Reiのメリーランド州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 4ヶ月目
こんにちは、Reiです。留学生活4ヶ月目になりました。第1回目のレポートから3個の行事があったので、それを中心に書いていきたいと思います!
学校の時間割
いつも5:45くらいに起きて6:30までに身支度を済まし、自分の朝食とランチを作って7:10に家を出ます。朝は日本の学校の始まる時間より1時間早くて最初は慣れませんでした。45分授業で、2時間目は「忠誠の誓い」があるので、5分長いです。この忠誠の誓いは起立して胸に手を当ててアメリカへの忠誠を誓うことで、私は留学前からこのことを知っていたのでしなきゃいけないものだと思っていたのですが、私の学校はする人としない人が半々でいるので私もしないでその時間は黙って待っています。
ランチタイムはカフェテリアや廊下、教室、外など好きな所で食べることができます。Senior(12年生)だけは、証明書を見せれば車で外食に行くことができます。
そして、帰宅後はいつも30分〜1時間くらい1歳のホストブラザーと遊んでから、宿題を夕飯の時間までします。6時くらいに夕食を食べて、7時からまた宿題に取り掛かり、だいたい8時半くらいに宿題が終わります。毎日3教科かそれ以上の宿題が出て、平均して3、4時間かかります。長い時だと5、6時間かかる日もあります。正直とても大変です。特にEnglish は本があって毎回10ページ程の内容から問題が出されて答えるという宿題なのですが、分からない単語が沢山あって全部理解するのにすごく時間がかかります。まだgoogle翻訳や、辞書を使ってしまっているので使わずにできるようになりたいです。また、分からない時はホストマザー、ホストファザーが手伝ってくれるのですごく助かっています。主に、マザーが文系のHistoryやGovernment、ファザーが理系のPre-calculus (Math)を教えてくれます。この前初めて1回目の成績が出て、なんとか全教科Aを取ることができました!ですが、次の成績に影響するHistory のテストで低い点数を取ってしまって(結構できた自信はありました)、早々にCになってしまい結構まずい状況なので気を引き締めて頑張ります。
ホームカミングは学校で行われるイベントで、ダンスをしたりお菓子を食べたりすると聞いていたのですが、コロナウイルスの影響で、学校の駐車場で行われました。ダンスも今年はなくてただ友達と話すという感じで、正直退屈と寒いという気持ちが勝っていたけど、アメリカ留学の経験だと思って楽しみました。
当日は、2人のシスターと私で “Hocus Pocus” という映画の魔女3人組に仮装しました。そして、近所の家をまわってお菓子をたくさんもらいました。親切な人ばかりで、中にはお菓子と一緒に歯ブラシもくれる人がいました(笑)。2時間くらい小走りでたくさんまわったので、袋がパンパンになりました。人生初の本場のハロウィンはとても楽しかったです。
Thanksgiving は5連休でした。前日に1人ずつ自分が作る料理を決めて、私はクランベリーソースを担当して作りました。朝からThanksgivingのパレード中継をテレビで観てマザーが作ってくれたターキーの形をしたワッフルを食べました。Thanksgiving と言ったらターキーですが、私のホストファミリーはお肉をあまり食べない家なので普通のターキーとは別に豆腐ターキーが出てきました。その他にもたくさんの料理と、デザートには4つのパイも出てきて、久しぶりにそれ以上食べられないくらいお腹いっぱいになりました。食事の最後に感謝していることを一人一人言うというのがありました。私は、今のホストファミリーが私のことをホストしてくれたこと、こっちに来てから日本の家族に対して感謝ができるようになったことを言いました。イベントなどがある時に、自分の気持ちだったり感想を一人一人が言う機会を作っているところが、日本だと身近な人に感謝を伝えたりすることは少し恥じてしまうので、素敵だなと思うし、私がホストファミリーが大好きな理由の一つでもあります。
ホームカミングの前日、学校のフットボールの試合があって本当は観に行くつもりだったのですが、その日のPep Rally (フットボールの試合を盛り上げるために行う全校集会みたいなもの)で、日本の学校の行事は全部楽しめていたのに、全然楽しいと思えなくて、家に帰ってマザーに行くことを止めると伝えました。留学中はなんでもチャレンジする!と思って来たのに、自分からチャンスを手放している自分に腹が立ち、感情が溢れて自分の部屋で留学生活で過去一くらいに泣いていました。少し経って、夕飯ができたことを知らせに来たシスターが泣いていることに気付いて、何も聞かずにハグをしてくれました。次はマザーが来て話を聞いてくれました。泣きながら文法もごちゃごちゃで意味不明な英語だったと思うのに、真剣に聞いてくれてたくさんハグをしてくれました。「自分の英語に自信がないといつも言っているけど、上手だよ、私達家族はレイのこと愛してるよ。」と言われた時は、今まで溜めていた感情が一気に溢れて来ました。今までホストファミリーに辛いと言ったり、泣いた姿(嬉し泣きは前回のレポートに書いた通りあります!)を見せたことはなかったので、これを機に距離が縮まった気がするし、何より私は1人じゃないと思えた瞬間でした。
例えば、なにか自分ダメだなと感じたことがあったとしたら、できていないことだけじゃなくてできていることに焦点を当てて、これができているから自分はえらい!と自分で褒めています(笑)。元々なんでも完璧にしようとする性格で、ダメな部分ばかり見てしまっていたのでこういうところは変われたなと思います。(逆にこのままポジティブになりすぎて、気付かないうちにだめだめな留学生になってしまいそうで怖いです。)
色んな人と関わるようになって、文化の違いをすごく感じています。留学前は、留学をしたい理由として、たくさんの人種がいるアメリカで色んな価値観を知り、理解できるようになりたい!と簡単に言っていたけれど、来てみて思ったことは、そんなに簡単に価値観を理解したいだなんて言えないと思いました。“違い”を、自分と違うから嫌だとか、自分と違うから相手は間違っていると思ってしまいがちで、その人の価値観だと理解するのは思った以上に難しいです。心のどこかで自分の当たり前を正しいと捉えていて、違いを見つけるとそれが間違いと捉えてしまう部分があります。その考えを変えるには、もっと人との関わりを増やすことが必要だと感じています。
ハイキングホストファミリーは色んな所に連れて行ってくれます。既に3個のワシントンD.C.にあるミュージアムに連れて行ってくれました。また、ファミリーはハイキングが好きなので、何回かハイキングにも行きました。ハイキングと聞いていたけどほぼ岩登りでした(笑)。
そして最後に、最近のちょっとした悩みを話したいと思います。ホストファミリーが日本に住んでいたこともあって日本の友達がいたり、日本食が売っているスーパーに行くので日本語を話す機会もあるのですが、その時に日本語がたまに出てこないことがあります(特に敬語)。そしてこの前、英語もまだまだ全然なので、私って何語もちゃんと話せないじゃんということに気付いてしまいました。自信が持てる英語力が付くまでゆっくりだと思いますが頑張ります!
書きたいことがありすぎて長くなってしまいました。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回もできるようになったことや、変われたことをここで報告できるように頑張ります!!
学校のある日の1日
行事の感想の前に学校のある日の1日のスケジュールについて紹介したいと思います。学校の時間割
7:15 | スクールバス |
---|---|
7:30 | 学校到着 |
7:45 〜 8:30 | 1. US history |
8:35 〜 9:25 | 2. Engineer design |
9:30 〜 10:15 | 3. Art |
10:20 〜 11:05 | 4. Pre-calculus (math) |
11:05 〜 12:00 | 〜 ランチタイム〜 |
12:05 〜 12:50 | 5. Government |
12:55 〜 1:40 | 6. P.E. |
1:45 〜 2:30 | 7. English |
2:35 | スクールバス |
3:00 | 帰宅 |
ランチタイムはカフェテリアや廊下、教室、外など好きな所で食べることができます。Senior(12年生)だけは、証明書を見せれば車で外食に行くことができます。
そして、帰宅後はいつも30分〜1時間くらい1歳のホストブラザーと遊んでから、宿題を夕飯の時間までします。6時くらいに夕食を食べて、7時からまた宿題に取り掛かり、だいたい8時半くらいに宿題が終わります。毎日3教科かそれ以上の宿題が出て、平均して3、4時間かかります。長い時だと5、6時間かかる日もあります。正直とても大変です。特にEnglish は本があって毎回10ページ程の内容から問題が出されて答えるという宿題なのですが、分からない単語が沢山あって全部理解するのにすごく時間がかかります。まだgoogle翻訳や、辞書を使ってしまっているので使わずにできるようになりたいです。また、分からない時はホストマザー、ホストファザーが手伝ってくれるのですごく助かっています。主に、マザーが文系のHistoryやGovernment、ファザーが理系のPre-calculus (Math)を教えてくれます。この前初めて1回目の成績が出て、なんとか全教科Aを取ることができました!ですが、次の成績に影響するHistory のテストで低い点数を取ってしまって(結構できた自信はありました)、早々にCになってしまい結構まずい状況なので気を引き締めて頑張ります。
Homecoming
シスターとの写真撮影会 10月の初めにホームカミングがありました。準備している時が1番楽しかったです。当日、ホームカミングがあるのは私だけだったので、2人のホストシスターに家を出る前にドレスアップして一緒に写真を撮ろうと誘って、写真撮影会をしました。ホームカミングは学校で行われるイベントで、ダンスをしたりお菓子を食べたりすると聞いていたのですが、コロナウイルスの影響で、学校の駐車場で行われました。ダンスも今年はなくてただ友達と話すという感じで、正直退屈と寒いという気持ちが勝っていたけど、アメリカ留学の経験だと思って楽しみました。
Halloween
ハロウィンの週になるとマザーが毎日ハロウィン仕様の夕飯を作ってくれました。“目玉パスタ” “ゾンビの脳みそグラタン” など色んな料理が出ました。当日は、2人のシスターと私で “Hocus Pocus” という映画の魔女3人組に仮装しました。そして、近所の家をまわってお菓子をたくさんもらいました。親切な人ばかりで、中にはお菓子と一緒に歯ブラシもくれる人がいました(笑)。2時間くらい小走りでたくさんまわったので、袋がパンパンになりました。人生初の本場のハロウィンはとても楽しかったです。
Pumpkin Patch
Thanksgiving
感謝していることへのメッセージTree Thanksgivingの週になると葉の形をした紙に1日一つ感謝している人や物を書いて、それを葉がない木に付けていきました。7歳のブラザーが私のことを“My best sister, Rei.”と書いてくれていて嬉しかったです。Thanksgiving は5連休でした。前日に1人ずつ自分が作る料理を決めて、私はクランベリーソースを担当して作りました。朝からThanksgivingのパレード中継をテレビで観てマザーが作ってくれたターキーの形をしたワッフルを食べました。Thanksgiving と言ったらターキーですが、私のホストファミリーはお肉をあまり食べない家なので普通のターキーとは別に豆腐ターキーが出てきました。その他にもたくさんの料理と、デザートには4つのパイも出てきて、久しぶりにそれ以上食べられないくらいお腹いっぱいになりました。食事の最後に感謝していることを一人一人言うというのがありました。私は、今のホストファミリーが私のことをホストしてくれたこと、こっちに来てから日本の家族に対して感謝ができるようになったことを言いました。イベントなどがある時に、自分の気持ちだったり感想を一人一人が言う機会を作っているところが、日本だと身近な人に感謝を伝えたりすることは少し恥じてしまうので、素敵だなと思うし、私がホストファミリーが大好きな理由の一つでもあります。
3ヶ月の壁
1番辛い時期だと言われていた3ヶ月目の10月はやっぱり気持ちが落ち込んで、夜になると泣いていました。後で振り返れば絶対後悔すると分かっていても、全然できていない自分を責めていて自信なんて1ミリもありませんでした。1ヶ月目と3ヶ月目に体調を崩して、初めは自分が疲れていること、ストレスが溜まってしまっていることに気付かず、後から体調不良の原因がストレスから来ているとわかりました。毎朝学校に行きたくなくて起きるのが嫌でたまりませんでした。(これは今もですが、前よりも気持ちは軽いです^^)ホームカミングの前日、学校のフットボールの試合があって本当は観に行くつもりだったのですが、その日のPep Rally (フットボールの試合を盛り上げるために行う全校集会みたいなもの)で、日本の学校の行事は全部楽しめていたのに、全然楽しいと思えなくて、家に帰ってマザーに行くことを止めると伝えました。留学中はなんでもチャレンジする!と思って来たのに、自分からチャンスを手放している自分に腹が立ち、感情が溢れて自分の部屋で留学生活で過去一くらいに泣いていました。少し経って、夕飯ができたことを知らせに来たシスターが泣いていることに気付いて、何も聞かずにハグをしてくれました。次はマザーが来て話を聞いてくれました。泣きながら文法もごちゃごちゃで意味不明な英語だったと思うのに、真剣に聞いてくれてたくさんハグをしてくれました。「自分の英語に自信がないといつも言っているけど、上手だよ、私達家族はレイのこと愛してるよ。」と言われた時は、今まで溜めていた感情が一気に溢れて来ました。今までホストファミリーに辛いと言ったり、泣いた姿(嬉し泣きは前回のレポートに書いた通りあります!)を見せたことはなかったので、これを機に距離が縮まった気がするし、何より私は1人じゃないと思えた瞬間でした。
今感じていること
いつからかというはっきりした時期は分かりませんが、だんだんポジティブに考えられるようになったと思います。例えば、なにか自分ダメだなと感じたことがあったとしたら、できていないことだけじゃなくてできていることに焦点を当てて、これができているから自分はえらい!と自分で褒めています(笑)。元々なんでも完璧にしようとする性格で、ダメな部分ばかり見てしまっていたのでこういうところは変われたなと思います。(逆にこのままポジティブになりすぎて、気付かないうちにだめだめな留学生になってしまいそうで怖いです。)
色んな人と関わるようになって、文化の違いをすごく感じています。留学前は、留学をしたい理由として、たくさんの人種がいるアメリカで色んな価値観を知り、理解できるようになりたい!と簡単に言っていたけれど、来てみて思ったことは、そんなに簡単に価値観を理解したいだなんて言えないと思いました。“違い”を、自分と違うから嫌だとか、自分と違うから相手は間違っていると思ってしまいがちで、その人の価値観だと理解するのは思った以上に難しいです。心のどこかで自分の当たり前を正しいと捉えていて、違いを見つけるとそれが間違いと捉えてしまう部分があります。その考えを変えるには、もっと人との関わりを増やすことが必要だと感じています。
ハイキングホストファミリーは色んな所に連れて行ってくれます。既に3個のワシントンD.C.にあるミュージアムに連れて行ってくれました。また、ファミリーはハイキングが好きなので、何回かハイキングにも行きました。ハイキングと聞いていたけどほぼ岩登りでした(笑)。
そして最後に、最近のちょっとした悩みを話したいと思います。ホストファミリーが日本に住んでいたこともあって日本の友達がいたり、日本食が売っているスーパーに行くので日本語を話す機会もあるのですが、その時に日本語がたまに出てこないことがあります(特に敬語)。そしてこの前、英語もまだまだ全然なので、私って何語もちゃんと話せないじゃんということに気付いてしまいました。自信が持てる英語力が付くまでゆっくりだと思いますが頑張ります!
書きたいことがありすぎて長くなってしまいました。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回もできるようになったことや、変われたことをここで報告できるように頑張ります!!