Hinataのニューメキシコ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 8ヶ月目
早いもので8ヶ月目となり、数えたくないですが確認すると残りはとうとう70日を切っていて、来た頃は2桁なんてまだ先の先だーと思っていたけれど本当に時の流れは早いです。
まずは1月31日から2月3日にあったアメリカの留学団体主催のDisney World trip(希望制)について書きたいと思います。留学に来る前から行きたいと思っていて、ずっとこの日を待ち望んでいました。久しぶりに日本人や他国からの留学生に会うことができ、はじめてのアメリカのDisneyは最高に楽しかったです!ここから長々とディズニーレポになってしまい留学とは関係のない内容なので興味ない方飛ばしてもらって構いません(笑)
初日は朝5時の飛行機に乗り、現地にはお昼すぎに到着しました。はじめて飛行機に1人で乗る予定だったのですが極度の方向音痴なので迷わないか心配でした。しかしたまたま乗り換えのときに他の留学生に会うことができて無事に到着することができました!会った直後に電車を間違えそうになったので友達に会えていて本当に良かったです。現地に着いてから夕方のショッピングまで時間があったのでプールで遊びました。自分の住んでいる地域だと寒くて半袖どころではないのですがフロリダ州は暖かくてプールを楽しめる気候でした。ショッピング場所はDisney Springs で、宿泊場所からは船で移動しました。ディズニーのお店やブランドショップなどすべてが揃っているようなモールで夕方から夜しかないのが残念すぎるほど盛りだくさんでした!
2日目はまずエプコットに行きました。成り行きで回ることになったメンバーで行動しましたがどこになんのアトラクションがあるか全く分かっていなかったのでとにかくメンバーについて行きました。ここには様々な国のパビリオンがあって国ごとにキャストもその国の人達で日本館にももちろん日本人のキャストがいました。実際は日本館に限らず日本人の観光客がびっくりするほど多くここは本当にアメリカか?と疑うほどでした。ディズニーワールドに来たということで気持ちもハイテンションだったのでArisaさんと一緒にフェイスペイントをやりました。二人揃って顔半分が骸骨だったので色んな人に注目されましたがここだからできることだなと思ったのでやってよかったです(笑)。午後はディズニー・ハリウッド・スタジオに行きました。名前の通りハリウッドに来たような世界観(行ったことないですが)でディズニーとユニバーサル・スタジオのいいとこ取りみたいな感じでした。夜にはショーがありショーやパレードに全く興味が無かったので最後だけ見たのですが花火や炎の演出が素晴らしくて、ちゃんとはじめから見ればよかったとちょっぴり後悔しました。
3日目の午前中はアニマル・キングダムに行きました。入園してダッシュで向かったけれど3時間待ちをしたアバターのアトラクションは待ち時間の辛さを忘れるほどのベストオブアトラクションでした!午後は最後のパークであるマジック・キングダムに行きました。ここは東京ディズニーランドとほぼ同じ感じなので日本に戻ったような気がしました。ここではアトラクションガチ勢の友達と休憩なしで乗りまくりました!日本だと120分待ちくらいするのが普通の3大マウンテンやプーさんの乗り物、タワー・オブ・テラーなどが長くても半分の60分ほどで乗ることができました(短いと20分位)。とてもタイトスケジュールで走りまくったり(本当は走っちゃだめです)したので一緒に回ったメンバーとは、こんな乗れたのは私達くらいじゃない?と盛り上がっていたのによくよくみんなに話を聞くと同じくらい乗れていてしかもビッグサンダーマウンテンに待ち時間なしで乗れている人もいてただ私達の時間の使い方が下手だっただけのようでなんだかがっかりしました(笑)。
次の日は帰るだけで朝早くに帰る友達にはお別れを言えませんでした(疲れすぎていて起きられませんでした)。でもこの4日間はとても充実して、久しぶりに話しすぎて笑いすぎて口が痛くなるほどでした(笑)。夢の国だけに本当に夢のような楽しい時間を過ごすことができて、また残りの日々を精一杯頑張ろうという励みになりました。
ここからやっと留学生活の話題に移ります。
学校生活ではバスケットボールのシーズンが終わりました!!久しぶりの運動と、新しく友達を作るということで大変なことも多かったですがやっぱり私はチームに入って良かったと思います。次のシーズンにtruckがあり、バスケのみんなやコーチから、「Hinataは足がめちゃくちゃ速かったから入るべきだよ!」と言ってもらえたのと、私自身走ることが好きなので入ろうかなとも思ったのですが、結論から言うと入らないことにしました。何度もレポートで書いているようにホストファミリーは週末出かけるのがほとんどで、バスケの間は予定をずらしてくれていました。でも「もし次もなにかスポーツに入って予定が被った場合はもう待つことはできない」と言われてしまい、部活と家族、どちらも本当に同じくらい大切でどちらを選んでも後悔することは目に見えていました。一般的には「留学は一度きり、やらないで後悔するならやって後悔しろ」だと思うし、私もこの考えで行動するように心がけています。でも今回に限っては、部活によって体験できなくなるものが大きいし、楽しいことも多かったですがなにより、自分の精神的負担もかなり大きく感じていました。精神的負担と言っても小さなことばかりですがバスケを始めて少したったくらいに肩に激痛(肩こりのめちゃくちゃひどい感じ)を感じ、そのようなことに詳しいホストファザーのお母さんに診てもらったら「原因はストレス!こんなに凝っている人初めてだよ」とまだ17歳にして言われ(笑)、そういう小さな不調が度々起こることで、せっかくの楽しい時間も常に心配事がちらついてしまうので、どちらを選んでも後悔するなら少しでも負担を減らせる方にしたいという考えに至りました。
留学が大変なのは当たり前だし、「辛くても耐えるものだ!」と言われたらまあ言い返せることはなにもないですけれど、自分のキャパの中で最大限、部活がないぶん他のことを精一杯頑張ろうと思っています。また部活に入りたかった一番の理由が、「友だちを作りたい」ということでした。自分の気持ちとしてとにかくたくさん友達を作らなくては、という焦りが常にあり、「友達作り=部活」と決めつけていました。もちろん入れば出会いが広がるのは確かですが、今思うと部活に固執する必要もないと思えています。でも前はそのような考えに至る余裕がなく、ホストファミリーに「Hinataは友達たくさんいるよ」と言われても、頑なに友達作りに執着していました。私が知らないうちに名前を覚えてくれた子や、クラスも部活も被っていないのに毎回会うと話しかけてくれる子、6月に帰国すると伝えたら「悲しいけどお別れパーティー開くね」と言ってくれる子や、更には、「家に匿うから飛行機ばっくれて!」(笑)とまで言ってくれる子など既に色んな人と繋がりを持てているのに一番近くを見ることが出来ていませんでした。残りの2ヶ月、もっともっとと交友関係を広げることも大事だとは思いますが、今いる友だちを大切にしていきたいと改めて感じています。
次に友達との思い出として、友達とお泊まり会をしました!前に参加していたダンスチームの友達の誕生日会からそのままお泊まりをしました!辞めてしまった今もそのように呼んでくれるのは本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。夜中まで起きていて深夜テンションも相俟り、ゲームで負けた人はスパイシーソースを飲む!という、どう考えても悲惨なことになることが目に見えている罰ゲームが考案されました。一回負けるごとにスプーンの半分の量で、4回負けたらそれで敗退というルール(1回負けたら敗退させてほしい)でしたが、私は割と始めの段階でボロボロに負けて見事(?)スプーン2杯の試練が与えられました。一番始めにやるのは怖かったので3番目くらいにしてもらいましたが、みんなが辛い辛いと言いながらもそこまで酷くなさそうだったので、友達からの「舌にできるだけ付けずに喉に落として飲み込め!」というアドバイスと共に高を括って挑戦したら、飲んだ瞬間辛いというより痛いし咽るし涙は出てくるしで大変なことになりました。友達は日頃から辛いものに慣れているし、まさか私がここまで酷い症状が出ると思っていなかったらしく、スプーン2杯目は取り消してくれました(笑)。その後も辛さが引かずに牛乳を1ガロンの容器のままもらってひたすら飲みまくりました。そのハプニング以外は楽しい時間で良い思い出になりました!
ここ最近でかなり面白かったことは、スーパーマーケットでたまたま日本人(女子大学生くらい)の方々を見つけてホストマザーがシスターに「日本語で話しかけてきな!と」言って、始めは渋っていたシスターもマザーが1ドルあげると言ったら秒で話しかけに行きました(笑)。「こんにちは、私の名前は〇〇」と突然自己紹介をしたので相手の方はびっくりした様子でしたが、笑顔で挨拶をかえしてくださいました!事情を説明しようと思って口を開いたら「私はJapanese でアメリカにstay していて…」というように突然ルー大柴(ネタが古い)みたいな話し方になってしまって自分でも何を言っているのか分からず、説明どころではありませんでした(笑)。日本語を忘れるほど英語漬けだから〜と言いたいところですがそうではなく、久しぶりの日本語での会話にテンパってしまいもっと恥ずかしくなってそそくさと逃げ帰ってきたというオチです。「英語漬けで日本語を忘れるくらい追い込んで過ごしたい!」と意気込んで来たもののそこまで徹底するのはなかなか難しいですが、最後の2ヶ月くらいはもう少し英語でいっぱいの生活にしたいと考えています。
最近驚いた事といえば、留学前に自分や自分の家族、友達との写真と、日本の両親からホストファミリーへの手紙をアメリカの団体の方に送っていたのですが、なんとホストファミリーが受け取ったのは2月だったということです。私の場合、6月頃にファミリーが決まってメールで連絡を取っていたのですが、ファミリーから「あなたの写真を送って!」と何度か言われて、「もう何枚か団体を通して送ったけどもっと見ておきたいのかな?」と思っていたらホストファミリーには届いていなかったからだとここに来てやっと分かりました。手紙は行く前の体で書かれていましたが、仲良くなった今だから手こそ紙についていろいろ楽しく話せたのでこれはこれで良かったのかなと思います(笑)。
次に日本の家族との連絡についてですが、第一前提として極力控えるようにはしています。連絡は主に送ってもらう荷物の事や出費が多い時の相談などです。前回のレポートで電話をしたと書きましたが、それは本当にたまたまですし、電話は出来る事ならしない方がいいと思います。私のホストファミリーはこちらに来た当初から「1週間に1回くらいはすれば?」や、最近に至っては「電話しよう!私たちも日本語で話したい!」とめちゃくちゃ電話させようとしてきますが(笑)、全て断っています。せっかくこちらの生活に慣れようとしているのに電話をしてしまっては良い影響はないと思うので緊急時など以外は当然の事ながらやめた方がいいと思います。メキシコ人の友達で、家族はメキシコに住んでいて親戚とアメリカで暮らしている子には「毎日電話しないとか考えられない!」と言われてしまいましたが10ヶ月くらい話さなくてもなんとかなります(笑)。
連絡手段は他にも回数自体は少ないですがたまに手紙を送りあっています。LINEはすぐに送れるので便利ではありますが、手紙は書くにあたって少なからず時間がかかるので有り難みが違う気がします。日本の家族の近況報告など、割とどうでもいい内容が多い(応援メッセージももちろんあります)のですが、このやりとりは結構気に入っているのでオススメしたいと思います!「あと2ヶ月しかないと焦ることなく、あと2ヶ月もあると思ってまだ達成できないことにチャレンジして自分自身が一つでも満足できることを増やしていってね」という母からのメッセージは焦っていた私にとって一度踏み止まって冷静に考えようという気にさせてもらえたし、手紙に助けられることも多いので留学中の道しるべにもなると思っています。金銭面での負担はもちろん親に頼りきりですが精神面で、留学を通してもっと自立したいと考えていました。日本にいた時も高校生だしもう大抵のことは自分でできると思っていたけれど、ここに来て改めて親の支えに助けられているなと日々感じています。直接は恥ずかしくて言えないのでレポートで書かせてもらいます。
“手紙はサプライズで届くから、届いた日はめちゃくちゃ嬉しいし、毎回読んで特に感動するところでなくても涙が止まらなくなるし、応援のメッセージは辛くなったら思い出すようにしているし、気持ちの面でも支えられていることだらけだと留学を通して感じられています。いつも本当にありがとう。あと2ヶ月、悔いのないように過ごして日本で会えるの楽しみにしてます!“
そして一つ、次の留学生に今留学している身として伝えておきたいことがあります。文際交流協会のホームページに載っているBIEE通信に事前課題の一つである、「ケーススタディ」について書かれていたのでその話になります。この号を読んでもらうと内容が分かると思うのですが、例として挙げられてるものの回答として私は、「一緒にスーパーマーケットに行った際に野菜を自分で買う」「日本食を振る舞う機会をたくさん作って栄養のバランスを保つ」というような感じに書いたと記憶しています。実際、今のホストファミリーとの現状としてめちゃくちゃ偏った食生活でまさにこの例通りの生活です。私も栄養バランスが原因で体調が優れない時が度々あります。しかし、ケーススタディで書いたことを実践出来ているかというと出来ていません。1人だけ別メニューで食べるなんてファミリーの中でできるわけもなく、かと言って全員分作るとなるとそんなに毎日余裕があるわけでもないので難しいです。正直、ケーススタディに書かれてある食生活について以外のケースは、「こんなことないでしょ?」「こんなの問題として取り上げるほど大ごとではないのではないかな」とめちゃめちゃ舐めた考え方をしていました。回答するにあたっても、結局は正解らしいものを書けばいいじゃないかという本当に舐め腐った思考で答えてしまいました。一年前の自分に会えるならその性根を叩き直したいです…文際の皆さんやせっかく考えてくださっているOB OGの方にもこの場を借りて謝罪します。すみませんでした!!多分1人くらいはこんな考え方の人がいるのではないかと思い忠告させてもらいますが、大ごとではないことで悩むのが留学です!!日本にいたら苦労のくの字もないようなことで日々悩み考えさせられます。ケーススタディでの内容で、「こんな場面に遭ったらこうすればいいんだ!」と正論をかまして余裕こいている人がいたら伝えておきますが、正論はいくらでもいえるけれど実行するのは100万倍大変です!!(言葉遣い悪くてすみません)
2言語を話すファミリーの場合(私もそうですが)、いちいち全ての話を翻訳してなんてことは頼めません。相手(私の場合は特にシスター)機嫌次第で嫌な態度を取られたり、無視されることもあります。逆に機嫌が良い時はHinata Hinata〜!とさっきのはなんだったんだと思うくらい態度を変えてきます。実際の自分は超がつくネガティヴ思考ですが、レポートは出来るだけポジティブに書こうと考えているので、過去のレポートに書いたスペイン語を話していたら脳内クイズ大会などが楽しく出来るのは気持ちに余裕があるときくらいで大抵はみんなが笑っているのに分からないという苦しみは常につきまとってきます。BIEE通信にも書いてある通り、自分の身に起きていないことを想像するのは本当に難しいと思います。だからこそ残りの留学までの時間で、問題として出されているものについてじっくり考えてみてほしいと思います。一丁前に書かせていただきましたが、現実問題としてどんなに過去の他人の問題を考えても自分の時には全く予想していなかった壁にぶち当たることもあると思います。考える力をつけておけば困難も解決できると思うので、どうかもう一度考えてみてください!
最後に、レポートの提出が遅れて新元号を知ることが出来たので少し書かせてもらいます。(提出期限過ぎてすみません!)新元号発表という歴史的瞬間に日本に居ることが出来ないのはかなり残念な気持ちではあるのですが、今は文明の発達ということで、官邸がなんとインスタライブを行ってくださっており、リアルタイムで新元号を知ることが出来ました!「日本に居られずに残念だ〜」と思うのではなくある意味「平成」から「令和」にジャンプした者になる、とポジティブ思考を全開にしています(笑)。
次にレポートを書くのは「令和」時代なので平成最後のレポートです!また、帰国まで9週間ほどしか残っていないので、残りの本当に限られた時間を有効に使いたいと思います。 最後まで読んでくださりありがとうございました!
まずは1月31日から2月3日にあったアメリカの留学団体主催のDisney World trip(希望制)について書きたいと思います。留学に来る前から行きたいと思っていて、ずっとこの日を待ち望んでいました。久しぶりに日本人や他国からの留学生に会うことができ、はじめてのアメリカのDisneyは最高に楽しかったです!ここから長々とディズニーレポになってしまい留学とは関係のない内容なので興味ない方飛ばしてもらって構いません(笑)
初日は朝5時の飛行機に乗り、現地にはお昼すぎに到着しました。はじめて飛行機に1人で乗る予定だったのですが極度の方向音痴なので迷わないか心配でした。しかしたまたま乗り換えのときに他の留学生に会うことができて無事に到着することができました!会った直後に電車を間違えそうになったので友達に会えていて本当に良かったです。現地に着いてから夕方のショッピングまで時間があったのでプールで遊びました。自分の住んでいる地域だと寒くて半袖どころではないのですがフロリダ州は暖かくてプールを楽しめる気候でした。ショッピング場所はDisney Springs で、宿泊場所からは船で移動しました。ディズニーのお店やブランドショップなどすべてが揃っているようなモールで夕方から夜しかないのが残念すぎるほど盛りだくさんでした!
2日目はまずエプコットに行きました。成り行きで回ることになったメンバーで行動しましたがどこになんのアトラクションがあるか全く分かっていなかったのでとにかくメンバーについて行きました。ここには様々な国のパビリオンがあって国ごとにキャストもその国の人達で日本館にももちろん日本人のキャストがいました。実際は日本館に限らず日本人の観光客がびっくりするほど多くここは本当にアメリカか?と疑うほどでした。ディズニーワールドに来たということで気持ちもハイテンションだったのでArisaさんと一緒にフェイスペイントをやりました。二人揃って顔半分が骸骨だったので色んな人に注目されましたがここだからできることだなと思ったのでやってよかったです(笑)。午後はディズニー・ハリウッド・スタジオに行きました。名前の通りハリウッドに来たような世界観(行ったことないですが)でディズニーとユニバーサル・スタジオのいいとこ取りみたいな感じでした。夜にはショーがありショーやパレードに全く興味が無かったので最後だけ見たのですが花火や炎の演出が素晴らしくて、ちゃんとはじめから見ればよかったとちょっぴり後悔しました。
3日目の午前中はアニマル・キングダムに行きました。入園してダッシュで向かったけれど3時間待ちをしたアバターのアトラクションは待ち時間の辛さを忘れるほどのベストオブアトラクションでした!午後は最後のパークであるマジック・キングダムに行きました。ここは東京ディズニーランドとほぼ同じ感じなので日本に戻ったような気がしました。ここではアトラクションガチ勢の友達と休憩なしで乗りまくりました!日本だと120分待ちくらいするのが普通の3大マウンテンやプーさんの乗り物、タワー・オブ・テラーなどが長くても半分の60分ほどで乗ることができました(短いと20分位)。とてもタイトスケジュールで走りまくったり(本当は走っちゃだめです)したので一緒に回ったメンバーとは、こんな乗れたのは私達くらいじゃない?と盛り上がっていたのによくよくみんなに話を聞くと同じくらい乗れていてしかもビッグサンダーマウンテンに待ち時間なしで乗れている人もいてただ私達の時間の使い方が下手だっただけのようでなんだかがっかりしました(笑)。
次の日は帰るだけで朝早くに帰る友達にはお別れを言えませんでした(疲れすぎていて起きられませんでした)。でもこの4日間はとても充実して、久しぶりに話しすぎて笑いすぎて口が痛くなるほどでした(笑)。夢の国だけに本当に夢のような楽しい時間を過ごすことができて、また残りの日々を精一杯頑張ろうという励みになりました。
学校生活ではバスケットボールのシーズンが終わりました!!久しぶりの運動と、新しく友達を作るということで大変なことも多かったですがやっぱり私はチームに入って良かったと思います。次のシーズンにtruckがあり、バスケのみんなやコーチから、「Hinataは足がめちゃくちゃ速かったから入るべきだよ!」と言ってもらえたのと、私自身走ることが好きなので入ろうかなとも思ったのですが、結論から言うと入らないことにしました。何度もレポートで書いているようにホストファミリーは週末出かけるのがほとんどで、バスケの間は予定をずらしてくれていました。でも「もし次もなにかスポーツに入って予定が被った場合はもう待つことはできない」と言われてしまい、部活と家族、どちらも本当に同じくらい大切でどちらを選んでも後悔することは目に見えていました。一般的には「留学は一度きり、やらないで後悔するならやって後悔しろ」だと思うし、私もこの考えで行動するように心がけています。でも今回に限っては、部活によって体験できなくなるものが大きいし、楽しいことも多かったですがなにより、自分の精神的負担もかなり大きく感じていました。精神的負担と言っても小さなことばかりですがバスケを始めて少したったくらいに肩に激痛(肩こりのめちゃくちゃひどい感じ)を感じ、そのようなことに詳しいホストファザーのお母さんに診てもらったら「原因はストレス!こんなに凝っている人初めてだよ」とまだ17歳にして言われ(笑)、そういう小さな不調が度々起こることで、せっかくの楽しい時間も常に心配事がちらついてしまうので、どちらを選んでも後悔するなら少しでも負担を減らせる方にしたいという考えに至りました。
留学が大変なのは当たり前だし、「辛くても耐えるものだ!」と言われたらまあ言い返せることはなにもないですけれど、自分のキャパの中で最大限、部活がないぶん他のことを精一杯頑張ろうと思っています。また部活に入りたかった一番の理由が、「友だちを作りたい」ということでした。自分の気持ちとしてとにかくたくさん友達を作らなくては、という焦りが常にあり、「友達作り=部活」と決めつけていました。もちろん入れば出会いが広がるのは確かですが、今思うと部活に固執する必要もないと思えています。でも前はそのような考えに至る余裕がなく、ホストファミリーに「Hinataは友達たくさんいるよ」と言われても、頑なに友達作りに執着していました。私が知らないうちに名前を覚えてくれた子や、クラスも部活も被っていないのに毎回会うと話しかけてくれる子、6月に帰国すると伝えたら「悲しいけどお別れパーティー開くね」と言ってくれる子や、更には、「家に匿うから飛行機ばっくれて!」(笑)とまで言ってくれる子など既に色んな人と繋がりを持てているのに一番近くを見ることが出来ていませんでした。残りの2ヶ月、もっともっとと交友関係を広げることも大事だとは思いますが、今いる友だちを大切にしていきたいと改めて感じています。
もう一つ、友達との思い出はバレンタインデーです。カップルの場合、ぬいぐるみやら風船やらお菓子やらを男の子から女の子にプレゼントしてしていて学校内でも彼女さんは大荷物という感じでしたが、もちのろんで私には程遠い話なので友達に小さいぬいぐるみと手紙を渡しました!手紙は折り紙でハート形を折ってメッセージと相手の名前を日本語(カタカナ)で書いて渡したらみんなから “You’re so sweet!”と言ってもらえたのでやって良かったと思いました。ファミリーにはお花とチョコレートと手紙、シスターにはそれぞれちょっと大きめなクマのぬいぐるみをプレゼントしたら、シスターはぬいぐるみに名前を付けてどこに行くにも持ち歩いてくれてとっても嬉しかったです!ファミリーからはバレンタインの前々から、「バレンタインにはチェキを買ってあげる!」と言われていて、実は日本にいた時からすごく欲しかったもので買ってもらえた時はめちゃくちゃ嬉しかったです!早く使おうと思いつつ持ち歩いても大事な時にしようと撮るタイミングを見つけられずに今も使えていないので帰国前にはかならず使いたいと思います。
ここ最近でかなり面白かったことは、スーパーマーケットでたまたま日本人(女子大学生くらい)の方々を見つけてホストマザーがシスターに「日本語で話しかけてきな!と」言って、始めは渋っていたシスターもマザーが1ドルあげると言ったら秒で話しかけに行きました(笑)。「こんにちは、私の名前は〇〇」と突然自己紹介をしたので相手の方はびっくりした様子でしたが、笑顔で挨拶をかえしてくださいました!事情を説明しようと思って口を開いたら「私はJapanese でアメリカにstay していて…」というように突然ルー大柴(ネタが古い)みたいな話し方になってしまって自分でも何を言っているのか分からず、説明どころではありませんでした(笑)。日本語を忘れるほど英語漬けだから〜と言いたいところですがそうではなく、久しぶりの日本語での会話にテンパってしまいもっと恥ずかしくなってそそくさと逃げ帰ってきたというオチです。「英語漬けで日本語を忘れるくらい追い込んで過ごしたい!」と意気込んで来たもののそこまで徹底するのはなかなか難しいですが、最後の2ヶ月くらいはもう少し英語でいっぱいの生活にしたいと考えています。
アメリカの留学団体の手伝いとしてローカルコーディネーターさんの通っている教会でホストファミリーについての説明と、別日にガールズスカウトで文化紹介を行いました!一つ目のホストファミリーについての説明は教会のホールのようなところにブースを設けて頂いて教会での話の中で紹介してもらい、帰り際に立ち寄ってもらう形式でした。教会は3部に分かれており、説明をする時間よりも待っている時間が長かったのですが、同じく手伝いで来ていたドイツ人の留学生と談笑したり、置いてあったドーナツをみんなでひたすら食べていたら教会の方に残りの全部あげるよと言ってもらえたり、ただただ楽しい時間を過ごせました。ガールズスカウトではAyakaさんと折り紙を子供達に教えました。普通に過ごしているだけだとなかなか日本について家族や友達以外に伝える機会がないのでこのような機会を作って頂けて良かったです!
次に日本の家族との連絡についてですが、第一前提として極力控えるようにはしています。連絡は主に送ってもらう荷物の事や出費が多い時の相談などです。前回のレポートで電話をしたと書きましたが、それは本当にたまたまですし、電話は出来る事ならしない方がいいと思います。私のホストファミリーはこちらに来た当初から「1週間に1回くらいはすれば?」や、最近に至っては「電話しよう!私たちも日本語で話したい!」とめちゃくちゃ電話させようとしてきますが(笑)、全て断っています。せっかくこちらの生活に慣れようとしているのに電話をしてしまっては良い影響はないと思うので緊急時など以外は当然の事ながらやめた方がいいと思います。メキシコ人の友達で、家族はメキシコに住んでいて親戚とアメリカで暮らしている子には「毎日電話しないとか考えられない!」と言われてしまいましたが10ヶ月くらい話さなくてもなんとかなります(笑)。
連絡手段は他にも回数自体は少ないですがたまに手紙を送りあっています。LINEはすぐに送れるので便利ではありますが、手紙は書くにあたって少なからず時間がかかるので有り難みが違う気がします。日本の家族の近況報告など、割とどうでもいい内容が多い(応援メッセージももちろんあります)のですが、このやりとりは結構気に入っているのでオススメしたいと思います!「あと2ヶ月しかないと焦ることなく、あと2ヶ月もあると思ってまだ達成できないことにチャレンジして自分自身が一つでも満足できることを増やしていってね」という母からのメッセージは焦っていた私にとって一度踏み止まって冷静に考えようという気にさせてもらえたし、手紙に助けられることも多いので留学中の道しるべにもなると思っています。金銭面での負担はもちろん親に頼りきりですが精神面で、留学を通してもっと自立したいと考えていました。日本にいた時も高校生だしもう大抵のことは自分でできると思っていたけれど、ここに来て改めて親の支えに助けられているなと日々感じています。直接は恥ずかしくて言えないのでレポートで書かせてもらいます。
“手紙はサプライズで届くから、届いた日はめちゃくちゃ嬉しいし、毎回読んで特に感動するところでなくても涙が止まらなくなるし、応援のメッセージは辛くなったら思い出すようにしているし、気持ちの面でも支えられていることだらけだと留学を通して感じられています。いつも本当にありがとう。あと2ヶ月、悔いのないように過ごして日本で会えるの楽しみにしてます!“
そして一つ、次の留学生に今留学している身として伝えておきたいことがあります。文際交流協会のホームページに載っているBIEE通信に事前課題の一つである、「ケーススタディ」について書かれていたのでその話になります。この号を読んでもらうと内容が分かると思うのですが、例として挙げられてるものの回答として私は、「一緒にスーパーマーケットに行った際に野菜を自分で買う」「日本食を振る舞う機会をたくさん作って栄養のバランスを保つ」というような感じに書いたと記憶しています。実際、今のホストファミリーとの現状としてめちゃくちゃ偏った食生活でまさにこの例通りの生活です。私も栄養バランスが原因で体調が優れない時が度々あります。しかし、ケーススタディで書いたことを実践出来ているかというと出来ていません。1人だけ別メニューで食べるなんてファミリーの中でできるわけもなく、かと言って全員分作るとなるとそんなに毎日余裕があるわけでもないので難しいです。正直、ケーススタディに書かれてある食生活について以外のケースは、「こんなことないでしょ?」「こんなの問題として取り上げるほど大ごとではないのではないかな」とめちゃめちゃ舐めた考え方をしていました。回答するにあたっても、結局は正解らしいものを書けばいいじゃないかという本当に舐め腐った思考で答えてしまいました。一年前の自分に会えるならその性根を叩き直したいです…文際の皆さんやせっかく考えてくださっているOB OGの方にもこの場を借りて謝罪します。すみませんでした!!多分1人くらいはこんな考え方の人がいるのではないかと思い忠告させてもらいますが、大ごとではないことで悩むのが留学です!!日本にいたら苦労のくの字もないようなことで日々悩み考えさせられます。ケーススタディでの内容で、「こんな場面に遭ったらこうすればいいんだ!」と正論をかまして余裕こいている人がいたら伝えておきますが、正論はいくらでもいえるけれど実行するのは100万倍大変です!!(言葉遣い悪くてすみません)
2言語を話すファミリーの場合(私もそうですが)、いちいち全ての話を翻訳してなんてことは頼めません。相手(私の場合は特にシスター)機嫌次第で嫌な態度を取られたり、無視されることもあります。逆に機嫌が良い時はHinata Hinata〜!とさっきのはなんだったんだと思うくらい態度を変えてきます。実際の自分は超がつくネガティヴ思考ですが、レポートは出来るだけポジティブに書こうと考えているので、過去のレポートに書いたスペイン語を話していたら脳内クイズ大会などが楽しく出来るのは気持ちに余裕があるときくらいで大抵はみんなが笑っているのに分からないという苦しみは常につきまとってきます。BIEE通信にも書いてある通り、自分の身に起きていないことを想像するのは本当に難しいと思います。だからこそ残りの留学までの時間で、問題として出されているものについてじっくり考えてみてほしいと思います。一丁前に書かせていただきましたが、現実問題としてどんなに過去の他人の問題を考えても自分の時には全く予想していなかった壁にぶち当たることもあると思います。考える力をつけておけば困難も解決できると思うので、どうかもう一度考えてみてください!
最後に、レポートの提出が遅れて新元号を知ることが出来たので少し書かせてもらいます。(提出期限過ぎてすみません!)新元号発表という歴史的瞬間に日本に居ることが出来ないのはかなり残念な気持ちではあるのですが、今は文明の発達ということで、官邸がなんとインスタライブを行ってくださっており、リアルタイムで新元号を知ることが出来ました!「日本に居られずに残念だ〜」と思うのではなくある意味「平成」から「令和」にジャンプした者になる、とポジティブ思考を全開にしています(笑)。
次にレポートを書くのは「令和」時代なので平成最後のレポートです!また、帰国まで9週間ほどしか残っていないので、残りの本当に限られた時間を有効に使いたいと思います。 最後まで読んでくださりありがとうございました!