Aquaのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 3ヶ月目
体験談を読んでいる皆さん、こんにちは。アメリカのテキサス州に留学中のAquaです。今回は第2回ということで9月〜10月に体験したこと、感じたこと、思ったことを伝えていきたいと思います。
日本を離れて3ヶ月以上が経ち、BIEEの感情曲線によるとカルチャーショックを感じ、自分を正当化するために周りのせいにし、環境を批判し始める頃だそうです。実際ちょっとしている自分がいて、情報の正確さに驚いています。
そんな僕がまず初めに話すことはHomecoming (HOCO)について。アメリカの高校では9月から10月にかけて、Homecoming (HOCO)という大きなイベントがあります。このイベントの目的は、卒業生が学校に戻り、在校生、先生との交歓会で、ほとんどの学校が金曜日にアメリカンフットボールの試合、土日にダンスパーティを行います。ディズニーチャンネルの映画やアメリカのドラマの影響で、ダンスパーティに行くことに憧れを抱いていた自分はものすごく楽しみで、アメリカのドラマや映画が好きな人なら、一度はダンスパーティを体験してみたいと思ったことがあると思います。幸運なことに仲良いクラスの友達に誘われて、その時はとても嬉しくて、つい笑みがこぼれてしまいました。
しかし、僕の通っている学校は全校生徒合わせると約3,100人。安全面、敷地などの関係で人数を制限し、senior (12年)、junior (11年)と約100人弱のsophomore (10年)だけしか参加することができませんでした。100人弱の生徒は早いもの順で、チケットを買えたら参加可能、当然そんなルールを知らない僕はチケットが買えませんでした。またチケットの転売を防ぐため、学校内のIDとバーコードを認識して、購入者本人以外はチケットが使えないという仕組みになっていたため、残念なことにHOCOには参加できませんでした。
他の生徒と違って 「来年行けるからいいか」 なんてならないし、日本にいた時からずっと行きたいと思っていて、一生に一度のチャンスだったかもしれないと思い、正直ものすごく落ち込みました。学校のせいでもなく、自分のせいでもない。誰のせいでもなくて “This is what it is.” としか言えませんでした。
ACLに行くにあたって、いろいろ調べていたら、全日合わせて約45万人もの人が来るとでてきて、それを聞くとホストマザーがものすごく心配していて、大きなことから小さなことまで事細かく決めて、日本のお母さんとは違う種類の愛を感じました。
またACLの前の週には、State Fair of Texasという州主催のお祭りに、ホストファミリーとダラスまで行きました。そこではテキサスで有名な動物を見たり、販売されている様々な種類の食べ物を揚げて作った料理を食べたり、映画に出てくるような遊園地があったので、そこでゲームなどもしました。州主催だけあって1日では足りないくらいの規模で、正直疲れましたがホストファミリーとの1日を満喫することができました。
さらに僕の行っている教会でハロウィーンパーティがあり、久しぶりにみんなで集まることができてとても気晴らしになりました。僕はDark KnightのJokerになるため、ホストファザーのコートや靴を借りて完成度の高いJokerになることができました。
最近感じることは、変わるには自分で何かしなきゃダメだということです。僕は留学に行く前に、アメリカに行けば自然と何か変わるだろうとか、正直舐め腐った考え方をしていました。けれど、朝起きて、支度をして学校に行き、帰ってきて家族と一緒にご飯を食べて寝る。それは全部日本でやっていたことと同じだし、見る景色や周りにいる人は違うけれど、僕は同じ人物で、ものの感じ方や人との接し方などは何一つ変わらないと思います。留学に来て、自分の変化を期待しているのなら、変化をただ待って何も起こりません。自然と英語力が伸び、自然と友達ができ、自然と自分が変わる。可能性は0%ではないけれど、自分の意思と行動を起こさない限り0%に近いと思います。
最近YouTubeに “Shawn Mendes Artist Spotlight Stories” というドキュメンタリー形式の動画が公開されて、その中で彼はこのようなことを言っていました。
“Until I put the first video up on YouTube, I didn't know I could do that. Until I wrote the first song, I didn't realize I could write music.”
アメリカにきたことは変化するためだって言えるけれど、アメリカに来ることはただの始まりにすぎないと思います。変化するためには、自分がやったことないことに挑戦して、初めて自分がこんなことができるのだって気付くことや感じることを通すことによって、本当に変化できると思います。僕は12月にTheatreの授業で人生初めてのミュージカル、“Happy Days A New Musical” に出演することになりました。90分のミュージカルで英語の暗記などはもちろん、人前に立つことなど不安はたくさんあるけれど、これを通して自分の変化に繋がることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。次回は12月ということで、その頃にはもう日本を離れて5ヶ月、留学生活も半分をすぎると思うととても早く感じますが、まだまだ楽しんでいきたいと思います。
日本を離れて3ヶ月以上が経ち、BIEEの感情曲線によるとカルチャーショックを感じ、自分を正当化するために周りのせいにし、環境を批判し始める頃だそうです。実際ちょっとしている自分がいて、情報の正確さに驚いています。
そんな僕がまず初めに話すことはHomecoming (HOCO)について。アメリカの高校では9月から10月にかけて、Homecoming (HOCO)という大きなイベントがあります。このイベントの目的は、卒業生が学校に戻り、在校生、先生との交歓会で、ほとんどの学校が金曜日にアメリカンフットボールの試合、土日にダンスパーティを行います。ディズニーチャンネルの映画やアメリカのドラマの影響で、ダンスパーティに行くことに憧れを抱いていた自分はものすごく楽しみで、アメリカのドラマや映画が好きな人なら、一度はダンスパーティを体験してみたいと思ったことがあると思います。幸運なことに仲良いクラスの友達に誘われて、その時はとても嬉しくて、つい笑みがこぼれてしまいました。
しかし、僕の通っている学校は全校生徒合わせると約3,100人。安全面、敷地などの関係で人数を制限し、senior (12年)、junior (11年)と約100人弱のsophomore (10年)だけしか参加することができませんでした。100人弱の生徒は早いもの順で、チケットを買えたら参加可能、当然そんなルールを知らない僕はチケットが買えませんでした。またチケットの転売を防ぐため、学校内のIDとバーコードを認識して、購入者本人以外はチケットが使えないという仕組みになっていたため、残念なことにHOCOには参加できませんでした。
他の生徒と違って 「来年行けるからいいか」 なんてならないし、日本にいた時からずっと行きたいと思っていて、一生に一度のチャンスだったかもしれないと思い、正直ものすごく落ち込みました。学校のせいでもなく、自分のせいでもない。誰のせいでもなくて “This is what it is.” としか言えませんでした。
ただそんなことを忘れさせるような体験もありました。僕の留学している町、Austinは音楽で有名で、年に一度Austin City Limits (ACL)という大きなミュージックフェスがあります。運が回ってきたのか、今年は僕の大好きなミュージシャンのShawn Mendesが参加し、嫌なことを全て忘れるくらい素晴らしい時間を過ごすことができました。会場は代々木公園くらいの大きさの公園にステージを5つ、合計で6日間行われ、Paul McCartneyやMetallica、Camila Cabelloなども参加しました。
ACLに行くにあたって、いろいろ調べていたら、全日合わせて約45万人もの人が来るとでてきて、それを聞くとホストマザーがものすごく心配していて、大きなことから小さなことまで事細かく決めて、日本のお母さんとは違う種類の愛を感じました。
またACLの前の週には、State Fair of Texasという州主催のお祭りに、ホストファミリーとダラスまで行きました。そこではテキサスで有名な動物を見たり、販売されている様々な種類の食べ物を揚げて作った料理を食べたり、映画に出てくるような遊園地があったので、そこでゲームなどもしました。州主催だけあって1日では足りないくらいの規模で、正直疲れましたがホストファミリーとの1日を満喫することができました。
さらに僕の行っている教会でハロウィーンパーティがあり、久しぶりにみんなで集まることができてとても気晴らしになりました。僕はDark KnightのJokerになるため、ホストファザーのコートや靴を借りて完成度の高いJokerになることができました。
最近感じることは、変わるには自分で何かしなきゃダメだということです。僕は留学に行く前に、アメリカに行けば自然と何か変わるだろうとか、正直舐め腐った考え方をしていました。けれど、朝起きて、支度をして学校に行き、帰ってきて家族と一緒にご飯を食べて寝る。それは全部日本でやっていたことと同じだし、見る景色や周りにいる人は違うけれど、僕は同じ人物で、ものの感じ方や人との接し方などは何一つ変わらないと思います。留学に来て、自分の変化を期待しているのなら、変化をただ待って何も起こりません。自然と英語力が伸び、自然と友達ができ、自然と自分が変わる。可能性は0%ではないけれど、自分の意思と行動を起こさない限り0%に近いと思います。
最近YouTubeに “Shawn Mendes Artist Spotlight Stories” というドキュメンタリー形式の動画が公開されて、その中で彼はこのようなことを言っていました。
“Until I put the first video up on YouTube, I didn't know I could do that. Until I wrote the first song, I didn't realize I could write music.”
アメリカにきたことは変化するためだって言えるけれど、アメリカに来ることはただの始まりにすぎないと思います。変化するためには、自分がやったことないことに挑戦して、初めて自分がこんなことができるのだって気付くことや感じることを通すことによって、本当に変化できると思います。僕は12月にTheatreの授業で人生初めてのミュージカル、“Happy Days A New Musical” に出演することになりました。90分のミュージカルで英語の暗記などはもちろん、人前に立つことなど不安はたくさんあるけれど、これを通して自分の変化に繋がることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。次回は12月ということで、その頃にはもう日本を離れて5ヶ月、留学生活も半分をすぎると思うととても早く感じますが、まだまだ楽しんでいきたいと思います。