Amaneのオハイオ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目
はじめまして!! あまねです。これから2ヶ月に一度、留学レポートを書かせていただきます!私のレポートが少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
◎7/23〜8/5 クリーブランド研修
Mebukiさんの針の糸通しポーズ
ホストファミリーの家に行く前に2週間、アジア人での語学研修がありました。
飛行機が悪天候により延期し、宿舎に着いたのが、朝の3時半でした。そんな時間だったにも関わらず、タイ人のルームメイトはわざわざ起きて、私にシャワールームの場所を教え、お水とお菓子を持ってきてくれました。その時生まれて初めてタイ人と会話しましたが、その瞬間から私はタイ人全員が大好きになりました。
到着して早々、ヨガをしました。
研修では、英語の勉強もありましたが、何よりも、"Be open"に重点を置いていました。そのため研修中は何かあるたびに歌って踊って歌って踊って踊って踊って歌って。時には全員で机の上に立って踊りました。
中国、韓国、ベトナムそしてタイ、とにかくみんな英語力が高すぎました。他国の留学生に比べ、日本人の英語力は高いとは言えず、その中でもおそらくワースト1の私は、周りのみんなの言っていることが初日は90パーセントわかりませんでした。
研修中はほとんど毎日、国籍ごちゃまぜのスモールグループでの活動がありました。ゲームをしたり、一つのテーマについて話し合ったりと、私にとってはかなりハードで、とにかくはじめは苦痛な日々でしたが、2週間後には家族のような安心感を感じるほど仲良くなりました。
特に盛り上がったのがお出かけでした。Walmart、West side market、 Rock and Roll museum、 湖(でかすぎて、もはや水がしょっぱくない海)、ナイアガラの滝などなど初めて目にするものがたくさんあり、毎日が新鮮でした。
移動のバスでは、他国の友達の隣に座るというルールでした。私のパートナーは韓国人だったので、kpopの曲を流して、3時間とにかく2人で踊り続つづけました。会話の量は少なかったですが、本当に仲良くなれたのがうれしくて、英語を話すことだけが大切じゃないんだということに気づかされました。お互いの変顔をスマホのロック画面にしました。
研修中、はじめは日本人の友達とばかり行動していたのですが、時間が経つにつれて、自然と他国の友達と行動することが増えていきました。最後の日の夜は、日本人とタイ人で夜更かしをしました。(結局みんな寝ました。)
2週間はあっという間でしたが、英語力の向上というよりは、自分の持っている少ない知識をいかにフル活用するか、相手が話しかけてくるのを待つのではなく、自分がはじめに話しかける、この大事な二つを学びました。
この2週間がなければ、私はきっと今ごろ日本にいました。(早期帰国)
楽しい2週間をありがとうございました!本当に先生方、そして留学生に感謝です!!みんな大好き!
◎8/5 ホストファミリーとの生活開始
私のホームステイ先はオハイオ州です。研修先もオハイオ州だったため、ホストファミリーがわざわざ車で私を迎えにきてくれました。本当に感謝でいっぱいです。ですが、予定よりかなり早く迎えにきてくれたため、荷物は詰め終わってないだの、靴をなくしただのバタバタして、予想していた感動的なものとはかけ離れていました笑笑(全ては私のせいです。)私のホストマザーは私の通う高校の受付で働いていて、ホストファザーはスクールバスの運転手をしています。
学校が始まるまでの3週間、私はとにかく働きました。朝起きて、ヤギ、ニワトリ、牛、ネコにエサをやり、ニワトリの卵を取り、家の庭の草を刈る。昼、隣の家の草を刈る。魚を釣る。壊れたトラクターを修理して、隣の家の壁を修理して、玄関にレンガを敷き詰める。本当に自分でもよく働いたと思います。いろんな人にsuper girlと言われ、ステイして2日目から毎日、日本に帰って欲しくないと言われるほどです(笑)
※ひたすらレンガを運びました
仲良しのちびちゃん。
私の家族はクリスチャンなので、毎週水曜日の夕方と日曜日の午前と夕方に礼拝があります。教会では、英語がわからないので、幼稚園児クラスに通っています。基本的な活動はアルファベットの練習ですが、毎週聖書を日本語で教える(マタイ、マルコ、ルカなど日本語での読み方を教える)時間を設けさせてもらい、子供達も毎週たのしみにしてくれていて、本当に楽しいです。そのおかげで、本当にちびっ子たちと仲良くなり、砂遊びをしたり、木登りをしたりとたくさん遊んでいます。たまにふと私は何をしているんだろうと思うほどで、遊んであげていると言うよりは、遊んでもらっている感じです笑 本当に楽しいです。
家族とも本当に仲良しになり、引き受けてくれたMomやDadだけでなく、親戚ともたくさん話せるようになりました。Momとは一緒にカントリーロードを歌ったり、ご飯を作ったり、テレビを見たり。Dadとは農作業とドライブで、たくさんコミュニケーションを取っています。
アメリカに来る前から、音楽が得意だとあらかじめホストファミリーに伝えていたため、学校がはじまる前からマーチングバンドに入って練習に参加することができました。(ちなみに私は木琴とマラカス担当です。)
◎8/21 学校スタート
学校が始まりました。まず、迷子になりました。自分のグレードがわからず、10thグレードなのに11thグレードの説明会に出席したりと、もうめちゃくちゃでした。
学校はかなりきついと色んな人から事前に聞いていたため、初日前日は全員に無視されるという最悪な夢を見ました。初日はとりあえず5人に話しかけることをノルマにしました。予想通り、向こうから話しかけてくれる人はほとんどいませんでしたが、私が話しかけると大体の子が質問してくれました。無視してくる子もいましたが、全員から無視されるよりは全然マシだと案外普通にスルーできました。授業はわけがわからず、ボケーっとして終わり、昼食は同じマーチングバンドに所属しているアジア人の子達が誘ってくれて、その子たちと食べました。
初日は5人以上に話しかけるというノルマを達成し、かなりハッピーでした。
3日ほどで学校にも慣れ、迷子にもならなくなりました。
マーチングバンドの練習は月曜日から金曜日まで毎日放課後に、土曜日は一日中練習があります。バンドのメンバーはすでにみんな仲良くなっているため、はじめの頃は、なかなか入りにくい雰囲気でした。ある日すごいみんなが話しかけてくれて、話が盛り上がって、やった!仲間に入れた!!と思った次の日は誰も話しかけてこない、だったり、機嫌が悪い女の子が、何もしていないのに私に向かって"Nobody loves you"とか言ってきたりと、もうわけがわかりませんが、1年間毎日を共に過ごせば、いつかは仲良くなれるだろうと信じています笑
学校には私以外日本人はいませんが、小さい頃にアメリカに引っ越してきたベトナム人がいます。本当に仲良くなり、見た目も中身も姉妹のような感じで、冗談を言い合いながらも、いつも助けてもらっています。
毎日殻を破りたくてうずうずしています。本当は大人しいとは真反対の性格で、もっとたくさん話して一緒に騒ぎたいのに、なかなか大人しいモードから切り替わりません。(仲の良い人や一部のバンドのメンバーの前ではすでに壊れています。)同じ学校のイタリアからの留学生2人は英語がペラペラで、すごく積極的で、たくさん友達を作っていて、人と比べないと思いつつ、私も頑張らなきゃ!と感じています。
勉強面では、先生の話が30%くらいしかわかっていません。しかし初日の2%に比べると、かなり成長したと感じています。また、私の隣の家に住んでいるいとこがサイエンスの先生なので、宿題がわからなくなるといつも家に呼んで教えてもらっています。最高の環境です!!他の教科の先生方もすごく協力的で、Englishの先生は、私のために全てグーグル翻訳にかけた教材を別に用意してくれました。(←ありがたいのですが、日本語がめちゃくちゃでさっぱり意味がわかりません。)先生方だけでなく、MomもDadも宿題を手伝ってくれるので、宿題が終わらず夜更かしなんてことは今のところないです。
長くなりますが、ワシントンD.Cに行ったので最後にささっと、、
◎9/16~19 FLAGオリエンテーション(ワシントンD.Cにて)
久しぶりにアジアのみんなに会えて本当に幸せでした。前回の研修にいたアジア人にヨーロッパ人が加わって全部で200人ほどでした。とにかくみんな疲れていました。(そして太っていました。同じ奨学生レポーターのMさんはすでに4キロ太ったそうです。)
初日は皆、新しい友達を作ろうと積極的にヨーロッパ人に話しかけていましたが、2日目からはもう疲れてしまって、ほとんどヨーロッパ人はヨーロッパ人で、アジア人はアジア人で固まりました。とりあえず久しぶりに心から大爆笑しました。
2日目は一日中観光でした。とにかく歩いて歩いて歩きまくって、その日は 22673歩 歩きました。足が痛すぎて、途中から裸足で歩き始めた留学生もいました!
最終日は自国をそれぞれにアピールしあう、カントリースキットがありました。
日本は忍者、日本舞踊、歌の3つをやりました。男子はゴミ袋をかぶって忍者をやりました。自分としては、日本の発表が一番でした。ですが、たくさん話し合って時間をかけて出し物を決めたアジアに比べて、話し合いゼロでその場の勢いで盛り上げたヨーロッパはやはりすごいと感心しました。
最終日の夜はダンスパーティーでした。なんだかもう見たこともないような盛り上がり様でした。知らない曲ばかり流れる中、踊り狂いました。ヨーロッパ人に負けじと、日本人もがんばりました。
このオリエンテーションでは、みんなそれぞれに不安や悩みを抱えていて、一人じゃないなと気づき、強くなれました。
ワシントンから離れる時は日本から発つ時よりも寂しくてたまりませんでした。(ママごめん!)そう思うほど本当にワシントンは楽しかったです。
これからも1日1日を大切に、感謝を忘れずに過ごしたいです。
読んでくださってありがとうございました!!これからもどうぞよろしくお願いします。
※草刈ってまーす