Natsukiのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 3ヶ月目
こんにちは!Natsukiです。アメリカに来て3か月、もう3分の1も経ってしまったとは考えられないほど時間の経過が早く感じます。それとともに、英語の上達をリスニング以外あまり感じない、逆に日本語の文章をうまくまとめられなくなってきていることへの焦りがあります。今回の文章では、留学2か月目、3か月目である9、10月にあったことを書いていきたいと思います。
ワシントンD.Cから1週間後、ホームカミングがありました。ホームカミングというのは名前の通り、卒業生たちが学校(ホーム)にやってくる日のことです。みんなでフットボールの応援をします。また、ハーフタイムには何台かの山車が出ました。私たち留学生のクラスも、山車を作りました。
無事ファイナルが終わり、私にとっては日本での春休みぶりの長期休みがありました。2週間みっちり毎日サッカー、のつもりだったのですがちょうど半分休みが終わった土曜日に地区予選決勝で負けてしまい、ここに来てから最初の平日から毎日あったサッカーは唐突に終わりを迎えました。試合の後、終わったという実感はあまりなくても涙だけはずっと止まりませんでした。アメリカにきてちょうど2か月くらいたったある日のこと、ホームシックにかかりました。夜になぜか寝れなくて、泣けてきてしまっていました。
今考えてみると、サッカーが終わることを意識してしまって怖くなってしまっていたのだと思います。それくらい大切でした、というか今もあまり会えていなくてもとても大切な仲間たちです。自分にとってどれだけ仲間の存在が大きかったのか、毎日会って当たり前だったことがどれだけすごいことだったのか今になって実感しています。2週間あった休みのうち、後半の一週間はほぼ何もせずシーズンが終わったにもかかわらず家の庭でサッカーボールを蹴ったりボーっとしたりしていました。2か月前には1人も知っている人がいなかったこの場所は今の自分にはなくてはならない大切な場所で、知らない人たちは大好きな仲間たちへと変わりました。シーズンが終わって3週間たった今、自分はまだみんなのことがすごく恋しいです。しかしそれとともにまた新しい仲間ができつつあります。
ワシントンD.C trip
9月の半ばにワシントンD.Cで3泊4日のオリエンテーションがありました。このオリエンテーションにはFLAGの団体で留学している人は全員参加します。日本人やSmooth Landing Programに参加していたアジア人の人たちとは1か月半ぶりの再会、ほかの国から来ている人もたくさんいました。特に、スペインとブラジルから来ている人たちはとても多く、元気なのでとても目立っていました。この4日間では、観光をしたり、ルールの確認などを行いました。また、SA(この団体では留学をして帰国した先輩のことをそう呼びます)の方も2人来て、それぞれからの相談に乗ってくださいました。ホームカミング
私たちのクラスの山車
ファイナル(期末試験)
8月に始まったスクールイヤーのうち最初のクウォーターが10月の頭に終わりました。クウォーターの最後には、各教科でファイナルと呼ばれる期末試験がありました。しかし、日本の期末試験とは違い、全体の成績の20%しか占めず、また4教科しかないうち1教科はいつもと変わらずたった教科書2章分のテスト、さらに数学と化学は日本で既習済みだったため満点、心配だったUS Historyも先生の計らいにより60問のテストが記述3問のみに減らしていただきました。サッカーシーズン終了
サッカーのVarsityの仲間たち
みんなからのメッセージと写真
第2クウォーター、バスケットボールシーズン始動
休みも終わり、新たな9週間が始まりました。とはいえ、私は前のクウォーターと一教科も変わらないので普通に新学期が始まったな、という感じです。さて、スポーツに関してですが、前回のレポートにも書いた通り、アメリカでの高校のスポーツは季節ごとです。秋のサッカーが終わったというのは冬のスポーツが始まったということでもあります。私の学校の場合、秋はサッカー(男女)、クロスカントリー(男女)、ゴルフ(女)、バレーボール(女)、フットボール(男)、ダンス(女)、チアリーディング(女)、テニス(男)です。冬はバスケットボール(男女)、水泳(男女)、レスリング(男)で、春は野球(男)、ソフトボール(女)、テニス(女)、陸上(男女)、ゴルフ(男)です。
日本ではサッカーしかやっていなかった自分は、冬は何もやらないつもりだったのですが、サッカーでできた仲間たちを考えると家で何もしていないよりもチームに所属して仲間を増やしたいという思いと、少しでも太るのに対抗したいと思いスポーツをやることにしました(笑)。先程も書いたのですが、女子にとって冬はバスケか水泳しかありません。そして水泳は朝6時から練習があるというのと球技で団体競技ということでバスケをすることにしました。後から分かったのですが、サッカーの仲間たちはシーズンでないときは学校外でサッカーをやっている人が多いようです。バスケのチームには20人くらいしかいない上、初心者は自分含めて4人という状況でそれを知ったときは少し心が揺らぎましたが、もうどうしようもないし、このチームの人たちもとても優しく、ここで頑張っていこうと決めました。10月31日 ハロウィーン
ついこの間、10月31日はハロウィーンでした。学校にみんなコスプレしてくるのかと思っていましたがいろいろと規制があり普段着の人がほとんどでした。学校内では先生がお菓子をくれたくらいですが、外では飾りつけをしている家も多かったです。私は、放課後サッカーの仲間とその彼氏、友達とトリックオアトリートに行きました。コスプレして近隣の家をまわってお菓子もいっぱいもらえてとても楽しかったです。飾りつけしていない家もありますが、飾りつけしている家に関してはだいたいお菓子をくれます、家によっては庭で椅子に座って待っている、なんていうお家も何軒かありました。またこの日はなんと、10月にして初雪が降りました。寒いなあとは思っていたもののいつの間にか最低気温がマイナスになる日も多くなっていました。日本から持ってきた冬服は9月くらいから大活躍していて持ってきてよかったなあと思っています。一緒に回った人たち
現時点で起きたと感じる変化について
冒頭で述べた通り英語力に関していえばリスニング以外の上達はあまり感じていません。しかし、リスニングに関しては来た時と比べて明らかに伸びたと感じています。まだ完全に何を言っているのか分かる、というわけではないのですが何を言っているのか全く分からないということはなくなりました。ほかの変化については、宿題に慣れ、夜遅くまでやることが減りました。ホストファミリーとも、お互いの性格などももうだいぶ分かって、生活にも慣れました。最後に
今回のレポートではサッカーの仲間たちの話がメインになっていたと思います。このことで私が思ったのは、スポーツは仲間を作るのにとてもいいものだということ、特に留学に於いてはあまり話さなくても一緒に楽しめるので本当にいいです。それともう一つ、今は一緒にいて当たり前の人たちともそうじゃなくなる日は必ず来るということ、今のバスケのチームメイト、そしてホストファミリーとの一日一日を大切に過ごしていきたいと思いました。最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。次は12月の終わりに書きたいと思います。
大量のお菓子