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Ricoのミシガン州-アメリカへの高校生-留学-体験談4ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Ricoのミシガン州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 4ヶ月目

 

   スポーツの秋、読書の秋、そして食欲の秋!皆さんはどんな秋をお過ごしになりましたか?私の秋は本当に忙しく、充実した日々でした。始まりの一週間は授業の試験、放課後にはミュージカルの練習と歌のコンサートのリハーサルが毎日あり、週末はその本番とマーチングバンドのパフォーマンスの両方で予定がぎっしりでした!すべてを短時間でこなすため、その瞬間に集中することがとても重要でした。

Ricoのアメリカ高校留学・体験談4ヶ月目11/8 いよいよコンサートの初日。この"Taste of Broadway"は二日に渡って行われました。テーマが映画から舞台化されたミュージカルということで大好きな曲を歌えることがとても嬉しかったです。グループでの合唱以外にもオーディションの結果、ソロをいただき、さらに最後の締め括りという重要な役目ももらいました。アメリカ人の前で英語の曲を歌うのはとても勇気がいります。発音を間違えたらどうしよう、もし伝わらなかったらショーの最後が台無しになってしまう…そんなプレッシャーでいっぱいでした。ですが舞台に立つと客席から私の名前を呼ぶたくさんの声援が聞こえてきたのです。初めての授業の日、この友達みんなが音楽室で途方に暮れる私を手取り足取り助けてくれました。悔しくて涙が出た時は「大丈夫だ」とハグしてくれました。あの日があったから、みんながいるから、今こうして舞台に立てるんだと心から思いました。助けてもらってばかりでなに一つお返しはできないけれど、せめて私の歌を楽しんでもらいたいという気持ちで精一杯の演技をさせてもらいました。

Ricoのアメリカ高校留学・体験談4ヶ月目11/9 次の日の朝はホリデーパレード!今回はカラーガードではなく、5年前まで習っていたバトントワリングをすることになり、昔の経験が今に繋がることをとても嬉しく思いました。パレードに繰り出す前にウォームアップをしていたときのことです。なんと他のバトントワラーが私に向かって走ってきました!彼女は大学でマーチングバンドに入っていて、見覚えのないトワラーがいる!と走ってきてくれたのです。お互い自己紹介をして一緒に練習をする約束をしました。その後、彼女のコーチにも会うことができたのですが驚きの事実が判明しました。なんと私が以前習っていた先生と知り合いだったのです!Ricoのアメリカ高校留学・体験談4ヶ月目日本も何度か訪れたとのこと。「なんて世界は広くとも世間は狭いんだろう!」と思いました。こうしてスポーツを通して国や言葉が違っても繋がれることを本当に素晴らしいと思います。そんな興奮の中、本番を迎えました。バンドの先頭に立ち全員をリードするのにはとても責任を感じました。お客さんは活気に溢れ、私たちが幸せをお届けするはずが、逆に私たちが幸せをもらったように思います。とても素敵なパレードになりました。その後、学校に戻り、再びコンサートの準備に入りました。昨日より少しでも良いものをとみんなで協力しました。今回は一度経験したということもあり、リラックスして歌詞に集中したりお客さんと目を合わせたり、その瞬間を大事にしながらパフォーマンスできたと思います。ソロの後、袖へはけると他のソロリストの皆が"You did really good!"と大きなグループハグで迎えてくれました。幕が降りてから劇場を出るとなんと今まで会ったこともない人が「良い歌だったよ」と私に話しかけてくださり、国境や他人なんてことは忘れて私たちはハグをしました。このフレンドリーな暖かい国民性が私は大好きです。こうして私の10月はじめの1週間は幕を閉じました。


アメリカに来てから歯がゆいことが一つあります。私は関西人です。そこで気づきました。英語にはツッコミがないと…お笑いの代名詞、「なんでやねん!」これは"Why!"や"No way!"などいくつかの英語に置き換えることができるのですが、これでは「いや、だからこれはこうで…」と真面目に相手から返事が返ってきてしまうのです。疑問系でありながらも答えは求めていないという「なんでやねん!」の独特なニュアンスを家族に説明するのにはとても苦戦しました。ホストファミリーはたくさんジョークを教えてくれるのですがまだまだ理解し難く、こちらではジョークを言ったら周りは笑っているだけなので、パンチがない!オチがない!なにかが足りない!私はいつもこう思います。(笑)


10月中旬は放課後にミュージカルの稽古が続いてあり、週末には友達とショッピングに行ったり映画を観に行ったりしました。日本で2ヶ月後にリリースされる映画をこちらの公開日に観に行ったのはなんだか得した気分でした♪

Ricoのアメリカ高校留学・体験談4ヶ月目
11/28~30 約一週間の休日ののち、待ちに待った初めてのThanksgiving! 私は3日間かけてホストペアレンツの両方の家族に会いに行きました。1日目はお母さんの家族に…楽しみな気持ちの反面、私が家族の中にいるとなんだか気まずい空気になるのではないかととても緊張していました。ですが一緒にゲームやトランプで遊んでいるうちに本当の家族のような暖かさを感じました。さらに日本にもたくさん興味をもってくれて、言語や食文化、テクノロジーなど色んなトピックで話をしました。先ほどのツッコミのように当たり前に思っていたことを説明するのはとても難しかったです。そしていよいよ夕食の時間。大きなターキーをはじめ、たくさんの料理がテーブルに並び会話の溢れる食卓はとても楽しいものでした。次の日はお父さんの家族へ。こちらも大盛り上がりで笑い声が家中に響き渡っていました。私は日本でこんなに家族が勢揃いして食卓を囲むことをあまり経験したことがなく、あまり好んでもいませんでした。ですがみんなで集まって楽しく過ごすのも暖かくていいなぁとはじめて思いました。こんな私を本当の家族のように迎え入れてくれたファミリーの皆さんにとても感謝しています。


12月からは新学期のはじまりです。アメリカに着いたときから比べてスムーズに会話ができるようになったり、例えわからなかったとしてもそれをどうやって解決するかなど色んなことを学んできました。ですが自分が話す英語をビデオから聞くと直すべき部分がたくさんあるなと思います。そして日によってスラスラと言葉がでてくる日や詰まって仕方が無い日があり、そんな自分に少し腹が立つこともあります。完璧なんてありませんが焦ることなく積み重ねを大事に今より良いものを目指していきたいです!

 

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