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Sakiのオーストラリア高校留学・体験談3ヶ月目|高校留学・体験談(日記)|交換留学・団体・ホストファミリー

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Sakiのオーストラリア高校留学・体験談3ヶ月目

 

  私は今CFC(Children, Family and the Community)という授業を取っています。日本でいう家庭科みたいなものですが、CFCでは調理実習や、縫い物をしたりするわけではありません。この授業は、オーストラリアの家庭と文化について学べて、日本との違いについて知ることができるとても良い授業だと思います。今はちょうど、妊娠と赤ちゃんの世話について学んでいるところです。
2週間前、CFCでとても面白い宿題が出ました。それは、週末に「赤ちゃん」の世話をすることです!もちろん本物の赤ちゃんではないのですが、そのオモチャの赤ちゃんは泣くし、本物の赤ちゃんのようにご飯をあげたり、オムツを変えたり、あやさなくてはいけません。学校にはそのように宿題のための赤ちゃんが11人分いて、それぞれ違う顔をしていて、名前も付いています。私たちは、年に一度、週末にその赤ちゃんたちのうち一人の面倒をみるのです。

私は、Indianaという名前の赤ちゃんを預かることになりました。Indianaを以前預かったことのある友達が良い子だよ、と言ってくれたのですが、実際はそうではありませんでした。Indianaは、他の子が私と同じ時に預かった赤ちゃんよりもっと泣くので、いろいろ大変だったのです。赤ちゃんを預かったら、どこに行くのでも赤ちゃんと一緒にいなければいけないので外出時も赤ちゃんを連れて行きました。お店やレストランでみんなにじろじろ見られて、私は毎回「これは学校の宿題なんですよ」と、私のような16歳の高校生がなぜおもちゃの赤ちゃんを連れているのかを説明しなくてはなりませんでした。本当に恥ずかしかったです。中でも一番大変だったのは、赤ちゃんが私が寝ている時に泣き出したことです。私は、一晩に5回くらい起こされてしまいました。赤ちゃんの泣き声がとてもうるさかったので、隣の部屋で寝ているホストシスターまで起きてしまったほどです。赤ちゃんを寝かせるために、真夜中にご飯をあげて、オムツを変えなければいけませんでした。ご飯をあげている時に、私はもう少しで寝てしまいそうになりました。ご飯をあげ終えるのに、10分以上かかったのです!
赤ちゃんの面倒を見終わった次の日の月曜日には、本当に疲れて気分が重かったです。ホストファザーが、赤ちゃんの面倒を見た週末は、オーストラリアにいる間の週末で一番大変な週末だっただろうね、と言ってくれましたが、私も本当にその通りだと思いました。
この宿題は、赤ちゃんの面倒をみられないのに赤ちゃんを産んでしまう10代の女の子たちが多いためあるそうです。この宿題は赤ちゃんの親になることの責任を持つことがどんなに大変かを教えてくれるものだと思います。私は、かなり年をとるまで赤ちゃんを産みたくないなと思いました。この宿題は本当に大変だったので。でも、とても大変ではありましたが、とても良い経験でした。こんな面白い宿題は、日本ではできないだろうなと思います。
ちなみに、この宿題で99点を取りました。クラスで1番いい成績でした!

 

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