Asukaのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目
★7月22日 日本出発
なんとなく実感が湧かないまま、あっという間に当日を迎えました。日本最後の1週間は、家族と旅行に出掛けたり友達と毎日遊んだり、とにかく楽しくて「この1週間を永遠に繰り返したい」と何度も思いました。それでもどんどん時間は進み、いつのまにか空港に向かっていて、道中は2週間の海外旅行に行くくらいのテンションだった気がします。いざお別れとなっても、悲しさよりは1年経てばまた会えるという気持ちが大きくて、ワクワクと少しの緊張と、ふわふわした何ともいえない感情でした。
★事前研修 @クリーブランド
Scavenger Huntの後、まとめビデオ撮影中
チャイナドレス美しい//
事前研修に参加したアジア人は、タイ・中国・韓国・ベトナム・日本と、全部言語が違ったけれど、2週間一緒に生活して、最後は先生たちも含めて大きな家族のような気持ちになるあたたかさがありました。人生で1番濃い2週間だったし、最後の夜のパーティーではみんな号泣でした。最終日の朝、空港に向かうときも、クリーブランドと寮がもはや故郷のような感じで、もう戻ってこれないと思うと、日本を離れるときよりもずっと悲しかったです。(日本のみんなごめんね!)キャンプでもらったこれからの留学生活への期待と勇気を胸に、いよいよホストファミリー宅へ向かいます!
★8月4日 ホストファミリー宅に到着
私のホストファミリーは、テキサス州のLaredoというメキシコとの国境の街に住んでいます。
近くのモールの綺麗な夕焼け(20:33)
私のホストファミリーは4人家族で、ホストファザー Noel(43)、マザー Yesenia(38)、シスター Ariel(8)、ブラザー Maui(2ヶ月)、そして1匹の小犬と10羽くらいの鳥、1羽のバニーがいます。(魚も買ったのですが数日で死んでしまいました...)最近ホストマザーが仕事を再開したので、ホストマザーの弟もベビーシッターとして平日は一緒に住んでいます。Noelは国境警備をしている警察官で、人望があって、優しいお父さんです。学校が遅くなる日は車で迎えにきてくれます。Yeseniaは臨時教師で、厳しい“ザ・お母さん”という感じだけれど、ユーモラスで、アートや料理が得意なので、いつも美味しいご飯を作ってくれます。Arielは、LOLというアメリカで人気のおもちゃとYouTubeが大好きな3年生です。宿題をやりたくなくてよく泣いていますが、活発でお喋りなので接しやすくて、よく一緒にブラウニーを焼いています。Mauiは、7月に生まれたばかりの赤ちゃんで、ホストファミリーからはメールで私が着いたら生まれると言われていたのに、着いたらもういてびっくりしたけれど、とにかく可愛いです。
ペットのNacho(ヨウム)
そして、ホストファミリーが決まってからの最大の懸念だったのが大量のペット。昔から本当に動物が苦手で、でもアレルギーではないのでペットは覚悟していたものの、まさか犬、鳥、うさぎの動物園のようなことになるとは思っていなくて、ずっとビクビクしていました。いざ家に到着すると、犬とヨウムという大きい鳥(飛ばないけれど家を歩き回る)が玄関にいて、早速めげそうになりましたが、あとの動物は庭にいるのと、ホストファザーに訓練されたおかげでなんとか1週間くらいで慣れました。ペットを克服したのは個人的にすごい進歩でした。2ヶ月前の私に言っても信じてもらえないと思うけれど、今は普通にペットたちと共存しています。笑
日本のカレーを食べるホストファミリー
★2ヶ月間のハイライト
ここからは2ヶ月の思い出を5つ紹介しようと思います。
リゾートのような近所の家のプール
外にいるだけでエネルギーをどんどん吸い取られる感じでした。40度越えは当たり前で、しかも全く雨が降らず乾燥している砂漠のような気候だったので、1ヶ月後の初めての雨で思わず写真を撮ってしまったくらいです。
2. 友達とボウリング。
ホストファミリーが、同じ学校の同い年の友達ということで夏休み中にBBQパーティーで紹介してくれた女の子と仲良くなって、数日後のボウリングに誘ってもらいました!ある友達が待ち合わせの時間から1時間半くらい遅れてやって来たのに全然気にしていなくて、待ち合わせ時間=外に出る時間だと言われ、おやつに食べたピザとチップスとポップコーンの量に驚き、夜は友達が運転する車で家まで送ってもらって、軽くカルチャーショックでしたがアメリカンですごく楽しくて最高の1年の幕開けでした!
3. ベビーシャワー。
ベビーシャワーは、アメリカ発祥の妊婦さんのためのお祝いパーティーで、ビンゴなどのゲームをしたりケーキを食べたりして楽しみました。
withいとことおばさん
@ボウリング場
毎週のように誕生日パーティーがあります!
ピエロのMCがスペイン語でよく分からなかったけれど楽しめました!トランポリンのある会場で、子供たちに混じってジャンプ実に2ヶ月ぶりの運動でした笑
5. トルティーヤ作り。
★9月15日-18日 D.C. Trip
そんな中でワシントンD.C.のオリエンテーションへ行って、久しぶりに日本人や事前研修の友達と再会しました。そこで話すうちに同じ街や学校に日本人の友達や留学生がいる子が多いことを知り、学校にも街にも留学生がいない私はそれがとても羨ましかったです。ホストファミリーのところにいるうちは寂しさを感じたことがなかったのに、友達と比べてしまうと急に羨ましくなりました。一方で、友達からホストチェンジや学校が大変だという話もたくさん聞いて、私はなんて小さなことで悩んでいたんだろうという気持ちにもなり、DCでは嫌なことを忘れてリフレッシュできました。そして、ほぼ2日間の短い日程でしたが、グループが同じで一緒に観光したスイス人と韓国人の女の子、スコットランド人、ノリのいいベトナム人やドイツ人とも仲良くなれました!
@The White House
韓国人とスイス人の女の子と。 @The Martin Luther King Jr. Memorial
ドイツ、韓国の女の子たちとの最後の夜!
“初めて出会う外国人”が与える影響はものすごく大きいなと感じて、私もおそらくほとんどのアメリカ人にとって初めて出会う日本人なので、日本を好きになってもらえるように気をつけないと、と改めて思いました。あっという間に迎えた最終日、バスが空港を間違えてみんなで飛行機を逃すハプニングがありつつも、なんとか無事に家に着き、また日常が戻ってきました。
そして私は、DCでのオリエンテーションの影響もあり、我慢するのをやめてホストファミリーについて困っていることをコーディネーターに相談しようと決心しました。コーディネーターはホストファミリーと親しい友達で、送った瞬間からなんて思われるか不安で落ち着かなかったのですが、数日後には2人きりで話せるようにスターバックスに連れて行ってくれました。自分のことやホストファミリー、学校のことを話したり、コーディネーターの家族や仕事の話を聞いたり、気付いたらあっという間に1時間以上経っていて、話すだけでストレス発散になったし、1度の勇気でこんなに変わるなら早く言えばよかったです!DCから帰ってきた日には虹が出ていました!
街はもうハロウィンムードで、家の飾り付けも始まり、また今日からも楽しい毎日になりそうです:)
学校のことも書こうと思っていたのですが、長くなってしまったのでまた次回にします!
最後まで読んでくださりありがとうございました!