Makotoのアメリカ高校留学・体験談10ヶ月目
今朝は4時に起きました。前日の夜、自分の荷物のパックは終わらせていたものの、結局ホストマザーに手伝ってもらってパックし直したせいで、僕は少し寝不足、ホストマザーも寝不足でした。いろんなものを手にとって懐かしがっていたりしたせいで遅くなりました。
4時半少し前くらいにみんなも続々と起きてきて、少し慌ただしく着替えたり、トイレを使ったりします。その光景は毎日学校に行っていたときと全く同じもので、僕はまだ、日本に帰るんだっていう実感が湧きませんでした。一応書いておくと、4時に起きたのは空港に行って飛行機に乗るためで、今日6月13日は僕のアメリカ高校留学・体験談最後の日です。
5時頃に家を出て、5時半くらいに空港に到着、チケットで少しトラブルがあったけれど何とか出国審査の列に並ぶ。ここで6時、そしてここでホストファミリーとはさよなら。
何だかさよならはとてもアッサリしてしまいました。
当然、ホストファミリーが出国審査を通るわけが無いですが、「え?もう、さよなら?ここから1人?」みたいに感じました。
出国審査では荷物を検められてしまいました。何でもカードがスキャンでみたときに怪しかったそうです。バッグの中身を調べられているときに、ホストママにパックし直してもらってよかったと心底思いました。もし手伝ってもらってなかったら、つめ直すのに大分手間取っていたことだったろうと思います。
無事出国審査を通ったあとは、思いバッグ2つを抱えて、えっちらおっちらトイレに向かいました。長旅のときや、時間に間に合わせなくてはならないときにお腹を壊すのはいつものことです。まあ今回は、パジャマをパックする手間を惜しんでパンツ一丁で前日寝たのが原因だと思います。搭乗時間である7時のちょっと前まではトイレにこもっていました。自分でもよく40分以上も入っていたなと思います。
飛行機の中ではすぐに寝てしまって、起きたらシカゴでした。アップルジュースはしっかり飲みました。お腹に良さそうな気がしたので。飛行機を降りた後は、次のフライトの搭乗ゲートに向かいました。ここまで来るともう日本に着いたようなものでした。日本人もたくさん居て、空港の人も日本人でした。実は、ここでもまたチケットトラブルがありました。窓口では隣の日本人は日本語で対応されていたのに、僕は英語でいろいろ説明されました。まあいいんですけど。11時になって飛行機に乗りました。飛行機が離陸してすぐにご飯が出てきました。そしてフライトも残り7時間といったところ、今ここです。レポート書いています。ようやく一息つけて、むしろ時間が有り余っている、そうなってくると何だかいろいろ思い出してきます。
5月ごろにテニス部が終わり、その後のテニス部でのバンケットのこと。コーチが1人1人にコメントを送って、僕にはmost dedicated studentと言ってくれました。僕自身、日本での部活とは比べ物にならないくらい、アメリカでのテニスを楽しんでいました。毎日、練習の後二時間かけて家に帰っていたのも思い出して、ちょっとうるっときました。あっという間でした。
卒業式での出来事。まわりはseniorばかりで僕だけsophomore。正直、あまり乗り気ではなかったです。ちょっとawkwardだな、なんて思っていました。けれど、在校生と卒業生が一緒になっての合唱を聞いて、感情移入したり学校生活を思い出したりで、うるっときました。卒業証書を受け取るときには、ステージの上を歩く僕に、友達が「マコトー!アラカワサーン!」なんて叫んでくれて嬉しかったです。
学校が終わってからは、3日に一回くらいの頻度で、みんなで集まって遊んでいました。ホストファミリーともいろいろなところに行ったりして、その合間の日を縫って遊びました。
僕のグッバイパーティーでの出来事。皆で集合写真を撮りました。背が高くて力の強い2人が僕を持ち上げてくれて、残りのみんなはポーズを取りながら、写真を撮りました。昨日も皆で集まって遊びました。だんごを作って食べました。マーシートが日本に遊びに来ると言っていました。2回1人で日本に来た事があるそうなので、本当に来てくれそう。凄く楽しみ。
レポート書いているうちに悲しくなってきました。できればもう少しアメリカに居たかった。今回のレポート、いつもより取りとめが無いかもしれないです。でも言いたいことはシンプルです。たくさんの友達に助けてもらって、一緒に毎日遊んで、そしてまたいつか、一緒に遊びたいと心の底から思える。ホストファミリーと友達と離れて飛行機に乗っている僕は今、とてもつらいです。だから、そんな僕の留学生活は本当に最高だった。