Natsukiのインディアナ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 帰国後
こんにちは、Natsukiです。アメリカに飛び立ってからはや9か月が経ちました。そして日本に帰ってきてから1か月ほど経ちました。というのも私たち留学生も新型コロナウイルスの影響をばっちり受けてしまい、早期帰国ということになったからです。向こうで暮らしているときもだんだんと他の団体が早期帰国を決定していく中、自分たちももうすぐそうなるのだろうなと予測はついていたものの、実際にその決定を聞いたときはやはりとても悲しかったです。
次の日、朝4時30分、今となっては生活のほとんどの時間を共にしていた猫に別れを告げ、6時の飛行機に間に合うように家を出ました。朝早い中みんな起きてくれたことに驚きました。空港までも一緒に暮らしていたホストシスター3人のうちの1人は用事があったもののほかの人たちはお見送りをしてもらい、ほかの日本人留学生と合流して飛行機に乗りました。事前にホストファミリーに教えてもらった通りに乗り換えをして、長いフライトに乗りました。機内はコロナウイルスの影響で基本的には日本国籍を持っている人しかいないためとても空いていて左右には誰もいませんでした。成田空港についてからも、検査があるため飛行機から何人かずつ降りていきました。思ったよりは時間がかからず、1時間半ほどで検温、PCR検査などが終わり、車で迎えに来ていた家族と無事合流することができました。
送ってきてくれた写真ここまでで基本的には留学生活は終わりましたが、ここからもう少し続きがあります。
まず、日本に帰国してから2週間は隔離期間がありました。また、実はアメリカの学校でのe-learningをまだ続けています。というのも、もともと学校の留学生担当の先生に成績証明書について訊いたところ、同じ学校に通っているほとんどの留学生は続けると言われ、そういうものなのだと思っていたからです。後から日本人留学生たちはあまり続けてはいないようだということが分かったのですが、結果的に続けることになってよかったなと思っています。今とっているクラスはとても興味深く面白いクラスで、1人で学ぶのは難しいですが、授業もネット上で行われ、夜遅くに参加するのは大変だけれども理解するのに役に立つうえ、クラスメートや先生の顔を見ることができるので楽しみの一つでもあります。ホストファミリーとも週に一度くらいはビデオ通話をしていて、アメリカで得たものは大きいなと感じています。
日本に帰国し、留学生としての生活はまだ少しだけ続いているものの、レポートを書くのはこれが最後になると思います。今までできるだけ自分が留学生になる前に知りたかったこと、そして留学生として自分にとって大事だったことを書いてきたつもりです。このレポート以外で日本語を書く機会はほとんどなかったため、拙い文章も多かったかなと思いますが、読んでくれた方々に少しでも何か伝えることができていたら幸いです。今まで読んでいただき本当にありがとうございました。
唐突な学校生活の終了
前回レポートを書いたのは3月2日なのですが、そのあと予定通りだったのならば3月6日と7日にFinal(期末テスト)で2週間の休みに入るはずでした。が、6日までほぼ普通に過ごした後(陸上の大会が中止になったりはしましたが)、その夜に学校からの通知で7日のテストの中止、また第4 semesterの最初の2週間はe-learningになったということが分かりました。その時はまだ「テストなくなったんだー、ラッキー」くらいにしか思っていなかったのですが、結果的にこの日がラストの登校日となりました。このときのアメリカ全体での感染者数は232人、インディアナに限るとまだ1人でそこまで感染に対する意識は高く、結構早い決断だったのではないかと思います。そこから今現在アメリカで113万人、インディアナでは2万人弱と2か月間でかなり増えました。休校が決まってから
学校から連絡が来た後、だんだん増えていく感染者数をみて、「これは大変なことになってきたのではないか」と思うようになりました。もともとホストファミリーとLAに行く予定だったのもキャンセルし、代わりに家から割と近いところに気分転換をしに行くことになりました。それと同時期に、他の団体が留学生の帰国という決断を下し始めているという話を聞き、自分たちもいずれそうなってもおかしくはないな、と感じ始めていました。そして3月21日、日本を出てちょうど8か月、団体の方から早期帰国決定のメールが来ました。その日は朝起きてメールが来ていることに気が付いて嫌な予感がするなあと思ったら案の定的中したといった感じでしたが、それでもショックでたまりませんでした。とりあえずまずはホストファミリーと友達に連絡をして、それからは少しずつ片づけをしていかなければいけないなと悲しみの中でも思っていたのを覚えています。幸いホストファミリーとの小旅行も出発前には間に合いそうだということで少しの間家を離れ、最後に家族で過ごすことができました。早期帰国が決まってから
このころにはコロナウイルスの感染者数もだいぶ増えていて、インディアナ州でもレストランはテイクアウト以外禁止、テレワークが基本で看護師のホストマザーも病院にいく日数が減り家でできる仕事は家でやっていました。私たち高校生も春休みが終わり、e-learningが始まっていました。勉強をしつつ、パッキングもして、時間はあっという間に過ぎていきました。このころにはe-learningも延びたという連絡も入っていました。アメリカから日本へ
最終日に撮った家族写真家族全員で一日を過ごす最終日、ホストファミリーが私のお気に入りの夜ご飯を作ってくれました。写真を撮ろうと思っていたのですが、あまりにも早く食べたくて撮り損ねてしまいました。夜ごはんの後はパッキングを終わらせ、家族みんなで私のお気に入りのYahtzeeというサイコロを使ったゲームをしてから寝ました。次の日、朝4時30分、今となっては生活のほとんどの時間を共にしていた猫に別れを告げ、6時の飛行機に間に合うように家を出ました。朝早い中みんな起きてくれたことに驚きました。空港までも一緒に暮らしていたホストシスター3人のうちの1人は用事があったもののほかの人たちはお見送りをしてもらい、ほかの日本人留学生と合流して飛行機に乗りました。事前にホストファミリーに教えてもらった通りに乗り換えをして、長いフライトに乗りました。機内はコロナウイルスの影響で基本的には日本国籍を持っている人しかいないためとても空いていて左右には誰もいませんでした。成田空港についてからも、検査があるため飛行機から何人かずつ降りていきました。思ったよりは時間がかからず、1時間半ほどで検温、PCR検査などが終わり、車で迎えに来ていた家族と無事合流することができました。
日本に帰ってから
イースターの日にホストファミリーが送ってきてくれた写真ここまでで基本的には留学生活は終わりましたが、ここからもう少し続きがあります。
まず、日本に帰国してから2週間は隔離期間がありました。また、実はアメリカの学校でのe-learningをまだ続けています。というのも、もともと学校の留学生担当の先生に成績証明書について訊いたところ、同じ学校に通っているほとんどの留学生は続けると言われ、そういうものなのだと思っていたからです。後から日本人留学生たちはあまり続けてはいないようだということが分かったのですが、結果的に続けることになってよかったなと思っています。今とっているクラスはとても興味深く面白いクラスで、1人で学ぶのは難しいですが、授業もネット上で行われ、夜遅くに参加するのは大変だけれども理解するのに役に立つうえ、クラスメートや先生の顔を見ることができるので楽しみの一つでもあります。ホストファミリーとも週に一度くらいはビデオ通話をしていて、アメリカで得たものは大きいなと感じています。
最後に
予定より早い帰国で残念な気持ちはありますが、この9か月でいろいろなことを学び、沢山の友達ができ、新たな家族が増えました。ほとんどの友達には会って今までの感謝を直接伝えたり、お別れを言ったりすることはできなかったのですが、多くの人からメッセージが届き、いい仲間たちに恵まれていたなと思いました。コロナウイルスにより普段通りの生活を送れないことに対する苛立ちはありますが、この状況だからこそできることもあるだろうし、気が付くこともあると思います。良い面をみて、これからもポジティブに進んでいきたいです。日本に帰国し、留学生としての生活はまだ少しだけ続いているものの、レポートを書くのはこれが最後になると思います。今までできるだけ自分が留学生になる前に知りたかったこと、そして留学生として自分にとって大事だったことを書いてきたつもりです。このレポート以外で日本語を書く機会はほとんどなかったため、拙い文章も多かったかなと思いますが、読んでくれた方々に少しでも何か伝えることができていたら幸いです。今まで読んでいただき本当にありがとうございました。