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Amaneのオハイオ州-アメリカへの高校生-留学-体験談4ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Amaneのオハイオ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 4ヶ月目

   10月11月は、すごくあっという間だったようで本当に色々ありました。


別の留学生のレポートを読んだり、SNSを見ると「みんなも頑張ってるんだな!」と元気付けられることもあれば、すごい楽しそうな生活に羨ましいと思ってしまうこともあります。留学のおよそ3分の1が終わった今、未だに現地の友達と出かけたりしたことがありません。忙しかったというのも一つの理由ですが、遊ぶような友達がいない、というのが1番の理由だと思います。すごく仲良くなったアメリカ人の友達は急に家庭の事情で引っ越してしまい、振り出しに戻りました。正直今までの人生で、友達関係で悩んだことはあっても、友達をつくることに苦労したことは一度もありませんでした。日本にいた時は周りが引くほどフレンドリーだった自分が、心を閉ざしかけました。留学して始めの頃はとにかくみんなにhey!と言って話しかけていました。無視されることに対して、全く気にしていないつもりだったのですが、今考えると、無視されるたびに少しずつ話しかけることに怖さを感じ始めていたのだと思います。
10月のわたしは最悪でした。1番辛かったのがランチの時間でした。始めの頃はアジア人の友達と食べて騒いでいたのですが、現地の友達も作りたいと思い、思い切って知らない人たちのグループに飛び込みました。話しかければ親切に答えてくれるけど、向こうからは何も質問してこない。私だけ置いてみんなでどっか行っちゃう。まあ要するに良い人たちだけど、わたしに関して全く興味がなかったわけですね。グループにはいたものの、実質ぼっち弁当でした。毎晩寝る前に、次の日なんて質問するかを考えて、必ず一日一つは質問をするようにしていました。でも、一向に事態が改善する見込みがなく、でもアジア人のグループに戻るのは友達を作ることから逃げているような気がして毎日自分を追い込んでいました。


そんなようなことが重なり、授業中は真顔。廊下では下を向いて、まあなんというか「お前やる気あんのか」というような感じで、学校から帰るとその日の自分に後悔して「明日こそは!」と切り替え、結局学校では何もできないという日々を繰り返していました。毎日「これじゃいけない、なんとかしなきゃ」と思って空まわりしていました。自分を追い詰めすぎて、まつ毛が三本だけになってみんなに馬鹿にされる夢を二度見ました。


そんな中、10月31日の夜にもうすでに留学生活3ヶ月が終わろうとしてることに気づき、「このままだと本当にダメだ、11月から変わろう」というか普通の自分で過ごそうと決めて、お昼ももういっそアジア人の友達と食べようと思い移動しました。アジア人と食べて何がいけないのかと開き直って日々過ごしております。お昼について考える必要がなくなり、心に少し余裕ができて、10月よりも少しポジティブに周りと接することができるようになりました。


11月の初めにgrand motherが亡くなりました。いつもいつも私を気にかけてくれて、出会う人出会う人に「この子は日本からの留学生でとてもいい子なんだよ!」と紹介してくれるような本当にすてきなおばあちゃんでした。たくさん話して、たくさんお世話になりました。お葬式の時、たくさん親戚が集まる中、「留学生です」と自己紹介出来るような楽しいパーティーではもちろんなかったので、正直自分の居場所に困りました。ですがチビ達の相手を必死にこなしたところ、たくさんの人に「ありがとう、あなたのおかげでいい式になった」と言っていただき、何とか乗り切ることができました。


ここまでは大変だった話!!!

そんな大変な毎日の中でも楽しいことがたくさんあったので、ここからはそれらについて書いていこうと思います!


まず私がなんの教科をとっているかについて。


  • Algebra2 (代数)
    →内容は日本の小学生、中学生レベル
  • American government
    →アメリカの政治について(死ぬほどつまらない)
  • Environmental science
    →主に環境問題や生物の仕組みなどについて
  • Jazz band (ジャズバンド)
    →私はピアノを弾いています。ピアノを習っていた頃は、週に一度も練習していなかったので(要するに全く練習していなかった)毎日一時間以上練習している今の自分に正直感心しています。
  • English英語
    →唯一授業中に友達と話してもあんまり怒られない教科
  • Marching band (マーチングバンド)
    →なぜかわかりませんが木琴を担当しています。(パーカッションメンバーの中で一番に選ばれました!!!)


今一番好きな教科はEnglishのクラスです。(はじめは一番嫌いな教科でした。)とにかく男子たちが授業とは全く関係ない日本についてたくさん質問してきます。はじめはおしとやかを演じていました。はじめは…
ある日のことでした。
Englishの授業中に1人の男の子に「日本語でなんか叫んでみて」と言われました。前の日の晩、明日はポジティブに積極的に行くぞと決めていた私は「これはやるしかない」と思い、本当にでっかい声で「ふざけんなぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ」と叫んだら、爆笑されてみんなに拍手されました。向かいのクラスの先生が何事かと駆けつけてきたり、とにかくもう私のアメリカ人生は終わったとその時は本当に後悔しました。しかしそれが意外とウケました。その後みんながGoogle翻訳で英語を日本語に変換して音声を大音量で流しまくって、もう授業はめちゃくちゃでした。先生まで「トレントン(生徒 )は腐った卵の匂いがする」といったようなわけのわからない日本語を大音量で流し始め、私はそれまでおしとやかを演じてきたのに、爆笑してしまってキャラが崩壊しました。

その日からEnglishは私の一番好きな授業になり、少しずつ打ち解けてきました。と言ってもまだまだですが…


Amaneのアメリカ高校留学・体験談 4ヶ月目

マーチングバンドは11月で終わり、コンサートバンドに切り替わります。私の学校のマーチングバンドは弱小ですが、state final(州で一番を決めるマーチングの本選)を夢見て毎日毎日練習する、これがものすごく楽しくて、コツコツってこういうことだなと身に染みて感じました。そしてなんと今年ついに、20年ぶりにstate finalに出場することができました!!一位にはなれなかったものの、弱小からのスタートだったため、ひとつひとつが新鮮で、state final出場が決まった時の喜びと達成感は言葉に表せないものでした。
とにかく今思うことは、どのクラスも先生と生徒の距離が近いようで、みんな先生をリスペクトしています。日本の学校で先頭に立って先生をいじりまくっていた私としては何だか全く楽しめませんが、これがアメリカなんだと受け入れることにしました。


そして10月の半ばに皆さんご存知ホームカミングがありました。私はkey club (ボランティア活動をするクラブ→実質ほとんど活動なし)に参加していたため、学校の飾り付けをしました。 もちろん一緒に踊る男友達なんぞいなかったので、singleで参加しました。

私のいとこ(サイエンスの先生)がメイクをしてくれました。すごくありがたかったのですが、メイクしてもらった際に、「あなたは奥二重で堀がなくて、鼻が低いから、今までそんな人にメイクしたことないから自信ない」と真剣に言われ、真剣に傷つきました。

Amaneのアメリカ高校留学・体験談 4ヶ月目
Amaneのアメリカ高校留学・体験談 4ヶ月目

アジア人の友達は、ホームカミングつまんないからいかなーいと言い、しょうがないからよく名前も知らない友達を誘って行きました。せっかくだからたくさん写真を撮ろうと思い、ほとんど話したことないけど知ってる人たちに「写真撮ろう」と言いまくって写真を撮りまくりました。知らない曲ばかりでわけわかりませんでしたが、まあ楽しかったです(^^)


ホストファミリーとの関係はもう素晴らしいと思います。もう気を遣わずに冗談を言い合う毎日は本当に最高です。 主にDad が笑わせようと冗談を言って、それがしらけて、Momと私でスルーして別の話をはじめる、といったような感じです。

Amaneのアメリカ高校留学・体験談 4ヶ月目

MomとDadは私を色々な日本料理屋にたくさん連れて行ってくれます。でもそこで私は重大なことに気づきました。日本料理店の店員は全員中国人。店員さんだけではなく、メニューの半分が中華料理、割り箸の袋はmade in China。さらに中国語で「謝謝」と書かれていました。もういっそ中華料理屋に変えればいいのに。 仲良しの中国人の友達に「家の近くの日本料理店、正直美味しくなかったし、全く日本料理じゃなかった」と言ったところ、その友達のご両親がその店のオーナーでとても気まずいことになりました。 ちなみにこれはその店のメニューの一部です。
いやダイナマイトロールってなんだーーーーーー


Thanks giving旅
 アメリカにはThanks giving dayというすべてに感謝しようという日があります。1日だけでなく、1週間学校や会社が休みになり、家族親戚で集まって和気藹々とした時間を過ごします。我が家では卓球大会を開催しました。(惜しくも2位で悔しすぎてその日はその後誰とも話さずに寝ました。)


想像していたより、かなり大変な日々ですが、ただ楽しい生活を送るために留学したのではなくて、何かを得て強くなりたいと思って留学しました。だから今のこの辛い環境は必ず自分を強くするし、これくらい何か大きな壁にぶち当たれることは人生でそうないだろうし、すごく恵まれた環境にいさせてもらってるんだなぁと最近つくづく思うようになりました。(かなりいいこと言った)


最後まで読んでいただきありがとうございました!!あっという間の日々ですが毎日一生懸命やってればなるようになると信じて楽しみながら頑張ります!!


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