Kuraraのニューメキシコ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 4ヶ月目
Hello!ニューメキシコ州アルバカーキに留学中のKuraraです。前回のレポートに引き続き、3、4か月目の出来事についてご紹介させていただきたいと思います。
クラブ活動に関しては、秋のシーズンは元々ゴルフに入ると決めていて、日本からクラブ一式も持参していました。ほぼ毎日の練習は大変でしたがとても楽しかったです!ゴルフは秋と春がシーズンのスポーツ。クラブと勉強の両立に少し苦戦したので、冬に入るクラブは積極的に探していなかったのですが、学校で仲良くしている友達からボーリングクラブに入らないかと誘ってもらい、ほとんどしたことのない初心者ではあるものの挑戦してみることにしました。今後の成長が楽しみです。
正直、後から振り返ってみれば残りの7か月なんてあっという間で今を大切に過ごさなければならないことも分かっていますし、今後が楽しいものになることも充分理解しています。研修中やお手紙などで頂く先輩達からのアドバイスや体験談は、困難を乗り越えた後の立場からの言葉でしかないと言えるのではないでしょうか。悩みの渦中では、「そんなこと分かってるんだけどな」としか思えませんでした。
一方で非常に私の心の支えとなってくれたのは、同じく今、留学している仲間の存在でした。同じ状況に置かれているからこそ気持ちを分かち合えたり、お互いが必要としている言葉を伝え合えたりと、本当に助けになりました。
ホームシックの克服法は人それぞれですが、いざ自分がその状況に陥ると、ありきたりの方法しか思い浮かばなくなると思います。しかし、落ち着いて対処法をじっくり考えたことにより自己理解が一層深まったように感じます。私を励まし、寄り添ってくれた友人には感謝してもし切れません。
学校生活
まず初めに前回のレポートでは触れることのできなかった授業について説明させてください。私はAP Statistics, US History, Life time Sports, Marketing, English, Yoga, AP Calculusを取っています。一時間目の統計学は、グラフを読んだり、自分たちで集めたデータを分析して仮説を立てたりと日本の数学を実践的にしたような授業でとても面白いです。二時間目のアメリカ史は、アメリカの歴史について学びながら現代のことに関連付けて教えてくださる先生なので過去のアメリカだけでなく、現代のアメリカについても同時に学ぶことができ、読書量が多いことを除けばとても好きな授業の一つです。三時間目の授業は体育で、大きな体育館を使ったドッジボールや野球もどきは日本では体験できないだろうなと思いながら楽しんでいます。四時間目のマーケティングは、ビジネスとは何か、国際基準のビジネスパーソンになるためには何が必要なのかというようなことを教えてくれる授業です。日本では絶対に見かけることのない授業ですが、今後の人生において一番実用的で、ありがたい情報を提供してくれていると思っています。五時間目は英語で、私は普通のシニアと全く同じクラスに入れられているので正直に言って、とても難しいです。今はフランケンシュタインを読んでいるのですが、1831年出版の本なので古典に近い単語や、ネイティブでもなかなか耳にしない言い回しなども多く、毎回の授業で苦戦しています。六時間目はヨガで、かなりリラックスした授業です。毎回体のストレッチやヨガの概念などを学びます。このクラスを取り始めてから姿勢が良くなったような気がして少しうれしいです。七時間目は数学で、しかもAPなのでかなり苦戦しています。日本とは記号が違ったり、数学単語が分からず、未だに何を教えられていたのか分からない単元もあったりと、英語の次に自習時間を取っているはずなのに満足に授業についていけていない科目です。日本で数学が大好きな人以外は、もう少しレベルの低い数学(Algebraなど)を選択することをお勧めします。クラブ活動に関しては、秋のシーズンは元々ゴルフに入ると決めていて、日本からクラブ一式も持参していました。ほぼ毎日の練習は大変でしたがとても楽しかったです!ゴルフは秋と春がシーズンのスポーツ。クラブと勉強の両立に少し苦戦したので、冬に入るクラブは積極的に探していなかったのですが、学校で仲良くしている友達からボーリングクラブに入らないかと誘ってもらい、ほとんどしたことのない初心者ではあるものの挑戦してみることにしました。今後の成長が楽しみです。
Homecoming
このように毎日の授業と宿題に忙殺されていると気づいたら9月も後半、アメリカの高校ではメインイベントの一つともいえるHomecomingの季節になっていました。Homecomingといえば、カップルで行ったり友達と行ったりと、誰と行くのかがよく話題になりますが、私はいつも仲良くしてくれている友人たちと一緒に行きました。ホストマザーとドレスを買いに行ったり、アクセサリーを選んだりと、日本ではなかなかしない体験に準備期間からずっとワクワクしていました。当日は学校の体育館をダンスホールに多くの生徒が集まり、音楽に合わせて踊ったり、ドリンクを飲んだりと、とても楽しかったです!Washington D.C.
Homecomingのすぐ後、私はワシントンD.C.で行われたFLAGのStudent Arrival Summitへ参加しました。このサミットには世界各国からのFLAGの留学生がワシントンD.C.に集まり、D.C.観光をしたり、留学について改めてみんなと考えたりと、残りの留学生生活をより良いものにするためのカリキュラムが組まれています。初日は参加者たちがバラバラの時間に到着するということもあり、夜ご飯に日本でいうゲームセンターのような場所へ連れて行ってもらうだけでした。アメリカのゲームセンターでは、それぞれのゲームでの勝ち高がポイントへ変換され、ポイントの量によって物と交換できます。私はポイントの高いゲームというより、自分がやりたいゲームばかりをやっていたら、気づいたらカードに入っていたお金が無くなっていました…。2日目は初日に配られたTシャツの色によって5つのグループに分けられ、ワシントンD.C.を観光しました。1日で有名なとこを全部回らないといけなかったので一つ一つの滞在時間が短く、特に国立自然史博物館は展示の量に対して取られていた時間が圧倒的に足りず、全然見て回ることができなかったのが心残りです。しかし、アメリカ史で丁度学んでいるリンカーンメモリアルや、ホワイトハウスを実際に見学できたのにはとても感動しました。2日目は本当に朝から晩まで同じグループの人と行動していたので、今までほぼ喋る機会がなかった人とも仲良くなれて嬉しかったです。3日目の午前中からお昼にかけては、ホストファミリーとの関係の築き方や感謝の伝え方を学ぶプレゼンテーションを聞いたり、前日共に行動したグループでアクティビティをしたりし、夕方からはダンスパーティーがありました。みんなからのリクエストの曲や、アメリカに留学に来ていれば一回は聞いたことがある曲など、王道の洋楽が多く流れて楽しかったです。最終日は全員が朝3時から7時の間のバスで空港へ向けて出発しました。それぞれが伝えられた時間にロビーに集合するのですが、まだ自分の時間でなくても友人やルームメイトのお見送りに来る人も多く、たった約3日間ではあったものの内容の濃さを実感させられました。Balloon Fiesta
10月の第2週目は毎年、アルバカーキの一大イベント、バルーンフィエスタが行われます。私は夕方から夜にかけて気球のライトアップを見るバルーングロウと、朝のテイクオフを見ることができるモーニングの2つに2日間かけて参加してきました。世界最大級の気球のイベントであるバルーンフィエスタは、世界中から観客が集まり、アルバカーキとは思えないほどの人の量でした。すれ違った人達から日本語が聞こえた時には一瞬立ち止まってしまうほど驚いた記憶があります。屋台も多く、日本のお祭りをさらに大きくしたようなイメージです。そして肝心の気球たちは、世界最大級というだけあり本当に圧巻で、丸い形意外に様々なキャラクターや動物の形をしたものもあり、どうやって空を浮かんでいるのか不思議に思わずにはいられないユニークなものばかりでした。人生で初めてあんなに近くで気球が空に上がるのを見たので、その美しさとスタッフの方々の手際の良さに終始感動しっぱなしで、朝晩の寒さも全く気になりませんでした。Halloween
10月も終わりに差し掛かり、1年のメインイベントの1つ、ハロウィンの季節になりました。10月に入ってしばらくしたくらいから、近所の家がデコレーションされており、その完成度の高さに驚かされていました。当日はホストファザーとpumpkin carvingをしたり、飼っているワンちゃんの一匹にコスプレを着せて一緒に写真を撮ったり、地域のTrick or Treatに参加させていただいて沢山のチョコレートやキャンディーをもらえたりと、とても楽しい1日でした。Seattle Trip
順調に10月が終わり、11月には家族でホストブラザーに会いにシアトルへ旅行に行きました。シアトルといえば、ボーイング。実は私は大の飛行機好きで、ホストファミリーに頼んでシアトル工場へ連れて行ってもらうことができました。ストライキの影響で目玉の工場見学は実施していなかったものの、室内の展示も素晴らしく、生産終了した747の尾翼を実際に触ることが出来たり、細部まですごく忠実に再現されている模型を見ることが出来たり、なかなか見ることのない試験機を生で見ることが出来たりと、工場見学に参加するためにまた絶対に戻って来るという将来設計を立てながらも、興奮しっぱなしの数時間を過ごさせて頂きました。翌日は市場や人生初のプロアイスホッケーの試合を観戦するなど、とにかく楽しい4日間でした。Thanksgiving
アメリカにおいて11月の最終木曜日はThanksgivingということで、11月の最終週の水曜日から次の週まで学校がお休みでした。私のホストファミリーは、家が大きく、多くの来客に対応できる為、Thanksgiving Dinnerをホストしました。そこで前日からThanksgivingの伝統的なお料理やデザートを沢山作りました。普段はなかなか食べない物ばかりなので、一つ一つ家族で受け継いできたレシピを確認しながら作る作業は思っていたより時間がかかり、翌日に向けた下ごしらえを終えた頃には家族全員疲労困憊でした。当日も、前日の仕込みを実際のお料理にするため朝早くから準備をし、ゲストの方々をお迎えしてからは久しぶりに集まった家族の方々の積もったお話を沢山聞かせていただき、本当に充実した数日間だったと思います。お会いしたことのない親戚の方々も当たり前のように私を家族として接してくださり、改めてこのような素晴らしい、温かいご家族に受け入れて頂いたことへ感謝をした、名前の通り感謝祭でした。まとめ
9月後半から11月にかけてはイベントが盛り沢山の2か月でした。同時にアメリカ滞在も4か月を超え、日本の生活や家族が恋しくなる時期でもありました。正直、後から振り返ってみれば残りの7か月なんてあっという間で今を大切に過ごさなければならないことも分かっていますし、今後が楽しいものになることも充分理解しています。研修中やお手紙などで頂く先輩達からのアドバイスや体験談は、困難を乗り越えた後の立場からの言葉でしかないと言えるのではないでしょうか。悩みの渦中では、「そんなこと分かってるんだけどな」としか思えませんでした。
一方で非常に私の心の支えとなってくれたのは、同じく今、留学している仲間の存在でした。同じ状況に置かれているからこそ気持ちを分かち合えたり、お互いが必要としている言葉を伝え合えたりと、本当に助けになりました。
ホームシックの克服法は人それぞれですが、いざ自分がその状況に陥ると、ありきたりの方法しか思い浮かばなくなると思います。しかし、落ち着いて対処法をじっくり考えたことにより自己理解が一層深まったように感じます。私を励まし、寄り添ってくれた友人には感謝してもし切れません。
12月はクリスマス休暇や新年など、またまた楽しいイベントが目白押しです!
それは次のレポートで共有させてください。ではまた2か月後にお会いしましょう。See you soon!!