Izumiのニューメキシコ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 9ヶ月目
留学生活も9か月目を迎え、もう帰国日もすぐそこまで来ています。帰国のことを考える と本当に悲しいです。自分のなかでアメリカでの生活がこんなにも大きくなるとは思ってい ませんでした。だからこそ帰国のことを考えると辛くて、すごく不安になります。なので、今は帰国のことを頭の隅には置きつつ、メインは今、その瞬間、瞬間を思う存分楽しむことを常に考えています。残りの日々は数えるほどしかないので、今しか出来ないことに一生懸 命取り組んでいきたいと思います。
☆彡4月8日 NMAA State Choir Contest
☆彡4月8日 Prom
Promとは、アメリカの文化の1つでSenior(高3)がメインの卒業ダンスパーティーです。Promは、数あるアメリカの文化の中で私が一番体験したかった文化だったので、この日をずっと楽しみにしていました。また私は、2か月目のレポートで書いたWashington D. C.の 研修とHomecomingの日にちが被っていたので、Homecomingには行けず、今回のPromが私にとって初の学校主催のダンスパーティーだったので余計に楽しみという気持ちが強かっ たです。Promは1人ではあまりいかず、誰かとペアになって行くか複数の友達とグループになって行 くことが多いです。自分のペアのことをアメリカではdateと呼びます。ホストママが高校生 のときは、dateは必ず恋人または異性でなくてはならなかったそうなのですが、今では恋人または異性でなくてもプロムに参加できます。ママにこのことを話すとすごく驚いていまし た。 私はプロム前にSeniorの男の子にプロムに誘ってもらったので、その子と一緒にプロムに行 きました。プロムでは、思いっきりはしゃぎ、音楽に合わせて歌い、へとへとになるまでずっと踊って いました。本当にあっという間にプロムは終わってしまいました。最初で最後のプロムはと ても楽しくて、まさに夢のようでした。一生忘れることの出来ない思い出です。
☆彡4月29日 Birthday Eve
私の誕生日は4月30日なのですが、当日は歌のクラスのBanquetがあり、誕生日パーティーが開けないということで、ホストママとブラザーとブラザーの彼女が一足先に誕生日 を祝ってくれました。アメリカでは18歳は節目の年で日本でいう20歳、もう大人と見なさ れます。そのため18歳の誕生日は他の歳よりも盛大に行われるそうです。私達はディナーをした後、ホストブラザーの家に行きました。ホストブラザーの彼女がサプライズで私のた めに手作りケーキを用意してくれました。そのケーキが私の大好きなディズニー映画のアラジンに出てくるプリンセス、ジャスミンの形をしたケーキだったのでもう大興奮しました。大好きなキャラクターというだけでなく、私がジャスミンが大好きだということを知っていてくれていたことにとても感動しました。改めてこの家族の一員になれたことに感謝しました。アメリカのたくさんの家庭が留学生を受け入れていて、そのようななかでホストママに受け入れてもらって、大袈裟かもしれませんが、私達が巡り会えたのは奇跡だと思っています。ママの家庭にくることが出来て、ママと本当の母、娘のような関係になることが出来て、本当に良かったです。
☆彡4月30日 Choir Banquet
Banquetとは、チームなどのグループ間で行われるお食事会です。今回は歌のクラスの Banquetでした。Banquetでは食事だけでなく優秀だった生徒への表彰が行われたり、Senior の紹介ビデオを流したり、またこの日は私の誕生日だったので、みんなにお祝いをしてもらいました。振り返ってみるとこのクラスでは楽しい思い出よりも悔しい思い出のほ うがたくさんあるように思います。歌うことに夢中になって、音程が外れていることに気づかず、そのまま歌い続けたり、全く違うリズムで歌ったり、めちゃくちゃだと思うことが 多々あって、正直私にとってすごいストレスでした。そして自分がこのめちゃくちゃをカ バー出来ていないことに悔しいと思い続けていました。自分にもっと声量があったら…と何 度も思いました。慣れるまでの数カ月間は本当にしんどかったです。それがこのメンバーで 歌ってきて、だんだん自分のなかで考え方が変化して、もっと気楽に歌えるようになりまし た。今ではいつものめちゃくちゃも全て含めて、このメンバーで歌うことが楽しくてしょうがないです。何より日本で歌っていた時よりももっと歌うこと事態を楽しんで歌えるようになったのは、このクラスで歌ってきたお陰だと思っています。学校が終わるまでもうあまり日にちがないので、学校最終日まで思いっきり楽しんで歌っていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。