Mizukiのミシガン州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 4ヶ月目
ガマジョバ!(グルジア語でこんにちはという意味です。ダブルプレースメントしているジョージア人の子に教えてもらいました。)
11月19日 アメリカに来て初めて雪が降りました。寒いのが嫌いな私にとっては嬉しいのか辛いのか微妙なところです。ローカルコーディネーターにpermanent familyがもうすぐ決まりそうだと伝えられてからかれこれ1ヶ月経って、アメリカのもうすぐってあまりあてにならないなと思いながらもこの1ヶ月を振り返りたいと思います。
まずはBad News、先日ストームが来て家の近くの木が倒れてしまい家に電力が一切ない状況になっていました。日本だったらすぐに電力会社の人が駆けつけて修理を始めるのに対し、アメリカでは……やっぱり違う。別に期待していなかったので、まあ大丈夫です。1日半電力が、5日間インターネットが家にない状況で暮らしました。
10月31日 ハロウィンの日には生まれて初めてtrick or treatingをしました。実際は、高校生はtrick or treatingすることを許されていないみたいですが、留学生だから特別にとホストファミリーが言ってくれて他の留学生と仮装して何軒か家を周りました。それ以外にも近くの大学でマイケル・ジャクソンのthrillerを完コピするというイベントにゾンビとして参加しました。Thrillerダンスを何度か練習したけれど結構難しかったです。本番では失敗しまくりました。
先週、フットボールシーズンが終了しサイドラインチアも終わってしまいました。ゲームでは、ついにスタンツをすることができ、とても満足できました。しかしもう少しで私の学校のフットボールチームがstate championになるところだったのに負けてしまい残念です。(写真は最後のサイドラインチア)
サイドラインチアの次に、休憩期間がなく始まったのがcompetitive cheer。以前から友達にcompetitive cheerはサイドラインチアの何倍も楽しいからトライアウト受けてみたらと言われていたのでなんとなく試してみようかなとは思っていたものの、何倍もハードだと聞いていたので躊躇っている自分がいました。でも他の留学生2人がトライアウト受けると言っていたのと、今シーズン女子ができるアクティビティがチアリーディングかバスケットボールかトッラクだったので、トライアウトを受けてみることにしました。その結果、トライアウトに合格。competitive cheerの一員になれたものの、他の留学生2人が落ちてしまいチアリーディングの中で1人留学生となり不安があるのも事実です。その代わりに新しいメンバーが増え、旧メンバーも私を助けてくれてタンブリングがなんとなくですができるようになってきました。私が『I cannot do that!』って言ってる時でも『Mizuki, just try. You can do it!』って励ましてくれてつい先日にはバックウォークオーバーという技をたった1回だけですが成し遂げることができました。もっと練習に励んで完璧にしたいです。本当にチアリーディングの子達には感謝です。練習の時だけでなく休み時間の時にも話しかけてくれます。チアのおかげで今、冗談抜きで人生で一番運動している時です。こんなに毎日筋肉痛で悩まされたことなんて一度もありません。
最近なんだか、自分の英語でのコミュニケーション能力が上がってきている気がします。例えば前だったら何か話しかけられても最低2回は聞き直していましたが1回で聞き取れることが多くなってきたり、話しかけられるのが怖く無くなってきたり、何より自分の意見を述べることが多くなりました。でも授業ではまだまだだなと感じる時もあるのが事実。今“The Crucible”という物語をEnglish 11の授業で勉強していますが、みんなと一緒にディスカッションするときに自分だけ内容がさっぱり理解できていなくてすごくむず痒い思いをしました。家に帰ってホストマザーに助けてもらいながら映画を見てやっとの思いで基本事情が理解できましたがQuiz(小テスト)では、やっぱり理解できていないんだなと。でもそういう時こそ英語力を伸ばす良いきっかけなんだと気付きました。できないからこそ理解しようと努力する。そんな時に夏休み中に買って意味不明で読むことを諦めた本をふと開けてみて『あれ?なんで理解できるんだ。』わからない単語はまだまだあるものの英語が自分のものになってきているのを最近こんな感じで気付きます。そして時たま日本人に会ったり日本語を喋れるアメリカ人に会ったりした時に日本語をちょこっと喋りますが頭がついていかず、日本語力が段々衰えてきていることにも気付きました。いいのか悪いのかわかりませんが私の頭の中は今の所確実に75%が英語、25%が日本語です。次のレポートまでに95%を英語脳にすることにします。
11月のアメリカの話題といえば大統領選挙ですね。私はホストファミリーに頼んで投票所に連れて行ってもらいました。前から誰かに会うたびに「あなたはトランプを支持する?それともクリントン?」と尋ねていて、大抵の人がクリントンを支持すると言ってたので結果には驚きました。学校でも『トランプに一票』とかいうポスターがところどころに貼られてあったり、模擬投票なようなものが行われ、私はクリントンに投票しましたが、結果はトランプが勝利。Algebra 2のクラスで一緒だった男の子に「なんでそんなにトランプが好きなの?」と聞いたら彼は ”He is a god!”ということらしいです。もしこれが日本だったらトランプみたいな人が首相になるのなんて地球がひっくり返ってもありえないなと思いながら、トランプ大統領がどう“Make America Great Again” していくのか楽しみでもあります。
最後に、皆さんに、次にこうしてレポートを書く自分が今の自分よりも成長していることを約束したいと思います。
マドロバ!(グルジア語でありがとうという意味)