Moeのウェストバージニア州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 ６ヶ月目｜高校留学ブログ日記

   お久しぶりです。アメリカのウエストバージニア州に留学させていただいているMoeです！先月、今月は心境的にも物理的にもとても忙しい2ヶ月でした。この2ヶ月のことを頑張って文章にしていくので最後まで読んでいただけたら嬉しいです！！

コロナウイルスについて

   前回のレポートを書き上げた後に家族全員コロナにかかってしまいました。ホストファザーがウイルスを持っていて、おそらくクリスマスの日に家族とホストファザーの両親と食事をしたことで全員に感染してしまいました。前回のレポートでホストマザーのお母さんがコロナになってしまったと書いたのですが、彼女は幸い何事もなく復活しました。ですが、もともと体が強くなかったホストファザーのお母さんはコロナウイルスに勝てず、帰らぬ人となってしまいました。ホストファミリーはもちろん大きなショックを受けていましたし、私にも優しくしてくれていつもハグしてくれるついさっきまでいた人がいなくなったことは、私もかなり大きなショックを受けました。
悲しいお話はここまで〜。コロナのせいで2週間隔離を3、4回すでに体験した私ですが、コロナウイルスの検査費がバカにならないんです…1回$50…さよならユリシーズ・シンプソン・グラントという気持ちです。

バスケットボールについて(長いので興味ない方は飛ばしていただいてかまわないです！)

デモのポスター(どこ見てる)   ウエストバージニア州の周りの州はスポーツをして良いという決まりになったのですが、ウエストバージニア州だけはいまだにスポーツ禁止でした。そこでウエストバージニアの各高校生が州知事の知事館(？)に集まりデモをすることになりました。(ワシントンDCで起きているような攻撃的な物ではなく、平和なデモです(笑))友人とホストシスターとデモ用のポスターを作り本番に臨んだのですがとにかく寒い…！2、3時間外に立つのですが、1月のウエストバージニアはめちゃくちゃ寒いです。テレビカメラも数台来ていたのですがしっかり者のホストシスターは色々なカメラにスピーチしに行っていました。私は一台のカメラさんとご対面したのですが、初めてのテレビカメラと寒さで自分が何言ってるかよくわかりませんでした。
デモの数週間後、バスケが再開しました。もうそれはそれは忙しいスケジュール。バスケができなかった2ヶ月分と今月分を1ヶ月に押し込んだ感じです。ここ3週間は毎日練習があり、土日も休みが全くありませんでした。今日が初めての休日です私の足たち、お疲れさん。
ポジションはポイントガードです昨日は初の試合がありました。それもついこの間私たちがデモを起こした相手のウエストバージニア州知事がコーチをしている学校で…(笑)。彼らのJVチームの多くがバーシティーチームと兼任していたのでJVは呆気なく負けてしまいました。ですがバーシティのゲームが熱かった！！！どんぐりの背比べという感じで4 thピリオドまで大きな点差がつくことなく試合が進んだのですが、最後の2分まで私たちは2点差で負けていたのです。そして最後の2分を切ったところでスリーポイントが決まり最後まで持ち堪えて勝ちました！！対戦した彼らは去年の州1位なのでこれは大きな勝利です！アッツ熱の試合でした…！！！
相手の学校までの道のりが片道3時間と異次元にありながらスクールバス移動ということで、みんな枕とブランケットを持参していました。試合が終わったのが夜の10時位だったので、ホテルにホストファミリーと泊まって帰りました。

旅行

   バスケシーズンが再スタートする前にNY州にナイアガラの滝を見に行きました。想像していたよりも大きくて、想像していたよりも都会にありました。でも間違いなく言えるのがめちゃめちゃ綺麗でした。ナイアガラフォールに行ったら価値観が変わると言われるだけあるなと思いました。

学校

   前回書いたスケジュールが更新されました。私はバスケの次の趣味がギターを弾くことなのですが、偶然ジャズバンドクラスの練習を見て一眼惚れしてしまいました…ジャズという最高なジャンルのギターに…。ジャズギターは弾いたことがないのにどうするんだという感じではありますが、「ギター弾きたい」しか頭になかった私は秒速で親と金銭の交渉を交わし、ギターを買って、アートクラスをジャズバンドクラスに切り替えました。ジャズに触れたこともなかったので最初は当たり前に楽譜の読み方も分からず困りましたが、先生とグーグル先生と何よりも最強な自分の脳みそを使って今は楽しんでいます。ソロはいまだに急に振られると辛いです。最近は学校が8時から1時までだったのが8時から3時までになりました。それが本当に理解できなくて…。今まで各65分の4つの授業を毎日だったのですが、今は各90分の4つの授業を受けています。え…？45分を8コマとかじゃないの…？と驚きましたがこれもコロナゆえだそうです。私はいまだに理解していません。ヒストリーの授業90分は拷問です。
コロナさんのせいでしばらくまともに学校に行けていなかったのですが、やっと身近のコロナさんが落ち着いて学校に行けるくらい、と思ったら今度は雪さんのせいで2週間ほど学校に行けなくなってしまいました。

ホームカミング

   コロナのせいでホームカミングが3月最初の週に延期されました。
ホームカミングウィークにすることは…

• 1週間、1日ごとに決められたドレスコードに合わせた服を着る
• フットボールやバスケットボールの試合
• 学校の廊下を各学年ごとに飾り付けをする
• ホームカミングプリンセス、クイーン、キングを決める

ざっくりいうとこんな感じです。ドレスコードは「ミッキー」「my favorite hero」「blue and gray(学校のイメージカラー)」などでした。シニアのやる気がずば抜けてすごかったです…。コロナのせいでフットボールの試合は行われませんでした。
ホームカミングプリンセスなどについて：各学年から投票で2人プリンセスが選ばれます。シニアは5人のプリンセスと5人のプリンスが選ばれ、その中からホームカミングキングとホームカミングクイーンが決まります。私は全く興味がなかったのですが(という前置き)ホストシスターが私の名前をソフモア(私の学年)の立候補者リストに書いてしまい、気付いたら投票始まってる！！という感じで投票結果を見たら自分の名前がソフモアプリンセスの欄にありました。なんてこったパンナコッタな気持ちで彼氏もいないのでエスコートは仲の良い男友達にやってもらいました。ドレスアップしてセレモニーをした後、学校内をマーチングバンドを先頭にパレードをしました。人生初のハイヒール、世界中のハイヒールを履いている人類への尊敬の気持ちが溢れました。

見たことないくらいの大きな虫歯を見つけたり、アメリカのお葬式を体験したり、カレッジバスケットボールを観戦しに行ったり、書きたいことがたくさんありますが長くなってしまうのでここで今回のレポートは終わりとさせていただきたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました！ではまた2ヶ月後！！！ごきげんようさようなら！

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