Michikaのノースカロライナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 4.5ヶ月目
12月になり、冷凍庫にいるようで、凍ってしまいそうです。
10月の中頃にバレーボールも終わりました。9月は授業も何もかもわらからなくて何をすればいいのかも分からずに大変な時期でしたが、バレーのコーチやチームメートのおかげでなんとか毎日を生活できていました。バレーを通してゲームを見にきた人やチームメートではない友達も沢山できました。またシーズン中に21ゲームありましたが、負ける事なく全勝しました。最後のミーティングの時に、コーチが「来年も頑張れ」と言った時に、私は来年いなくて2度とみんなとバレーが出来ないのかと思うと悲しかったです。コーチが「みちかは来年いないだね」って言った時、チームメートに来年は「みちかの双子連れて来て」と言われ、意味はよくわかりませんでしたが、凄い嬉しかったです!
そしてバレーが終わった二日後にはバスケのworkoutがはじまりました。workoutとは、トライアウトに向けて体を鍛えたり練習する事です。多くの人が小さい頃からの経験者で、私は横でボールの持ち方から教えてもらう段階で、凄い恥ずかしかったのですが、沢山の友達の欲しさからトライアウトまでは毎日参加しました。また友達やマザーに教えてもらい何時間も練習したり、走ったり、後悔だけはしたくないと思い自分なりに頑張りました。でもトライアウトの最後に、私と数人の人は練習に参加できなくて、その時に落ちたと悟りました。分かっていたけど、凄い悔しくて泣きながら歩いて帰りました。落ち着いたと思ったのですが、ホストファミリーに会った瞬間にまた泣いてしまいました。そしたら、ホストファザーが10時半ぐらいから急にケーキを作ってくれて、多すぎるぐらいのケーキを夜中にくれました。結局は最後に見学していた数人のうち私だけ合格できました。下手すぎて嫌になりますが、死にそうになりながらも気持ちで乗り切って、何か一つでも成功すると友達が沢山声をかけてくれます。ゲームが終わった後は色々な人が声をかけてくださり、ハグしてくれました。バレーの時よりもハードで、毎日のランニングは体重の増えた私にとっては心臓が止まるような練習で、ゲームの帰りが9時ぐらいになり、それから宿題をして寝るのが1時半ぐらいになる時もありますが、友達が前より増え参加できて嬉しいです。
10月の最後にはハロウィンがありました。前日にずっと前から楽しみにしていたカボチャをシスター達と彫りました。近所を回る前に、お菓子を配る手伝いをしてから、私はドナルドに仮装して友達と近所を回りました。途中からは友達の家にそのまま行って、韓国のダンスを9時半まで踊りました。
マニキュアを夜に外で塗っている時に、ふと留学や将来の事について考えました。留学してから自分は何も変われず、なんとなく留学も終わり、なんとなく大学受験をし、なんとなく就職するのかなと。留学を考えた一つのきっかけに「自信を持てるようになりたい」でした。努力をするかとは別として常に他人と自分を比べ、劣等感の塊でした。姉や日本の親友は凄い頭もよく運動もできて、自分だけの力で全ての事を何となく簡単に終わらせちゃう人。それに比べて、勉強も運動もできなく、とても気分屋ですぐ泣きたくなって、自分の意思を貫けなくて人に優しくなれない時もあって、留学を通して自分を変えたいと思っていました。しかし逆に、友達といる時に「私といて相手は絶対つまらないって思っていそう」と思ったり、ドイツからの留学生はホストマムとたったの5日間ぐらいで私よりも全然仲良くなり、二人が盛り上がっているのをただ見て、複雑な気持ちになったりと、嫌な所が目立ち、余計に自信をなくしている気がします。ケーススタデイィーのように思うように行動できず、凍えてマニキュア塗りながら、色々考えていたらトライアウトの時は除き、留学してから初めて一人の時に泣きました。沢山の人に助けられて辛くはないけれど、自信がなくなっていって、大笑いする時もあるけど、性格が日本よりもふさぎがちになった気がしました。ある日はボッーと色々な事を考えていたら、自分では気づかないうちに真顔になっていたようで、先生がノートの隅にニッコリマークを書いてくれて、自分を取り戻しました。
また私の誕生日とホストマザーの誕生日がありました。ホストマザーの誕生日にホストファザーと話して本にし、折り紙と手紙をあげました。手紙には今までの感謝を全部書きました。時間は凄くかかりましたが凄く喜んでもらい、うれしかったです。
日本の友達が沢山のメッセージをくれました。多くのメッセージの最後に「今は邪魔したくないから返信いらないよ」や「返信するなよ」って書いてあり嬉しくて、学校でも色々な人にハッピーバースデーを言ってもらいましたが、でもやっぱり日本がとても恋しくなってしまいました。3日も寝たらすっきりしてしまい、今はクリスマスが待ち遠しいです。
最近は友達とハングアウトすることも増え、バスケ部の仲のいい友達の家にいってバスケの練習を一緒にしたり、予定が合わなくて結局は実現はしなかったけどスリープオーバーに誘われたり、楽しいです。でもその一歩先の仲の良さになれなくて、苦戦しています。やっぱりアメリカの高校生も誰と誰が付き合っているとか誰かの噂話が好きですが、ほとんど誰が誰だか理解できなくて話に入れなかったり、多くの人が小さい頃から仲が良くグループがあり、私の英語力でその中に入るのは本当に難しいです。
最近は、最初の頃と悩む事が変わってきました。私はちょうどBIEEから頂いた感情曲線のグラフの通りに動き、第二次の落ち込み期です。でも、Amaneさんも書いていましたが、楽しい生活を送るために留学をしたのではなくて、この環境は自分をどれだけ変えられるかのチャンスだと思います。ある先輩が「留学は楽しい事よりも辛い事の方が多い」とおっしゃっていました。本当にその通りだと思います。でも、何かを辛く思った分、誰かにそんな時に助けてもらった感謝と嬉しい気持ちが膨大に大きくなり、その人の事がもっと大好きになります。
今の目標は、何かに挑戦しマイナスな事ばかり考える時間をなくすぐらい、毎日を忙しくする事です!読んでくださりありがとうございました!