Izumiのニューメキシコ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 1ヶ月目
初めまして!この度レポーターを務めさせて頂きます Izumi と申します。レポートを読んでくださっている皆様やアメリカ留学を考えている学生の皆様にアメリカでの様子やアメリカの文化、アメリカの学校生活などわかりやすくお伝えし、「アメリカ行きたいな」 「アメリカ留学したいな」と思ってもらえるようなレポートを毎月書くことが私の目標です。この目標をしっかり果たすことが出来るよう頑張ります!10ヶ月間よろしくお願い致します。
☆彡7月17日 出発日
出発地、成田空港では5月に行われた東京研修で出会った仲間との再会を喜び、期待や不安、興奮や緊張など様々な気持ちを背負って私達のアメリカ留学は幕を開けました。
☆彡7月18日〜7月30日 事前研修
7月18日から約2週間、オハイオ州のグランド・リバー・アカデミーという高校で事前研修が行われました。日本からの留学生に加え、中国、韓国、タイ、ベトナム、スペイン、スコットランドからの留学生も参加しました。この研修ではグループに別れて、スキットを作ったり、歌ったり踊ったり、楽しみながら英語やアメリカの文化を学びました。また、アメリカ文化以外にも留学生たちがお互いに自国の文化を教え合って、それぞれの国の文化を学ぶことが出来ました。私のルームメイトは中国からの留学生で、その子と夜遅くまで自国の文化を紹介し合いました。そして日本の文化と中国の文化が似ていることを改めて実感しました。また、多くの中国の留学生は日本に干支があることを知らなかったようで、 「日本にも干支があるよ」と答えたら、凄く驚いていました。このキャンプでたくさんの異文化を知ることができ、様々な国の文化に興味を持つようになりました。
私達は研修中にロックンロールミュージアムやナイアガラの滝、ビーチなどさまざまな場所へ訪れました。特にナイアガラの滝ではびしょ濡れになりながら、想像していた以上のスケールに心を奪われました。ナイアガラの滝に行く前に絵の具やペンを使って各自オリジナルTシャツを作ったのですが、中国の留学生の男の子のTシャツが水に濡れて見事に色落ちしてしまい、上半身全体に絵の具がついてしまうハプニングがありました。そのおかしな状況に周りにいた私達も当の本人も大笑いしたり、叫んだり、たくさん騒ぎました!
また、研修中には文化発表会があり、それぞれの国に分かれて、自国の文化を発表しました。 私達は「上を向いて歩こう」を歌った後、けん玉や剣道、組体操を紹介し、最後は盆踊りをホールにいる全員で踊りました。発表は大成功!とってもとっても盛り上がりました。楽しかった研修もあっという間に最終日を迎えました。私達は別れを惜しみ、これから始まるそれぞれの新しいスタートに期待を膨らませ、グランド・リバー・アカデミーを出発しました。この研修で国や文化に違いはあったとしてもそれは本当に小さな壁で、私達は一緒に歌うこともスポーツをすることも笑い合うことも出来る、目的はそれぞれ違ったとしても、同じ留学生であることは変わらないんだということを学びました。この研修は私にとって本当に忘れることの出来ない貴重な研修でした。数えられないくらいたくさんのことを学び、考え、とても充実した2週間でした。
☆彡7月30日〜 ホストファミリーのお家へ
事前研修を終え、私はニューメキシコ州のアルバカーキという所でホームステイをしています。ニューメキシコ州はその名の通りメキシコの影響を受けていて、スペイン語が飛び交うことも少なくはありません。また、ニューメキシコチリというニューメキシコ州発祥の唐辛子があり、私も何回か食べたのですが、本当に辛いです!ニューメキシコ州の人々は辛いものが大好きで、凄く辛いチリもペロリと食べます。私も帰る頃にはこのチリをばくばく食べれるようにトライし続けようと思います!
私はホストマザーと猫と鳥と6匹の犬と一緒に住んでいます。ホストマザーは本当に本当に優しくて、おもしろくて、料理も上手で完璧すぎるホストマザーです。ママはCommunity Association Manager というたくさんのお家のマネージメントするお仕事をしています。平日は学校が終わった後、ママの職場にいってママの仕事が終わるのを待ちます。 ママの働いている姿は本当にかっこいいです。週末は買い物に行ったり、ママが色んな場所に連れていってくれます。ママのお陰で毎日楽しくて、ママがホストマザーで本当良かったと感謝の気持ちでいっぱいです。ニューメキシコ州にくることが出来て、ママの所でホームステイさせて頂くことが出来て、本当に幸せです。
☆彡8月11日〜 ホストスクールへ
私は Manzano high schoolというとても大きな公立高校に通っています。アメリカの教育システムは必修教科が日本に比べて少なくて、必修教科以外は生徒が自分の興味がある教科や好きな教科を選ぶことが出来ます。私は必修教科であるUS history, Englishに加え、Concert choir, Symphonic band, Computer application, Ceramics, Weight trainingを選択しました。どの授業もとても楽しくて興味深いです。先生方は「わからない」と質問しに行ったら、丁寧に最後まで教えてくださるし、友達も授業中に助けてくれるので、何とか授業についていけるようになりました。ですが、やはりまだまだ自分の英語力が足りず、授業の内容をすぐに理解出来ないことのほうが多いので、もっともっと自主学習の時間を増やしていこうと思います。私は Asian Student Union (ASU)というクラブに所属しました。ここではアジアからの生徒が集まって、お互いに文化交流をします。ASUのみんなは廊下などですれ違ったら”Izumi!!”と声をかけてくれたり、「日本のこと教えて!!」と喋りかけてくれます。私の拙い英語も最後まで聞いてくれて、本当に優しい人ばかりです。ASUの生徒以外にもたくさん友達が出来て、毎日本当に楽しく過ごしています。ですが、まだまだ会話がスムーズに出来ない時もあるので、もっとスムーズに会話が出来るよう頑張ります。
8月31日、私のホストファミリーの猫が亡くなってしまいました。朝、ママから「悲しいニュースがあるの」と聞き、猫が亡くなったことを知りました。ママはショックで泣き崩れてしまい、私も急な出来事で頭の整理がつきませんでした。目の前で泣いているママを励まそうと思って言葉を掛けたかったのですが、全然英語が出てきませんでした。自分の英語力の低さに情けなくなりました。何よりママが辛いときに支えることが出来なかったことが純粋に悔しかったです。
今までの留学生活を振り返ってみると本当に楽しい思い出ばかりで、時間が経つのが本当に速いです。ですが、その反面、もう2ヶ月も経とうとしているのにまだ上手く英語でコミュニケーションを取ることが出来ません。友達もたくさん出来ましたが、私からではなくて友達のほうから声をかけてもらって仲良くなったことのほうが多いです。私は周りの環境に甘えすぎていて、自分の力でやるということが疎かになっているので、今月からは自分の力で出来たぞ!と自信を持って言える行動を取って、来月のレポートで報告出来るように頑張ります。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。