Lisaのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 4ヶ月目
もう12月がきた。時間がすぎるのは本当にはやくて、カレンダーで12月の日付を見て「ああもう年末なんだ」と思った。今学期もあと3日で終わり、もうこの留学生活も中盤、なんだか信じられない。学校生活の二学期のうちの半分が終わるなんて考えると実感がなくて時間の過ぎていく速さが怖い。
ここに来た時は、「ただ新しい生活のはじまり」という感じだった。とりあえずこれからずっとここで暮らすような気がして、来年にはもう日本に帰るという実感がなかった。でも、ようやくこの頃になって、いろいろな意味で自分が来年の夏には日本に帰るということを考えることができるようになってきた気がする。まだ半分以上あるけれど、終わりがあることをすごく感じる。
最近になってやっとアメリカの生活体験のようなものから抜け出て、自分なりにアメリカ生活のようなものが始められたと思う。楽しい時は本当にどうしてこんなに楽しいんだろうというくらいに楽しい。でも、楽しいことを感じることも大変なことを感じることも増えてきた。ここが自分の場所になっていくのと同時にここは自分の場所じゃないとも思うし、ここにいたいし日本にも帰りたい、うまく表せないけれど、今はたくさんのことを思う。楽しければ楽しい時ほど怖いというか、冷静になってしまう自分がいる。
学校には慣れてきて、勉強もなんとなくわかってきた。やっぱり英語のクラスが一番大変。いまはファイナル、学期末テストにむけて勉強中。大好きだったサッカークラブが終わって今はただサッカークラブが恋しい。本当に恋しい。サッカーなんてしたことなかったけど本当に楽しかった。入って本当によかったと思う。前は毎日サッカーがあり、いつも7時過ぎ、週に二回の試合がある日は10時、11時に帰っていた忙しい放課後は、今では何もなくなった。再スタートしたような気分。サッカーが終わってすぐ、次の週にはバスケットボール部に挑戦したけれど、とてもハードすぎたし独特の空気、コーチとうまくいかず途中でやめてしまった。別に後悔はしていないけれど、正直にいうと、たまに続けるべきだったのかなとも思ってしまう。私はあと、girls league とstudent councilという委員会のような生徒会のようなクラブにも入っていたけれど、ハードなバスケットボールが始まるのと同時に行かなくなった。これから何かするつもりでいるけれど、何もやっていないといってもやることはたくさんあって、今は何だかんだ、せかせか過ごしている。
放課後は寮で過ごす時間が多くなり、留学生と買い物に行ったり、遊びに出かけたり、本当に遊んでいて、全然勉強なんかしていなくて、今はさすがにやらなくちゃと思っているところ。自由時間として留学生と過ごす時間はとても気楽で楽しくて大好き。勉強している時間ですら楽しい。本当に素敵な人たちに出会えた。この前は私のルームメイトの誕生日だったので部屋を飾り付けてみんなでサプライズをした。ルームメイトは自分の中ですごく大事な新しい存在、なんていうか、家族、親友とかとはまた違って、でも同じくらい大きな存在。ほんとうにこの人以外こんなにぴったりなルームメイトはいないなってくらい私にあっている。気を使わなくて、本当最高。お互い遠慮なんてしなくて、ものとか使っても気にしないし、部屋も汚くても気にしない。好きなものは全然違って、ことごとく意見異なるのに、食べ物の趣味だけはびっくりするくらい同じ。寝不足の次の日は二人して不機嫌なとことか、なんでも言い合って、たまに言いすぎたりするとことか、私にこれ以上合う人いないと本当に思う。休日の過ごし方は毎週バラバラ。日曜日は大体ホストファミリーの家に帰って、教会に行ったり、ご飯食べたり、買い物したり、お家でテレビ見ていたり。あとは寮の子と遊びに行くか、友達の教会に行ってたまにボランティアしたり。ホストファミリーはたまに旅行に連れて行ってくれたり、サンクスギビングには親戚が集まってビッグディナーをしたり本当に素敵。本当に幸せだと思う。
最後にこの二か月間で一番の思い出を書く。それはやっぱりプロム。私の学校のプロムは変な時期にあって11月の初めにあった。プロムの前の日わたしはアメリカ人の友達の家にとまった。そんなの初めてだったし、とにかく楽しかった。夜更かしをして3時にドーナツ屋さんに行ったり、とりあえずクレイジーだった。結局昼12時くらいに帰ってきて、それからプロムの準備。それがとにかく楽しくて、ドレスアップとかメイクとか本当に夢みたいだった。私は本当にプロムに行きたかったからとてもとても最高だった。メイクアップ・アンド・ヘアスタイリストを寮に呼んで、髪の毛を巻いてもらったり気分はまるで別人だった。それからプロム。プロムには8時か9時にいって12時まで。思ってたのとは違ったけれどたのしかった。とりあえず踊って踊った。プロムの後はアフター・プロムパーティーに行った。もう今思い出しても最高だった。とにかく一番のいい思い出。また素敵な思い出が作れるようにこれからも頑張る。