Moeのオランダへの高校生-留学-体験談 10ヶ月目
Hoi! オランダ留学生の小倉百瑛です! 時がたつのは早いものであっという間に帰国日になってしまいました。私の中ではつい先日オランダに来たような感覚でまだ帰国という実感が湧いていません(笑)。最後のレポートということで書きたいことがたくさんありますが厳選しながら書き進めていきたいと思います。
次に、Utrechtの中央駅のほうに戻り日本人がみんな大好きMiffyことNijntjeのミュージアムに行きました。実は皆さんが慣れ親しんでいるミッフィーという名前はオランダ語から英語に翻訳されたときにつけられた名前で、オランダでは小さいうさぎという意味のNijntje(ナインチェ)と呼ばれています。ちなみに、日本語訳された際につけられた名前はうさこちゃんです。館内はオランダ語と英語での案内に加えて日本語の案内も書かれています。ミッフィーが多くの日本人に愛されている証拠だと思いました。中はミッフィーの世界観に入ったような展示がたくさんありました。子供向けの施設ではありましたが写真を撮ったり、3ヵ国語の絵本を読み比べたりするのが楽しかったです。さらに、Nijntje Museumの隣にはセントラルミュージアムがあり、ここではミッフィーの作者であるDick Brunaのアトリエを見学できます。移築されたものですが、元のアトリエそっくりに展示されていてミッフィーの絵本が生み出されてきた歴史を感じることができます。日本の子どもたちからブルーノさんへ送られたお手紙や折り紙なども展示されていました。ここでも日本の案内があるのでオランダ語がわからない時でもブルーノさんのミッフィーに対する思いを強く感じることができます。
オランダの人に日本を体験してもらいたいと思い、日本のことが好きな友達に私が持参した浴衣を着付けしてあげました。オランダ人は身長が高いので着付けるのがなかなか大変でしたが、友達もホストマザーもかわいいと気にいてくれたのでとてもうれしかったです。
私がすべて着付けるのではなく手順を見せながら自分でやってみるという方式をとったので着付けが終わった後の達成感がすごかったそうです。着てみた感想としては、「軽くて柄もかわいいし、簡単に脱ぎ着ができていいけど少し寒い」らしいです。夏休みに時間が取れなかったので本来浴衣が大活躍するはずの夏に着付け体験をできなかったのが少し残念です。
一番大変だったのはオランダと日本の文化の違いに慣れることです。異文化を体験することが今回の交換留学の目標の1つだったので、異文化の中で10ヵ月間過ごすというのはとても大変ながらいい経験をすることができました。一番慣れるのに時間がかかったのは食文化の違いです。特に食事中のマナーについてはいまだに慣れない部分があります。「出されたものは残さない」や「食べている間はしゃべらない」、「食器を支えながら食べる」などの文化はオランダにはなく、食べ物が簡単に残されていたり、しゃべりながら食べているのは慣れるのに相当な時間を要しました。ホストマザーが残したピザの耳や野菜などは私が代わりに食べ、食べ残しが無いようにしてみたりもしました(おそらく10 kgったのはこのせいもあるでしょうか…)。また、一度、日本食についてホストファミリーにプレゼンをしたことがあるのですが、「日本の食事はルールやマナーがたくさんあって大変そうね」と言われました。確かにそうだなぁとも思いましたが、これこそが異文化体験だと感じ日本の食事マナーにこだわらずオランダの食事マナーに寄せて生活をしていました。
学校のActiviteitenweek
学校の体験学習の一環で1週間のActiviteitenweekがありました。この期間は、普段の授業はなく特殊な体験型の授業を受けます。特に印象に残っているのは、生物分野での体験学習で行った豚の解剖です。生物の解剖自体が初めてでとても貴重な体験でした。豚の顔や心臓肺など様々な部位を扱いましたが、肺が思ったよりも軽くてびっくりしました。どの臓器もちょっとだけ臭かったのがつらかったです(笑)。また、人命救助の実習などもあり、救急車の呼び方や救助隊員を待っている間にやるべきことなど緊急時に必要なスキルをクラスのみんなで学びました。心臓マッサージの練習もしたのですが思っていたよりも体重をかけないとクリアにならず苦戦しました。リズムキープの為に頭にアンパンマンの歌を流しながら練習していました。Utrecht
私と同じく他国からオランダに留学に来ている子たちとUtrechtの周辺を探索しました。最初に行ったのはUtrecht郊外にあるKasteel de haarです。お城自体はもちろん、周りの庭園もとてもきれいでした。オランダで一番大きいお城らしく、城内の装飾や展示品はTHEヨーロッパといった感じでとても豪華でした。中でも目に留まったのは、徳川の家紋が入った籠です。男爵と男爵夫人がオークションで購入した品だそうです。まさかのコレクション過ぎてもう1人の日本人の子と笑いながら見ていました。次に、Utrechtの中央駅のほうに戻り日本人がみんな大好きMiffyことNijntjeのミュージアムに行きました。実は皆さんが慣れ親しんでいるミッフィーという名前はオランダ語から英語に翻訳されたときにつけられた名前で、オランダでは小さいうさぎという意味のNijntje(ナインチェ)と呼ばれています。ちなみに、日本語訳された際につけられた名前はうさこちゃんです。館内はオランダ語と英語での案内に加えて日本語の案内も書かれています。ミッフィーが多くの日本人に愛されている証拠だと思いました。中はミッフィーの世界観に入ったような展示がたくさんありました。子供向けの施設ではありましたが写真を撮ったり、3ヵ国語の絵本を読み比べたりするのが楽しかったです。さらに、Nijntje Museumの隣にはセントラルミュージアムがあり、ここではミッフィーの作者であるDick Brunaのアトリエを見学できます。移築されたものですが、元のアトリエそっくりに展示されていてミッフィーの絵本が生み出されてきた歴史を感じることができます。日本の子どもたちからブルーノさんへ送られたお手紙や折り紙なども展示されていました。ここでも日本の案内があるのでオランダ語がわからない時でもブルーノさんのミッフィーに対する思いを強く感じることができます。
浴衣
帰国前であることに加えて学校が秋休みに入ったため帰国前は2週間の自由な時間がありました。この2週間の中でも様々なことを友達、ホストファミリーと一緒に行いました。オランダの人に日本を体験してもらいたいと思い、日本のことが好きな友達に私が持参した浴衣を着付けしてあげました。オランダ人は身長が高いので着付けるのがなかなか大変でしたが、友達もホストマザーもかわいいと気にいてくれたのでとてもうれしかったです。
オランダ留学で一番大変だったこと
今回は最後のレポートということで、オランダ留学で大変だったことを書いていきたいと思います。一番大変だったのはオランダと日本の文化の違いに慣れることです。異文化を体験することが今回の交換留学の目標の1つだったので、異文化の中で10ヵ月間過ごすというのはとても大変ながらいい経験をすることができました。一番慣れるのに時間がかかったのは食文化の違いです。特に食事中のマナーについてはいまだに慣れない部分があります。「出されたものは残さない」や「食べている間はしゃべらない」、「食器を支えながら食べる」などの文化はオランダにはなく、食べ物が簡単に残されていたり、しゃべりながら食べているのは慣れるのに相当な時間を要しました。ホストマザーが残したピザの耳や野菜などは私が代わりに食べ、食べ残しが無いようにしてみたりもしました(おそらく10 kgったのはこのせいもあるでしょうか…)。また、一度、日本食についてホストファミリーにプレゼンをしたことがあるのですが、「日本の食事はルールやマナーがたくさんあって大変そうね」と言われました。確かにそうだなぁとも思いましたが、これこそが異文化体験だと感じ日本の食事マナーにこだわらずオランダの食事マナーに寄せて生活をしていました。