の友達がいろいろなところでできるようになってきてうれしい。クラスで隣座ってたり、しゃべりかけてきてくれたり、ほかの留学生のホストシスターだったり、グループワーク一緒にしたり。どのクラスも好きだけど最近は、AP CALCUCLUSが一番頑張っていて、一番好き。微積(数学のカテゴリーの一つ)クラス。最初は日本で終えた部分を繰り返してるだけっだったから、ついていけたけれど、だんだんよくわからない用語出てきたり、先生の説明よくわかんなかったり。だんだんと大変になった。そのとき、たまたま初日に仲良くなって、隣に座るようになった女の子がいっつも助けてくれる。むちゃくちゃ頭良い高2の子で、授業中私が顔しかめてると、先生みたいに説明してくれる。先生も私の面倒すごく見てくださるようになった。毎日毎日わかるまで、ひたすら質問し続けて、わかるまで質問し続けて、最初は 「ああ、めんどくさいって思われるだろうな」って思っていたけれど、ほんとに真剣に教えてくださるようになった。ほかの授業と違うなと思ったことは、数学で使う記号が万国共通なので、一度理解できると授業についていけるということ。問題集の問題文よくわからなくても、答え見て、問題文推測できる。このクラスは自分にとってチャレンジクラス。でも、このクラスでたまたま初日にむっちゃ頭のいい子出会えて、先生にもめぐまれて、絶対このクラスだけは何としてもついていきたい。「ついていけなかったら、やめていいから、とりあえずそのクラスとってみな」 って言ってくださったスクールカウンセラーの方に今ではすごく感謝している。

この1か月、いろいろと自分の環境、恵まれてるなって思うことが多かった。友達に恵まれて、ほんとに素晴らしいホストファミリーに出会えて、学校にも恵まれて、Ishlahとういかけがえのない友達に出会えたこと。ほんとに嬉しい。レポートに書ききれなかったこと、伝えきれてないこともほんとにたくさん。いろいろある。
Akikoのアメリカ高校留学・体験談 2ヶ月目最後に9月の中旬にあったオリエンテーションの事について。
9月の17日から20日、オリエンテーション、ワシントンD.C.で4日間過ごした。7月のオリエンテーションでは、アジアから日本、中国、ベトナム、タイの4か国だけであったけど、今回のオリエンテーションはヨーロッパなどから全部で14か国、総勢で100〜150人程度集まった。フランス、ドイツ、イタリア、ベルギー、スコットランド、ブラジル、メキシコ、中国、ベトナム、タイ・・・・・・2日目に各国、国を紹介するスキットを作った。アジアの国は、前回のオリエンテーションでスキットを作る時間あったけれど、アジア以外の国はたったの1時間で作り上げなければいけなかった。短時間の練習だったので、みんな何をするんだろう、と思ったけれど、どの国もすごかった。どうすごかったか、アジア以外の国、すべて観客の視線引き付けるのうまいなと思った。”Come on?”って感じの舞台への参加型のダンス、すごい勢いあるなって思った。「日本人シャイ!なんで舞台上がってこなかったの?!」って前に座っていて仲良くなったメキシコの子達に言われて、そこから舞台への参加型スキットのダンス、全部参加した。でもなんか自分全然盛り上がれなかった。ほかの人がどう盛り上がってるのか観察して、マネして、無理に盛り上がろうとして・・・一緒に盛り上がるの結構つらく感じた。参加すれば参加するほど、アジア以外の国、特にブラジルやメキシコに子たちのテンションの高さ、それらの国のダンス文化、日本のような静かさのない文化に気づいて「ああ自分日本人なんだな」って思った。無理にテンション上げたり、ダンスまねしたり、無理に笑ったりするの、結構つらかった。結果的にヨーロッパやブラジル、メキシコのダンスパーティーのようになったスキットを通じて、ほかの国の文化を感じれば感じるほど「自分がどんな文化の国に住んでいるのか感じるのだな」と知った。日本文化との違いを通じて日本文化を理解してるなと思った。そして何より「アジア勢の文化、似ているな」と思った。アジアからの4か国全て、伝統踊り披露した。パーティーのダンスのようなものではなく、優雅に舞ったり、激しいダンスとかではなく落ち着いた雰囲気の踊り。7月のアジア4か国だけのオリエンテーションでも十分、カルチャーショックを感じたけれど、このオリエンテーションで感じたヨーロッパやメキシコ、ブラジルの迫力はエネルギーあふれる文化へのカルチャーショックは半端なものではなかった。いろんな国の文化を見れて、それを通じて、日本文化そしてアジア文化を感じることができた良い経験だった。このオリエンテーションを主催してくださったFLAGの方ありがとうございました。

この間の日曜日に、アジアンショップに行って、日本で売ってるお米と同じ5キロパックのものを見つけた。今月は、たくさん料理して、日本の事ホストファミリーに少しでも伝えられたらと思う。このレポートを通して、自分が何考えてるのか、整理できた。ここまで長いレポートを読んでくださり、ありがとうございました。

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