Mizukiのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 2ヶ月目
初めまして、こんにちは。隔月でレポートを書かせていただきます、Mizukiです。
最初のレポートで、何を書いたらいいのかわからないのですが、まずアメリカに留学したいと思ったきっかけと他の人と違う、私の経験した少しユニークな体験をお話ししたいと思います!
まず、初めに私が留学しようと決心したのは中学2年生のときでした。理由はいくつかありましたが、これといって大きなものではありませんでした。ただ、私の高校は英語にも力を入れている学校で、帰国子女がたくさんいて、学校の中でしょっちゅう英語が耳に入るような環境でした。一度も引っ越したことがない私は、その子たちの体験談や英語が話せることにとても憧れを抱きました。それがきっかけだったと思います。
そして、強いていうなら「プレッシャーから逃れたかった」というのもあります。中学受験をしました。小学校3年生の冬から塾に行きはじめました。自分でいうのもなんですが、勉強はかなり(笑)できるほうです。そのため、頑張って勉強して取った良い成績も、「あなたならそれくらい当たり前」。逆に取れないと、「どうしたの?」というようなことを言われることがとても嫌で、疲れました。あくまで自分が感じているだけで事実はわからないですが、期待だけ大きくて、褒めてもらえない。そんな生活がとても憂鬱でした。ですが、今周りにいる世界中の留学生たちは将来の夢や、やりたいことがはっきりとしていて、強い意志と理由を持ってアメリカに来ています。会う人会う人に「どうして高校生でこの国に留学に来たいと思ったの?」と質問されるたび、「留学に行きたい」という気持ちが先走って、「アメリカにさえ行ければ何とかなる」と思っていたなと感じます。ですが、不思議と後悔する気持ちはありません。自分自身で留学を決心したことがやはり大きいのかなと思います。
ここからは私のユニークな体験をお話しします。まず、私は二度ホストファミリーが変わっています。(平和的に)日本を出る前に決まっていたホストファミリーはウェルカムファミリーで、キャンプ中に変更が決定しました。それは、母からのEmailで知りました。そんな情報は誰からも全く知らされていなかったので、困惑しました。さっそく、先生たちに聞いてみましたが、回答はいつも、「私たちもよくわからない。FLAGからの連絡を待つしかない」でした。移動のときの飛行機も、自分がこれからどこに行くのかすらも全く分からなくてとても不安だったし、FLAGも、どんな情報も全く信用できなくてストレスでした。結局分かったのは出発の日の前日の夜。Farewell Partyの終わった後、夜11時くらいにようやく先生の一人からファミリーの情報をもらいました。その家族も短期で、ステイしたのは1か月と少しでした。
初めてのアメリカンフットボール
ある日ローカルコーディネーターからテキストが届いて、新しいホストファミリーを探し始めると言われました。その1日後、「あなたを1年間ホストしたいファミリーがいるんだけど、猫が1匹いて、アレルギー大丈夫?」というテキストが届いていました。新しいファミリーがすぐに見つかり、さらに高校も変わらず、幸い、猫にもアレルギー反応が出ず、とてもラッキーでした。新しいファミリーの両親は、コロンビア出身でスペイン語のアクセントがかなり強いですが、英語のネイティブでないので話す速度がゆっくりで、私も緊張せずに話すことができます。アクセントも、はじめは驚きましたが、今となっては慣れて気にならなくなりました。それに、家族は私のことを気にして英語で話してくれるので不自由はなく、さらに、自分たちがどうやって英語を学んで、知らない土地に適応していったかを話してくれ、アドバイスをくれます。テレビや映画を見ることがとても好きな家族で、私もテレビが好きなので、みんなで集まってリビングで楽しく過ごしています。
次に、学校とクラブについてお話します。私は、Texas州のAustinというところにステイしています。この街には日本人留学生が6人いて、そのうちの1人、りこちゃんと偶然、同じ学校に通っています。実は、車で5分くらいのところに住んでいます(笑) 。学校は本当に広くて、何度も迷子になって道を聞きました…1階建てにも関わらず、平面にとーーーっても広い!!私の興奮、伝わっていますか?(笑)生徒も、4学年で3000人近く!かなり大きな学校です。授業は90分の1日4教科。90分といっても進みはかなり遅いし、復習の範囲なので困ってはいません。Englishと、US Historyを除いては。Englishは、現地の子と同じクラスに入っていて、毎日ちょっとした文章を読んで、問題に答えるという宿題が出ます。私以外は授業中に終わらせていますが、私はまず文章が理解できないので、とりあえず一旦宿題を提出して、そのあとに自分で読み直したり、ホストファミリーや先生に質問したりして、もう一度宿題をやり直すということを授業がある日は毎日やっています。US Historyは先ほど出てきた同じ日本人留学生のりこちゃんと同じクラスに移動したので、最近は助け合いながらなんとかやっています。他の教科でも、この学校の先生たちは留学生に慣れていて、私が留学生だと知っているので何かと気にかけてくれます。わからないことがあれば、メールを送るか、すぐに手を挙げて助けを求めることがくせになってきました。
Smooth Landing Camp in Ohio,私のチームメイ
いろんな国のお友達
マーチングバンドに入りました。これまたりこちゃんと同じ(笑)。毎日、朝と晩に練習があって、かなり大変です。そして、かなりのスパルタで、ルールなどもかなり細かく決められています。金曜日は毎週、アメリカンフットボールの試合に行ってパフォーマンスをします。金曜日は毎回必ず家に帰ると11時を過ぎます。バンドのメンバー同士はもう何年もの付き合いだったりして、なかなかなじむことができません。ここは、時間をかけて辛抱強く時間をかけて慣れていこうと思います。
今、ワシントンDCのオリエンテーションの帰りの飛行機の中で書いています。DCでの研修は、いい気晴らしになりました。明日からまた学校がいつも通り始まります。昨日、一昨日の分の授業に追いつけるか心配ですが…。
総勢250人の留学生たち
DC trip!!
あまり詰めすぎないで、毎日の生活の中に楽しいことをできるだけたくさん見つけられるようにこれからあと8か月間頑張ります 。
最後までお読みいただきありがとうございました。また、よろしくお願いします!
最初のホストファミリー