Sakineのバーモント州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 4ヶ月目
気持ちが一番落ち込んだ10月
家族でロープウェイに乗って紅葉と雪を見に! 正直、本当に辛い月でした。10月は全てが少しずつ慣れてきて、(まだまだ全然慣れていないんですけど)留学生という少しの特別感が消えてきているように感じています。10月の上旬は、学校行事などのふとした瞬間ですごく寂しさを感じます。家族や友達に沢山愛されている人などを見た時などです。生まれた時からずっと愛に包まれていた日本とは違って、過ごした時間が違うので、当たり前ですがそこまでの関係をホストファミリーや友達と築けていなく感じてしまった時もありました。でも、少し勇気を出して踏み出してみると、ホストファミリーは温かく私を包み込んでくれました。
また、気温も寒くなってきて、沖縄から留学している私の体は変化に対応できず、服の調整が難しかったです。それもあり、ひどく体調を崩した月でした。1回風邪をひき、治って学校に行けたと思ったら、数日してまた風邪をひきました。症状が結構続いたので、念のためにコロナ検査をしたらしっかりコロナでした。コロナになってしまったせいで、学校を1週間以上逃してしまいました。また、以前にもぎっくり腰で学校を逃してしまっていたので、更に不安な気持ちになりました。
隔離期間は、症状が最初の3日以外は(最初の3日はひどい声で、喉が腫れまくっていました(笑))とても軽かったので、映画を見たり、1人でお菓子作りをして食べたりなど、もう家で過ごさなければいけなかったので、休憩期間だと思って思いっきりリラックスしてステイホームを楽しみました。コロナが治って学校に行けた週もかなり辛かったです。なぜなら自分が知らないうちに、全てが進んでいるように感じたからです。また、ダブルプレイスメントが友達と遊んだりしている時は、無意識に比べてしまい、沢山泣きました。誰も悪くないからこそ、どこに悲しみをぶつけていいのかが分からず、辛かったです。だけどどんなに泣いても、辛く感じても、自然と「帰国したい、留学したことを後悔した」と思ったことは一度もありません。自分でも不思議に思いますが、泣いて沢山努力して、手に入れた人生1度きりのチャンスだからだと思います。また、自分の英語力の成長を全然感じられない月でもありました。文章を読んでいても、全く分からないみたいなことが多かったです。
ホームカミング!でも悲しいことばかりではなかったです。アメリカンドラマからずっと憧れていたホームカミングやハロウィンのトリックオアトリートを体験できました。ホームカミングでは、友達と準備して、沢山踊って歌って楽しかったです。ハロウィンでは、本当に沢山のキャンディーをもらいました(笑)。いろんな種類のアメリカンキャンデーを楽しむことができて、嬉しかったです。でも、量が多過ぎて、未だにキャンディーは残ってます。



不安を感じているもしくはこれから感じるであろう留学生へ伝えたいこと!
多くのことがうまく行き始めた11月の様子


しかし、正直怠けてしまっていることもあります。私の場合、4つしかクラスが取れず、簡単なクラスばかりとっているので、毎日宿題に追われるということが少ないです。全く勉強しないというわけではありませんが、毎日勉強するわけでもありません。もう4ヶ月もアメリカで過ごしている割には、自分の成長に少し焦りを感じています。以前、映画の内容が理解できるようになったと書きましたが、訂正します。すみません(笑)。複雑な内容の映画はまだ完全に理解できるわけではありませんし、サブタイトルがない映画は、かなり難しいです。また、現在、留学している双子の姉(実は私、双子なんです!)と電話した時にも、お互いに日本語訛りがまだまだ残っていて、悔しかったです。スマホを触っている時間に代わりにできることを考えた結果、英検と発音改善でした。帰国前に英検準1級を取るというのは目標なので、これから日本から送ってもらった単語帳を使い古していきたいと思います。発音の本も持ってきたのに、全然使っていないので、Tik Tokなどの無駄と感じながらもスマホを触っている時間を活用できるように心がけていきたいです。

最後に私のストレス解消方法を紹介します。
- 寝る。自分では気づきにくいですが、本当に寝不足な時は、小さいことでもイライラしてしまうし、何をやるにも本当にやる気が出ません。知らない間にとても疲れているはずなので、思いっきり寝てみてください。私の場合は、コンタクトしたまま寝てしまうことが何回かあり、その時に自分が疲れていることに気がつきました。
- 音楽を爆音で聴いて、一人ライブ。私はブルーノマーズが好きなので、イヤホンで音量マックスにしてライブ映像を見たり、ドライヤーしてる時などに聴いたりしています。これをしているときは、自分だけの世界に入れるので、嫌なことを忘れられます。だけどやりすぎると、耳が悪くなるので、気をつけてください。
- 栄養あるものを食べる。朝食とランチにパンとスナックばかりを食べていた時期は、本当に疲れやすかったです。卵や肉など自分で作ることをうまく利用して、栄養あるものを食べてみてください。
- 体を動かす、自然に触れる。体を思いっきり動かしたり、朝に歩きにいったりすると、心も体もリフレッシュされます。
- 偉大な人について知る。授業の中で、NASAで働く科学者について読むことがあったのですが、その人が、色んなプロジェクトのリーダーをしていたり、ハーバード大学の教科書を作っていたりしたことを学びました。その人について学んだ時は、自分のやっていることが小さく感じられ、もっと自分ならできると上を目指そうと思えました。
- 誰かに話を聞いてもらう。これが一番大切かもしれません!話を聞いてもらうだけでも、気持ちはかなり楽になります。正直、留学生活でストレスが溜まらないわけがないです。小さなことでも溜めてしまうと大きなストレスに変わり、心が苦しくなるので皆さんもストレスは溜めないようにしてください!
私が今一番感じている異文化
- 食生活です。日本は1日3食をしっかり食べるという感じでしたが、アメリカではスナックを沢山食べるイメージがあります。夕食は5:30から6:30の間に食べ始め、日本にいる時と比べて、かなり早いです。また、一食一食が軽い分、スナックで埋めている感じがします。でも、これも異文化の1つとして、受け入れられています。
- 学校のクラス構成です。クラスによって人がガラッと変わるので(9th grade〜12th gradeまでの生徒が混ざってます)、友達との仲の深め方が日本より難しく感じます。日本のように朝や帰りのホームルームがなく、アドバイザリータイムも自由な時間が多いです。色んな人に出会える分、積極的じゃないと何もできないように感じます。やっぱり、クラブや部活に入って、友達とより長い時間を一緒に過ごすことをお勧めします。
