Fumikaのアメリカ高校留学・体験談7ヶ月目
こんにちは。お元気ですか?毎回レポートを書き始める時、もう1ヶ月たったのか...という気分になります。
この1ヶ月間、誕生日と幾つか吹奏楽のコンサート、オーディションなどがありました。誕生日の日の朝、「誕生日だから、放課後日本料理のレストランに行こう」とホストママに言われたのですっかりそうするんだと思って一日を過ごしてました。ところが放課後のソフトボールの練習がいつものように7時頃に終わり、ホストママが迎えに来てくれて、そのまま家に帰って着替えてレストランに行くのかと思いきや、ホストシスター達を迎えに行くから、と言われて町の消防局(大晦日にパーティーがあったところです)に連れていかれ、ドアを開けた瞬間、沢山の友達が一斉に「Happy birthday!!!」と言ってハグをしてくれました!!! 全然知らなかったので最高のサプライズバースデーパーティーでした!! 本当に素晴らしいホストファミリーと友達に感謝です!
誕生日の次の日にはall region(前回のレポートで説明したものです)のコンサートがありました。金曜日と土曜日の午前中にひたすら練習をし、土曜日の午後にコンサートがありました。泊まりだったこともあり、吹奏楽の友達とさらに親しくなれた気がします。それと、驚いたことに 何曲かあったコンサートの候補曲の中に1曲、日本の曲がありました!結局2日間で仕上げるには難しすぎる、ということになり演奏しませんでしたが、私が日本の中学の吹奏楽部にいたときに演奏したことのある曲だったのですごくびっくりしました。あともう一曲印象深かった曲は、日本の東日本大震災の犠牲者の方々のために作られた曲です。指揮者の方の友達(アメリカ人)が作った曲だそうです。私の推測だと指揮者の方が世界的に活躍される方だったので日本に興味があるんだと思います。コンサートの後に話しかけられて「ありがとう」と「さようなら」を言われました!思いがけないところで素晴らしい出会いがあり、いい経験になりました!
前回のレポートでも書きましたが、all regionのオーディションで約90人中9番だったので、All-Stateのオーディションに挑戦できました。これはアーカンソー州全体の高校の吹奏楽部員でall region でいい結果を残した人達が今度は州全体のオーディションに参加してAll-State(州全体)のコンサートメンバーを決めるものです。トランペットは110人ぐらいがオーディションを受け、35人だけがコンサートメンバーに選ばれましたが、なんとその35人の中に入れました!!!奇跡みたいで最初は信じられませんでした(笑)ある人が「Making All-State is the biggest thing for high school band members!」と言っていました。私の高校からは10人オーディションを受ける権利を得ましたが、私を含め3人だけがメンバーに選ばれました。写真はその3人のコンサート直前です。All-Stateは先週の木曜日から土曜日までひたすら練習し、土曜日の午後にコンサートがありました。他のメンバーはびっくりする程みんな上手で刺激になり、この経験は今後の吹奏楽全体のコンテストに活かせそうです。All region とAll-Stateは一生忘れられない思い出となりました!
さて吹奏楽のことばかりやっていたわけではありません。ソフトボールの毎日の練習も頑張っています。だんだん球の打ち方のコツも掴めてきたり、チームメイト達が褒めてくれるのも嬉しいです。今週末からシーズンが始まるので不安と楽しみな気持ちでいっぱいです!
それから最近ものすごく嬉しく思うことは私のホストファミリーが本当に素晴らしい方々だということです!私の町にはアジア食品のお店はありませんが、何処かに行った時はアジア食品のお店を調べて連れて行ってくれるし、日本米や炊飯器を買ってきてくれたり...そういうことも凄く嬉しいし、私が浮かない顔をしてると心配してくれたり、と精神的にも支えられています。私も恩返しが出来てたらいいなあと思います。
しかし英語力に今だにものすごく不安があります。特に発音と単語力...。コツコツやるしかないのはわかっているんですが、何が邪魔するのか思うようにできません...。たった10カ月という限られた時の中でアメリカの生活を楽しんで、英語の勉強をして、苦しんで、でもまた乗り越えて、辛くても頑張って、いつの間にか7カ月たっていました。6月までのあと4カ月間、どれだけのことが出来るでしょうか...?誰にもわからないけれどやれることをやれるだけやっていくしかありません。始めの3カ月間の辛さとは違うけれど、今は自分自身の弱さ(怠け癖など)に向き合わなくてはならない時期なのかもしれません。後悔しないように一日一日大切に過ごしていきます!
ではまた一ヶ月後に...。