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Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 3ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 3ヶ月目

 

初めに

   こんにちは!!フロリダ州に留学中のRikuです。15歳で、高校1年生です。現地で体験したこと、感じたことなどを約10ヶ月間、計4回にわたって皆さんに楽しんでいただけるような体験記として書いていきたいと思います。何かご質問がありましたら、文際交流協会に連絡していただければ、お答えできると思いますので、お気軽にお尋ねください。

現地到着まで

   新型コロナウイルスの影響で、日本出国が遅れ、日本の高校の二学期が早く始まってしまい、例年なら夏休み中に出発するはずが、僕の場合は夏休み明け後一週間、学校に行くことになってしまいました(僕の学校にはほかにも3人留学に行く人がいましたが、みんな出発の一週間前には学校を休んでいました…)。学校最終日の土曜日には、部活動の同期のみんなにちょっとした送迎会のようなものを開いてもらい、色紙もいただいたので、なんだかんだ言って学校に行って正解だったな、なんて思っています(笑)。しかしながら、いろいろな人に散々、「早くやったほうがいい」と言われていたパッキングは、母親の「そんなの前日の数時間で終わるよ」という“鶴の一声”により、その土曜日の夕方にやることになっていました。買うものは買ってそろっていましたが、そんなにすぐ終わるはずもなく、最終的には家を出る直前までパッキングしていました…(本当に、本当に、パッキングは早いうちに終わらせないと長い間後悔します…)。ちなみに前日の夜ご飯はお好み焼き、当日の昼はうどんを食べました。ものすごくおいしかったです(笑)。
羽田空港は本当にガラガラで、国際線の9割が欠航になっていました。今年はコロナの影響で出発日が生徒ごとにバラバラになっていたので、この日は僕を含めた10人くらいで一緒にテキサス州、ダラス・フォートワース空港まで向かいました。機内はガラガラで、CAさんのお計らいにより僕たちは近くに座ることができ、なんとなくほっとしました。僕は昔、中国に住んでいたのでよく国際線には乗っていましたが、13時間という長距離線は初めてで、飛行機の中はものすごく楽しかったです。31日夕方に日本をでて、その日の昼(時差)にダラス空港に着きました。団体の方がつけてくれたアナカンサービス(目的地までリレー形式で航空会社の方が案内してくれるもの)のおかげで、無事にフロリダ州、オーランド空港までの国内線に乗り継ぎができました。
Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 3ヶ月目アメリカの上空国内線のドクさんというCAさんがとてもやさしく、飛行機が好きな僕のためにコックピットに案内してくださったり、ポテトチップスをくださったりと、とても親切にしてくださいました。また、飛行機を降りるときには前席に座っていた男性が座席の上の物入に入れていた僕の荷物を取ってくださいました。ほんとにアメリカの人々は親切なのだなあと身にしみて感じました。国際線のなかではあまり寝られなかったので、国内線ではしっかり寝ようと思いましたが、夏なのにまるで冬のような機内の温度のせいで結局あまり寝られませんでした…。そんなこんなで31日の夜11時にオーランド国際空港に到着しました。どうやら空港の最終便だったようで、しかもアナカンサービスの関係で最後に飛行機を降りたので、空港のその日の最終の客になっていました(笑)。そんな真夜中なのにもかかわらず、ホストファミリーは「Welcome Home Riku」というボードを掲げて迎えてくれました。それを見た瞬間、今まで何も考えていなかったのに、やっと着いたという気持ちと知らないうちに日本からすごく遠いところにきて、1年過ごすのかという不安が一気にこみ上げてきました。
家に向かう途中でガソリンスタンドに寄り、飲み物を買うことになりました。アメリカでは基本的にコンビニとガソリンスタンドは組み合わさっていて、セブンイレブンやサークルKなど日本でも見るコンビニがガソリンスタンドを持っているのがとても奇妙な光景でした。飲み物は、サイズが4つ、味の種類が分からないくらいたくさんあって、どれも値段が同じとか言う本当にわけのわからないシステムでした。ホストマザーやブラザーが大きいものを選んでいる中、ちょっとでいいやと一番小さいカップを選んだら、みんなにものすごく驚かれました(笑)。

隔離

   連邦政府、州政府単位での大々的な外国からの入国者への隔離措置はありませんでしたが、僕のステイ先のSeminole County(日本語に訳するとセミノール郡、郡は日本でいう都道府県みたいなもの)では、日本と同じく、2週間の自宅隔離がありました。なので、最初の2週間は家族の車に乗ってちょっと街を一周するか、家で犬と遊ぶか、映画を見るかの三択でした。なんとか暇をつぶしながらホストファミリーとの距離を縮めたり、アメリカの生活に慣れたりして、あっという間に時間が過ぎていきました。

学校生活

   隔離明けの月曜日は、ホストマザーと一緒に学校に行くための用意をしました。郡の保健所で健康診断をし、教育委員会の事務局で必要な書類を提出し、学校の事務局で受ける科目を決めて、学籍番号をもらい、次の日から登校という感じでした。実は、僕が現地に着いた時にはすでに学校が始まっていて、僕はかなり遅れたスタートとなりました。
ここで僕の学校についていろいろ紹介します。学校名は、市の名前でそのままWinter Springs High School、生徒数は9th(15歳)から12th(18歳)までの4学年大体600人ほどです。設備は、7つの輪っかになった2階建ての校舎(体育館込み)に、アメフトコート兼陸上トラック、野球場、ソフトボール場、サッカーコート、テニスコート数面、生徒と教師用の駐車場(アメリカでは16歳から運転免許が取れるから、高校に自分の車で通学するんですって!!羨ましい…)と日本の高校ではとても考えられないくらい、とても広大です。公立高校でほんとにいろんな人がいます。というのも、通い始めてから2週間ほどで、郡保安官の方に連行されていく生徒を見ました。どうやら、マスクの着用を拒否したらしいです。ご時世ですね…。
授業科目は7科目取れて、1日に3科目、1週間に同じ科目の授業が2回あります。一コマが2時間とすごく長いので、先生の裁量で休みが稀に入ります。朝が7:20から始まり、サマータイムが実施されていときは、日の出前に授業が始まるなんてこともありました。

時間割は、、、

  一コマ目 二コマ目 三コマ目
月曜日 ラテン語 化学 幾何学
火曜日 写真 英語 映画から見る米史
水曜日 ラテン語 米史 Bear Period
木曜日 化学 幾何学 映画から見る米史
金曜日 写真 英語 米史
米史→アメリカ史
のような感じです。Bear Periodは、総合みたいな科目です。ほとんど自習みたいなものです(笑)。コロナの影響で、Virtual School(在宅でいつ授業を受けてもいい)、Seminole Connect(在宅だが、学校のコマと連動)、ハイブリット(Seminole Connectと対面授業の混合)、普通(シンプルにすべて対面授業)と、登校形式が選べるようになっていて、僕は一コマ目を在宅で受けて、あとを対面で受けるハイブリットを取っています。スクールバスもありますが、そこそこ治安が悪いらしく、僕は家族の中で暇なだれかが、送迎をしてくれます。お昼ご飯は家で適当にパンを焼いて何かを挟んだり、塗ったりしたものを持って行っています。この前は、家にあったお米でおにぎりを作りました。
さて、最初の登校日というものは常に緊張するものです。まして、途中からの編入で、海外の学校となると、緊張どころの話ではなく、少し震えていました。でも、いざ英語の授業が始まると、先生も生徒もとてもやさしく、リラックスして授業を受けられました。その日のうちに、授業で話せるような友達ができ、お昼ご飯も適当に校舎のそばにあるベンチに座って、ホストマザーに適当に詰め合わせてもらったものを食べて、午後の授業もしっかり受けてその日は終わりました。次の日は、前日と同じところに行ってお昼を過ごそうとしたら、School Safetyのスタッフさん(学校の警備員さんみたいな人)に止められ、その方と仲良くなり、初めて友だち(?)ができました。それから、ずっとそのあたりでお昼を過ごしていたので、いつも彼と一緒にいる郡保安官の方とも仲良くなりました。そんなこんなで過ごしているうちに、英語でのコミュニケーションが割とできるようになり、クラス内でも話せる友達ができました!

ホストファミリー

Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 3ヶ月目ホストファミリー。
左からJared、僕、Robby、Jenna、Bobby
   最後に僕のホストファミリーの紹介をします。
まずはホストマザーのBarbara!おしゃべりが大好きで、いろんな話をしてくれます!自分の話、アメリカの話、などなどためになる話をたくさんしてくれます。あと、散歩も好きで、よく家の周りを一緒に歩きます。実は、料理は意外にも苦手で、ホストファザーに任せています(笑)。家族のことを一番よく見ていて、小さな変化も気づき、いろんな相談にも乗ってくれる、頼れるマザーです。
次にホストファザーのBobby!明るくて、物知りで、多趣味!料理に、日曜大工に、ハンティングにと、ほんとにたくさんやっています。自分でハントした鹿を解体して、ステーキやハンバーガーにおいしく調理してくれます。この前は、心臓のステーキをいただきました。独特の触感でとてもすごくおいしかったです。ちなみに、日本に出張で来たことがあるらしく、その時に視察で食べた、小学校の給食が美味しくて感動したそうです(笑)。
続いては、長男Jared!今年の12月に大学を卒業する予定の頼れる長男です!僕の興味のある航空工学を取っていて、僕が日本でやっていた吹奏楽のパーカッション(打楽器)をやっているなど、めちゃくちゃ趣味が合います!高校時代には水球をやっていたそうです。最近は、自分たちで小型飛行機を作る卒業プロジェクトをやっているという話をしていました。ちなみに、僕の部屋には4匹のシカが飾られているのですが、その中の一番大きいものは彼が捕まえたものだそうです。
Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 3ヶ月目ハンティングでの一コマ四番目は、次男Jeremy!いつも面白く、家族を笑顔にしています。今は大学3年で(確か…)、高校時代はサッカーをやっていて、今は審判をやっています。秋から冬にかけては、高校サッカーの試合数が多く、かなり忙しいらしいです。
五番目は、Antoine!上の兄弟二人と一緒に、大学の近くに住んでいるルームメイトです!兄弟とは高校からの付き合いで、仲がいいです。日本のアニメが好きで、次の学期に日本語の授業を取ったらしいです!楽しみ!
六番目は、Ariel!Jeremyのgirl friendです。本来ならフロリダの北のほうにある大学で一人暮らしをしているはずでしたが、コロナの影響と諸般の都合により、僕たちの家に住んでいます。今度の1月に大学に戻るそうです。映画と音楽が好きでいろいろとお勧めしてくれます!
七番目は、長女Jenna!今年から、上の兄弟と同じ大学に通い始めましたが、コロナの影響でオンライン授業になり、家から授業を受けています。水球を高校からずっとやっていて、つい最近の試合で得点を決めていました!ペットの犬のことが大好きです!
八番目は、Kyle!Jennaのboy friendです。大学の近くに友達と住んでいるのですが、ほぼ毎週末家に来るので、ほぼ家族みたいなものです。Jeremyと同じくサッカーの審判をやっています。
九番目は、末っ子の三男Robby!同い年で、頼れるホストブラザーです!実は、僕より1ヶ月年下ですが、感覚的には、むっちゃ尊敬出来るお兄ちゃんみたいです!Bobbyと同じように、料理、草刈、ハンティングなど多趣味です。この前、ハンティングに同行したときは、牧場から逃げ出して駆除対象になっている野生の豚(イノシシのようなもの)を狩っていました(野生なので、脂肪がなく本当においしかった!)。学校はVirtual Schoolを取っているので、僕が学校から帰ってくると「学校どうだったー?」と、煽られます(笑)。でも、本当にいい人で、いちばん頼りにしています!
Rikuのフロリダ州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 3ヶ月目 ベッドを占拠するWinston最後にペットのWinston!Too activeという理由で動物シェルターに入ったように、本当にToo active!今年1月から家族になり、みんなに愛されるかわいい男の子の犬です。ボール遊びが大好きで、最近はJennaにドックパークに連れて行ってもらって、さらに活動的になっています。僕に対しても、態度が大きくなり、ベッドの大半を占領して寝ています。でもかわいいから許しちゃいます…。
以上、自分含めた11人の大家族で仲良く暮らしています。ちなみにRobby以外全員車を持っている(Bobbyはピックアップも持っている)ので、最大で9台の車が家に集結します。ちょっと郊外ということもあり、車が必須の生活なんです。

終わりに

   本当はまだまだ書きたいことはあるのですが、実は一度データを紛失してしまい、遅れてしまったので、今回はここまでで。次回もお楽しみに!

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