Sakineのバーモント州(アメリカ)への高校生-留学-体験談１０ヶ月目｜高校留学ブログ日記

   皆さん、こんにちは。私のレポートも最終回のところまで来てしまいました。この一年とても長いようで、今思えば、あっという間でした。この最終号では私の伝えられることをシェアしきります。

4・5月の様子

スキーイベント！！   4月に入ると、スウェッチャーでスキーができるくらい暖かくなってきました。また、4月には、April breakという休みがあったので家族でニューヨークに行きました。小さい頃から憧れていた1番の都市だったので、夢が叶ったのがとても嬉しかったです。タイムズスクエアに行った時は、その迫力に衝撃を受けました。未来に来たような感覚でした。また、Madame Tussauds New Yorkという有名人の人形マネキンがあるミュージアムに行きました。沢山写真を撮ってとても楽しかったです。その日の夜には、ニューヨークで一番のブロードウェイショーを見にいきました。世界レベルのショーには感動しかありませんでした。本当に楽しかったです。
5月の大きなイベントといえば、テイラースウィフトのコンサートとプロムでした。コンサートのチケットの余りを友達が持っていて、その子と行くことができました。元々、テイラーのビッグファンではなかったのですが、コンサートに向けて、色んな曲を聞いているうちに彼女の曲が大好きになりました。いざ、コンサートが始まって、テイラーが出てきた時には、“She`s real and it is happening!!”　という感動で予想もしていなかった涙がドバドバと溢れてきました。人生で初めての大きなコンサートは最高の思い出になりました。
そして、コンサートの次の日がプロムでした。少し疲れてはいましたが、友達と一緒に準備をして、写真を撮って、レストランに行って、プロム会場に行ってとても楽しかったです。会場では、みんなで沢山歌って踊ってフォトブースで写真を撮って、本当に楽しかったです。小さい頃から、アメリカのショーや映画を見て憧れていたプロムを体験することができて本当に良かったです。また、みんなでベストドレス、ベストタキシード、ベストカップル、1番ユニークな衣装などを投票するのですが、その中でベストドレスに選ばれました。「まさか自分が！」と、予想もしていませんでしたが、本当に嬉しかったです。そして、プロムの全時間とても細いピンヒールで踊ったので、帰り道は足が痛くて、歩けませんでした。すると、私の友達がお姫様抱っこをしてくれて、それもとてもいい思い出になりました。さらには、お姫様抱っこをしてくれた子がこけて、その後に行ったマクドナルドの駐車場で私がこけたのも面白い思い出になりました。
ホストおじいちゃんの誕生日会！！また、ホストおじいちゃんの80歳の誕生日会がありました。親戚のみんなで大きなコテージに集まって仲良く時間を過ごしました。アメリカに来たばかりの頃に、親戚で集まった時はみんなの話を聞き取ることに精一杯で、いつもニコニコしているだけでしたが、今回の誕生日パーティーでは、スラスラと自分から英語を話すことができ、自分の成長を感じることができました。私は、ダブルプレイスメントがいるので、毎日自然と喋る相手がいるという特権があります。ダブルプレイスメントは毎日、お互いに助け合えて、英語も成長できていいことの方が多いと思います。誕生日会後、みんなにバイバイを言うときに、「これで会えるのが最後になるかもしれないから、安全に日本に帰って、元気にするんだよ！」と親戚の方達に言われ、帰国という実感を初めて身をもって感じた瞬間で、涙が出てきました。帰国まで1ヶ月くらいの時は少しだけ日本に帰れることにワクワクしていましたが、今となっては、残された時間の短さにショックを受けたとともに、大好きな家族や友達と離れること、この1年当たり前だった生活がガラッと180度変わることなどへの恐怖を覚えています。
ソフトボールの様子ソフトボールは現在、みんなでチャンピオンシップを目指して頑張っています。ソフトボールなどの球技系を体育の時間以外やったことがなかった私ですが、毎日の練習のおかげで、今ではゲームでもプレイできるくらい成長することができました。みんなに「Sakineはすごいナチュラルでアスリートだね！」と言ってもらえるので、とても嬉しいです。

これからの留学生たちに伝えたいこと

☆日本となんて違うことだらけ

   学校の制度を始め、人々、食べ物全てが違います。ただ、違うだけであって、日本と比べたらいいなと思うことも、嫌だなと思うことも必ずあります。比べないだけ。と言うのは言葉では簡単ですが、実際違いにイライラしてしまうこともあるはずです。最初に、少しイライラしてしまうくらい私はいいと思います。ただ、それを少しずつ受け入れられるように成長することが大切だと思います。

☆時間だけは一緒

   どんなに文化が違っても、時間だけは一緒です。留学前から11ヶ月と決められたこの時間の中で、どれだけ有効に自分の時間を使えるかがKeyとなってきます。もちろんずーっと全開モードでは疲れてしまいますが、常に時間が限られていると言うことを忘れないでください。3週間残された今、やっと家族や友達をどれだけ大切かが見えてきました。帰国という事実を身を持って感じてからじゃないと、どれだけ多くのものが大切かが見えてきません。どれだけ家族や友達といい関係を築けていたのかということが、今になってやっと分かりました。皆さんも必ず家族や友達との時間を大切にしてください。

☆やりたいことは全部やる

   時間が限られている中で、どれだけ自分のやりたいことをやりきるかです。1回やってみるということが大事です。実際に結果が出せなかったとしても、挑戦することに意味があるんです。私の場合、特に後半は沢山のことに挑戦しました。トランペットやダンスは思ったようにはうまく行きませんでしたが、それらに費やした時間に1ミリも後悔はありません。それらに挑戦してみて、実際楽しかったです。私は挑戦したと言う事実にとても満足しています。むしろ挑戦しなかった時の後悔の方が一生残っていたと思います。人生で1度しかできないこの交換留学をやりたいことで埋め尽くしてください。

☆苦しいことのない留学なんて存在しない

   異国の地に1人で行って、1から全てを築き上げる留学というものに苦しいことがないはずがありません。言語はもちろんですが、本当の家族になるまでの時間、友達と仲良くなるまでの時間は結構苦しかったです。人間関係をうまく築くコツとして、とにかく最初はみんなと仲良くしてみてください。初対面の時に、人はジャッジしがちですが、とにかく笑顔で最後まで諦めないでください。みんなと仲良くしていたら、だんだん自分に合った子が見えてきて、さらに友達との仲も深まるはずです。みんなと友達で損することなんて1個もないです。また、慣れてきた頃には、今まで見えなかった人間関係問題を知っていくこともあると思います。そうなった時は、ただその問題に関わりすぎないようにしてください。私の経験上、友達の悪口を言ってくる子は好きになれませんでした。前まで好きだったのに、一緒にいて少し疲れるようになってしまいました。ただ、みんなと仲良くはするけど、自分が一緒にいて一番楽しい友達といるようにしてみてください。また、私のレポートでは何度も言っていますが、しっかり睡眠をとってください。寝不足の時は本当に苦しいです。自分が思っている以上にネガティブになってしまいます。本来楽しめていたことも、楽しめなくなってしまいます。

☆助けを求めることを忘れない

助けを正直に求めてください。こっちの人は助けを求めるまで気がつきにくいですが、助けを求めた後は、とことん助けてくれる傾向があるように感じます。1人で抱え込むのは苦しいだけです。友達、家族、先生などいくらでもあなたを助けてくれる人が沢山いることを忘れないでください。

☆ありのままの自分でいる時が一番楽しい

   笑いたい時は、思いっきり笑う。泣きたい時は、思いっきり泣いてください。自分に正直になってみてください。自分らしくいるのが最初は大変だと思いますが、自分の素が出せている時が一番心地いいはずです。目標にしてみてもいいかもしれません。自分らしくいられるようにする関係、環境を作る！とにかく自分を押し殺さないで、過ごしてください。また、今まで知らなかった自分が見えてくる年でもあります。自分で過ごす時間、やることが一気に増える年なので、新しい自分が見えてくることも少なくなかったです。それも新しい面白い発見と思って楽しんでみてください。

ブルプレイスメントと歩きに行って、
ずっとおしゃべりしちゃう日常！！ 残された週末があと2回しかないという事実、帰国したら今までの日常が全く別のものになるという事実に対して、いまだに信じ難い心情です。帰国した時に、「この1年は夢だったのではないか？と感じそうだね」とちょうどホストマムと話していました。残りの時間もできるだけ、家族、友達との時間を大切にして、1個の後悔もないように過ごしていきます。最後まで私のレポートを見てくださり、本当にありがとうございました。皆さんも留学、頑張ってください！応援しています。
I will make the rest of the time I can stay here worth it and I will get back to Japan without any regrets!!!

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