Fumikaのアメリカ高校留学・体験談6ヶ月目
明けましておめでとうございます。遂に2013年になり、2nd semester も始まりました。学校の新しいスケジュールにも何とか慣れてきたところです。
さて、前回のレポートから今回までに大きな行事で言えばChristmas とNew Year's Day がありました。Christmas は日本のとは比べ物にならない程大きくて、thanksgiving 同様、テキサス州のgrand parents のお家のbig home party に行ってきました!出発の前日にホストファミリーのプレゼント渡しがありましたが、1ヶ月ぐらいかけて買い集めたプレゼントがツリーの下に山盛りになっていて、一人に対していくつもプレゼントがありました。私も沢山いただき、私も日本の物やコーディネーターさんと買い物に行った時に買ったプレゼントなどをホストファミリーに渡しました。前のホストファミリーでもそうでしたが、「浴衣」はすごく喜ばれます!
Grand parents のパーティーでは「家族」について考えるきっかけになりました。日本を離れるまで特に意識していなかった「家族」が私にとってどんな存在であるのか 離れて初めて実感しています。アメリカの親戚の方達はみんな「Fumikaが家族の一員になってくれて嬉しいよ」と言ってくれるので感謝の気持ちでいっぱいです。16歳でこのように「家族」などを真剣に考える機会に出会えて本当に良かったです。
アメリカでは新年は特に特別ではありませんでした。大晦日に消防署に行ってキャンプファイアーや花火をしましたが、ホストシスター達に「カウントダウンしよう!」と誘ったら「えー」と面倒くさがれ、(結局引っ張てきて一緒にカウントダウンしましたが (笑)) お正月の存在が特に特別ではないことを実感しました。(ホストパパは「元日はただ"仕事しなくていい日"」と言っていたし....でもアメリカ人でもnew year's party をする人もいるようです)
ところで、私の中でも一番大きかった変化と言えば ソフトボールのチームに入ったことです。学校が始まる前日、2時半から7時までboot camp と練習があり、今までスポーツなど体育以外やったことがない私にとって本当に辛い練習でした。練習の後、ホストパパが学校に迎えに来てくれましたが、車の中で号泣し「私にはこれ以上出来ない」と弱音を吐いてしまいました。ホストパパは「Fumikaはトランペットを頑張ってるから、本当に自分に合わないと思ったら辞めてもいいんだよ。挑戦しただけでも偉い。」と言ってくれて、その一週間頑張ってみて週末にどうするか考えよう、という事になりました。コーチにも「やっていける自信がない」と話したら、「誰でも一つ大きな壁があるけど、それにぶつかった時、簡単に諦めないでほしい。初めから上手くやろうとしなくていい。他のみんなは10年ぐらいソフトボールをやっていて、君は昨日始めたばかりなんだから。」と言われました。それに、どんなに私が走るのが遅くても、みんなのように素早く色んなことが出来なくても、チームメイトみんなが「Mika! You can do it!」(Mikaと呼ばれてます)や、「good job!!」と毎回言ってくれることと、その週の木曜日の練習で初めてhitting machine で球を打った時にみんなが本当に褒めてくれて喜んでくれたので本当に嬉しくて嬉しくて、続ける決意をしました。「Never give up.」っていい言葉のような気がしますが、それよりも私は「Do not give up easily.」の方をホストパパやコーチの言葉から心と体で学びました。
また、ブラスバンドの"All region"のtryoutで約90人中9番、といういい結果が残せてコンサートの参加権を得たので、今週末に泊まりでコンサートに参加してきます!"All region"というのは、アーカンソー州を9つの地域に分けて、それぞれでtryoutをしてコンサートメンバーを決め、コンサートをするものです。学校のブラスバンドの席順決めのtryout ではトランペットの中で1番いい席をもらえたこともあり、ブラスバンドも凄く充実しています!
いいことばかりでなく…数学の授業を変えたら、日本で既に習ったことなのに何一つ覚えてなくて訳がわからなくなっていることと、ソフトボールで宿題をする時間が減り 本当に困ってます。この問題は先生やカウンセラーと相談しなくてはいけません…ソフトボールで精一杯で自分自身の英語の勉強が最近疎かになっているので生活に慣れてきたら出来るだけすぐに再開しようと思います!毎日の少しずつの積み重ねが5ヶ月後の大きな変化に繋がるんですよね。
人生でたった一回の高校留学生活も半分以上過ぎました。この6カ月間、すごく嬉しかったことも、「こんなに泣くことできるんだ」と自分でもびっくりするほどひたすら悲しかった時も、「生きてて良かった!」と心から思う程楽しかったことも、数えきれないほどありました。何も考えずに過ごした日など一日たりともなく、毎日が今だに大変で、必死に過ごしています。どんなに楽しくても、どんなに辛くても、「(日本に)帰れない、帰りたくない」この環境で前を向いていくしかありません。留学6カ月目の今、全てが少しずつ、ほんの少しずつ良い方向に向かっていて、その中でも「新しい事に挑戦する気持ち」、「初心を忘れない事」、そして何より「壁にぶち当たっても簡単には決してあきらめない心」を持ち続けていきたいと思います。ここに来てから何一つとして簡単に上手くいったことなどないけれど、ひとつひとつ頑張ってきた自分、そしてこれからも頑張っていく自分をほんの少し誇りに思いたいです。
常に向上心を持って、全ての事に感謝の気持ちを忘れずに、後半5カ月間悔いのないように奮闘していきます!