Natsukiのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目
こんにちはNatsukiです。アメリカに来て7ヶ月が過ぎました。時が過ぎるのがこんなに早いものかと驚くばかりです。この2ヶ月間はお正月、第二セメスターの始まり、ウィンタースポーツシーズン終了、そしてスプリングスポーツシーズンの始まりなど、またいろいろと新しいものがありました。それぞれ書いていきたいと思います。
●ACP Calculus
1時間目はACP Calculusをとっています。日本でいうところの微分積分学です。高校数学だと数学U、Vの一部です。アメリカでは、いろいろな学年が混ざって一つのクラスにいるのですが、このクラスの場合ほぼ全員がJunior(高校2年生)です。17人くらいの少人数授業で、バスケの友達が2人、先生もバスケのコーチで内容は少し難しいけど発言もしやすく、楽しく学んでいます。アメリカの数学は細かく分かれています。
簡単なクラスから順にAlgebra1(代数1)<Algebra(代数2)≦Geometry(幾何)<Finite(なんかいろいろ)≦Pre Calc/Trig(いろいろ/三角関数)<AP Stats(確率)<ACP Calculus(微分積分学)といった感じだという認識をしています。Algebra 1、2とGeometry、Pre Calc/Trigがおそらく必修で卒業までにとらなければならず、また、Algebra 2、Geometry、Pre Calc/TrigにはHonorsというクラスがあります。進みが少し早いだけで内容は変わりませんが、GPA(Grade Point Average)が0.5増えるというメリットがあります。ACP Calculusは学科みたいなの(普通、Honors、テクノロジーの3種類)がHonorsという人たちはAPまたはACPクラスを4単位とるという項目があるため、とっている人が多いようです。ほかのクラスはあまり聞いたことがなく、それらのクラスをとっている人たちは単位をとるのに選択科目としてとっているようです。ちなみに、APやACPというのはAdvanced Placement、Advance College Projectの略称で、両方ともアメリカの大学の単位が取れます。ACPクラスはIndiana Universityが推奨していて、他の大学にも適用されるのかはよくわかりません。どちらもお金を払って、クラスをパスしなければならないのですが、APクラスの場合は大学の単位をとるためだけのテストに合格する必要があります。また、これらのクラスはGPAが1.0増えます。
● Strength & Conditioning
2時間目はStrength & Conditioning、通称Weightsクラスをとっています。40人くらいで、男女比が3:1くらいと圧倒的に男子が多いクラスです。ただひたすら毎日90分間、重量挙げをしてラダーをして筋トレをします。身体的にすごくきついですが、宿題はなく、一年中スポーツをしていたおかげで知り合いも多いので割と気に入っています。女子はほぼ全員アスリート、男子はアスリートからそうでない人まで様々な人がいます。先生はアメフトのコーチで、アメフトをやる人は全員必須なようです。スクワット、パワークリーン、ベンチプレスのMAXテスティングがついこのあいだありました。個人的な目標としてはスクワット150lbs, ベンチプレスとパワークリーンは100lbs.を目指していたのですが、どれも目標通りの結果を得ました。さらりとlbs.と書きましたが、これはアメリカにおける重さの単位、ポンドです。例えば、体重がアメリカに来て7か月で6lbs.増えた、とか言った感じです。他にも、アメリカでは温度は℃ではなくを゚F使います。長さの単位もmile, feet, inchで靴のサイズに至っては単位などなくただの数字で表します。自分自身のことくらいは知っておくと便利です。
参考サイト:https://minato-intl.com/us-customary-units
● American Literature
3時間目はAmerican Literature(アメリカ文学)です。自分の学校に通う留学生にとって、US Historyとともに必修科目となっています。アメリカの生徒にとっても、Juniorの必修科目となっています。自分のとっている、とっていたクラスの中で最も難しいと感じるクラスです。最初は何言っているのか全然わからず、置いてけぼりを食らい、もともと2時間目にとっていたのをリソースティーチャーというお手伝い先生みたいなのがいる3時間目のクラスに移りました。それでも全然わからなかったので変えようかと思ったのですが、Sophomore(高校1年生)のEnglish10のほうが難しいといわれ、Freshman(中学3年生)のクラスにはさすがに入りたくなかったのと、ちょうどいいクラスがなかったので頑張ると決めました。正直言って今もかなり苦労していますが、ついこの間6週間かけて読んだ“The Crucible”という魔女狩りの話を読み終わり、テストでなんと90/90、Aプラスをとりました。苦労した分結果が出てすごく嬉しかったです。また、毎週記事を読んでエッセイを書いたり話し合いをしたりします。最新の記事はアメリカでコロナウイルスで学校を休みにしたらどうなるかについてと言う内容でディスカッションを行いました。
●Sociology
4時間目はSociologyという日本でいう公民みたいなクラスをとっています。もともとクラス選択の時に選んだ科目ではなく、その上知り合いが一人もいないというクラスだったので最初は嫌だったのですが、先生がナイスで内容も興味深く、友達もできたので今は結構好きなクラスです。文化や社会、人と人の繋がりなどを学ぶクラスです。2月の半ばには裁判所や刑務所に社会科見学に行きました。この地域で唯一この社会科見学を実施する学校ということで、このクラスをとれば必ず行けるわけではないし、行きたくなければいかないという選択もできるのですが、自分はすごく興味があったのでラッキーでした。裁判官や検察官などと話をしたり、刑務所の中を見学したりして少し怖かったけど楽しかったです。
また、日本とロシアとアメリカの刑務所の仕組みについて学びました。日本の刑務所は良いビデオが見つからなかったそうで、日本の刑務所をフランスのテレビ局が取った英語の字幕付きのビデオを見ました。この三カ国の中では日本が一番良いと皆が言っていたのですが、ビデオにあったラジオ体操だけはなぜかすごくウケが悪かったです。
●ランチ
クラスが変わったのでランチも変わりました。私のクラスは1stランチなので、4thランチだった前と比べると1時間30分食べる時間が早まりました。ホストシスターバスケのころの友達と食べています。また、毎日同じものを持って行って食べるのにも飽きたので学校でランチを買って食べています。特別おいしくもないですが、まずくもないです。毎日日替わり、2週間で1周期、4種類から選びます。大体毎日ピザがありますが、一回しか食べたことがありません。メインを選んで果物と野菜かなにかを選んで飲み物を選びます。
スクールランチ 例1
スクールランチ 例2
スクールランチ 例3
すっかり懐いた我が家の猫
3月に入り、新年の抱負を言うには遅いですが、残り105日(3月1日現在)、一時たりとも無駄にしないよう前進し続けていきたいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
New Year’s Day
第二semester 始まり
●ACP Calculus
1時間目はACP Calculusをとっています。日本でいうところの微分積分学です。高校数学だと数学U、Vの一部です。アメリカでは、いろいろな学年が混ざって一つのクラスにいるのですが、このクラスの場合ほぼ全員がJunior(高校2年生)です。17人くらいの少人数授業で、バスケの友達が2人、先生もバスケのコーチで内容は少し難しいけど発言もしやすく、楽しく学んでいます。アメリカの数学は細かく分かれています。
簡単なクラスから順にAlgebra1(代数1)<Algebra(代数2)≦Geometry(幾何)<Finite(なんかいろいろ)≦Pre Calc/Trig(いろいろ/三角関数)<AP Stats(確率)<ACP Calculus(微分積分学)といった感じだという認識をしています。Algebra 1、2とGeometry、Pre Calc/Trigがおそらく必修で卒業までにとらなければならず、また、Algebra 2、Geometry、Pre Calc/TrigにはHonorsというクラスがあります。進みが少し早いだけで内容は変わりませんが、GPA(Grade Point Average)が0.5増えるというメリットがあります。ACP Calculusは学科みたいなの(普通、Honors、テクノロジーの3種類)がHonorsという人たちはAPまたはACPクラスを4単位とるという項目があるため、とっている人が多いようです。ほかのクラスはあまり聞いたことがなく、それらのクラスをとっている人たちは単位をとるのに選択科目としてとっているようです。ちなみに、APやACPというのはAdvanced Placement、Advance College Projectの略称で、両方ともアメリカの大学の単位が取れます。ACPクラスはIndiana Universityが推奨していて、他の大学にも適用されるのかはよくわかりません。どちらもお金を払って、クラスをパスしなければならないのですが、APクラスの場合は大学の単位をとるためだけのテストに合格する必要があります。また、これらのクラスはGPAが1.0増えます。
● Strength & Conditioning
2時間目はStrength & Conditioning、通称Weightsクラスをとっています。40人くらいで、男女比が3:1くらいと圧倒的に男子が多いクラスです。ただひたすら毎日90分間、重量挙げをしてラダーをして筋トレをします。身体的にすごくきついですが、宿題はなく、一年中スポーツをしていたおかげで知り合いも多いので割と気に入っています。女子はほぼ全員アスリート、男子はアスリートからそうでない人まで様々な人がいます。先生はアメフトのコーチで、アメフトをやる人は全員必須なようです。スクワット、パワークリーン、ベンチプレスのMAXテスティングがついこのあいだありました。個人的な目標としてはスクワット150lbs, ベンチプレスとパワークリーンは100lbs.を目指していたのですが、どれも目標通りの結果を得ました。さらりとlbs.と書きましたが、これはアメリカにおける重さの単位、ポンドです。例えば、体重がアメリカに来て7か月で6lbs.増えた、とか言った感じです。他にも、アメリカでは温度は℃ではなくを゚F使います。長さの単位もmile, feet, inchで靴のサイズに至っては単位などなくただの数字で表します。自分自身のことくらいは知っておくと便利です。
参考サイト:https://minato-intl.com/us-customary-units
● American Literature
3時間目はAmerican Literature(アメリカ文学)です。自分の学校に通う留学生にとって、US Historyとともに必修科目となっています。アメリカの生徒にとっても、Juniorの必修科目となっています。自分のとっている、とっていたクラスの中で最も難しいと感じるクラスです。最初は何言っているのか全然わからず、置いてけぼりを食らい、もともと2時間目にとっていたのをリソースティーチャーというお手伝い先生みたいなのがいる3時間目のクラスに移りました。それでも全然わからなかったので変えようかと思ったのですが、Sophomore(高校1年生)のEnglish10のほうが難しいといわれ、Freshman(中学3年生)のクラスにはさすがに入りたくなかったのと、ちょうどいいクラスがなかったので頑張ると決めました。正直言って今もかなり苦労していますが、ついこの間6週間かけて読んだ“The Crucible”という魔女狩りの話を読み終わり、テストでなんと90/90、Aプラスをとりました。苦労した分結果が出てすごく嬉しかったです。また、毎週記事を読んでエッセイを書いたり話し合いをしたりします。最新の記事はアメリカでコロナウイルスで学校を休みにしたらどうなるかについてと言う内容でディスカッションを行いました。
●Sociology
4時間目はSociologyという日本でいう公民みたいなクラスをとっています。もともとクラス選択の時に選んだ科目ではなく、その上知り合いが一人もいないというクラスだったので最初は嫌だったのですが、先生がナイスで内容も興味深く、友達もできたので今は結構好きなクラスです。文化や社会、人と人の繋がりなどを学ぶクラスです。2月の半ばには裁判所や刑務所に社会科見学に行きました。この地域で唯一この社会科見学を実施する学校ということで、このクラスをとれば必ず行けるわけではないし、行きたくなければいかないという選択もできるのですが、自分はすごく興味があったのでラッキーでした。裁判官や検察官などと話をしたり、刑務所の中を見学したりして少し怖かったけど楽しかったです。
また、日本とロシアとアメリカの刑務所の仕組みについて学びました。日本の刑務所は良いビデオが見つからなかったそうで、日本の刑務所をフランスのテレビ局が取った英語の字幕付きのビデオを見ました。この三カ国の中では日本が一番良いと皆が言っていたのですが、ビデオにあったラジオ体操だけはなぜかすごくウケが悪かったです。
●ランチ
クラスが変わったのでランチも変わりました。私のクラスは1stランチなので、4thランチだった前と比べると1時間30分食べる時間が早まりました。ホストシスターバスケのころの友達と食べています。また、毎日同じものを持って行って食べるのにも飽きたので学校でランチを買って食べています。特別おいしくもないですが、まずくもないです。毎日日替わり、2週間で1周期、4種類から選びます。大体毎日ピザがありますが、一回しか食べたことがありません。メインを選んで果物と野菜かなにかを選んで飲み物を選びます。



バスケットボールシーズンの終了
陸上スタート

最後に
3月に入り、新年の抱負を言うには遅いですが、残り105日(3月1日現在)、一時たりとも無駄にしないよう前進し続けていきたいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。