Lisaのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目
2か月たって振り返ると書きたいことがたくさんありすぎます。
まず、アメリカに着いて最初の2週間はオリエンテーションキャンプ、インターリンクス(事前英語研修)に参加しました。この二週間はとても楽しく、なによりもとてもいい友達ができて本当に参加できてよかったです。この時はまだなんだか自分が留学に来た実感があまりなくて、ふわふわしていました。インターリンクスに参加していた友達はみんなとてもあたたかくて、今ではホームシックならぬインターリンクスシックになります。二週間とはいえ、本当に濃くて一生忘れられない大事な思い出です。
私はインディアナ州にある留学生がたくさんいる学校に通っていて、普段は留学生寮ですごし、休日はホストファミリーのもとに帰るという生活をしています。公立高校ですが留学生がたくさんいるのでとても国際的で本当にいろんな人がいます。特に私の数学のクラスでは20数人のクラスの中アメリカ人は5人で、他計10か国以上国籍の違う生徒が集まっているなんてことも起こっています。こんなにたくさんの国の人がいる中で生活できることはとても新鮮だし、とても楽しいです。
寮生活は個人的に大好きで、とても気楽です。寮の友達とでかけたり、夜まで話したり、ふざけたりする時間は本当に本当に楽しくてかけがえのない時間となっていて、おかげで素敵な日々が送れています。留学生の友達の出身はそれぞれが違い、みんな持ってる文化もばらばらだけど、大変な時に助け合えたり支えあったり、たまに傷つけあってけんかして、なんというか「私たちは同じだな」と感じます。他の国のテレビ番組や映画を字幕で一緒に見たり、日本のアニメを他の留学生と一緒に字幕で見たり、ここだからこそできる生活があって、今はそれをとても楽しんでいます。最近は韓国のテレビ番組をベトナム人留学生と一緒に字幕で見ているのでとりあえずK-popにはまりそうです。
私のホストファミリーはとにかく素敵な方たちで、とても暖かい家族です。休日が終わり寮に帰るときに毎回さみしくなってしまうほどホストファミリーが大好きです。寮生活とホストファミリーという二つのホームがあって、行き来できるというこの状況は、とても恵まれていると思っているし、どちらの生活も楽しんでいきたいです。
学校生活はとにかく忙しいです。忙しいとしか表せません。学校では、もうシーズンは終わってしまいましたが、サッカークラブに入っていました。クラブには留学生は私一人でした。普段、寮生活で、留学生に囲まれているので、クラブの時にはアメリカ人の中、日本人一人というとてもアメリカ留学らしい経験ができて個人的にとてもよかったです。アメリカのクラブは本当に楽しくてこんなに楽しいことは本当ないなって思えてしまうくらいで、ここにきて本当によかったなと心から思えました。正直もう、1年間ずっとクラブをしていたいです。私は本当にこのサッカークラブが大好きで、すでにもっとここに長くいられたらと感じています。次のシーズンには私はここにいないと思うと1年の短さを感じます。ここにいるとなんだかもう、ずっとここにいるような気がして、今は正直帰るという実感がわかないです。
ここに来てから思うことは、視野が広がったなということです。というか、今まで自分がいろんなことを見えてなかったことに気づきました。2か月にしてすでに数え切れないほどたくさんのことを見て、知って、気づいて、留学ってなんというか、すごいスケールだなと思います。まだうまく言えないのがとても悔しいですが、本当にここに来てよかったなということと、本当に貴重な経験にあふれていて1日も無駄にならないようにすごしたいです。日本にいたときには見えなかったものがたくさん見える気がします。自分が日本人の親を持ち、日本で育った日本人であったことすらここに来てから気づいた気がします。また不思議なことにアメリカでの生活が大好きになっていくのと同時に日本が大好きになっていっています。
今はまだ、ここにあるほとんどのものが新鮮に思えていて、やりたいことがとにかくあふれています。まだ2か月、言うて、もう2か月たっているのでそろそろ慣れ始めてはきましたが、とりあえず慣れは怖いので気を抜かずこの調子でこれからも頑張っていきたいと思います。長くなりましたすみません。
読んでいただいてありがとうございました。