Sorakiのミシガン州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 7ヶ月目
留学生活も残り3ヶ月になりました。年明けから時間が経つのがすごく早く、残りの時間を大切に過ごしたいです。
一月、二月と寒さがずっと続き寒い日にはマイナス15度なんて日もあり時には雪がすごくて学校が休みになるなんてこともありました。そんな日本ではありえないような日々でも、もう二度と味わえないかもしれないと思うと一日一日しっかりと充実した日々を送れました。友達とスノーボードに行ったり雪合戦したり、雪があるからこそできることをいっぱい体験しました。
学校でも今とっている世界宗教の授業がとても面白く、校外学習ということでユダヤ教の教会のようなところに行ったり、イスラム教のモスクに行ってイスラム教徒の普段食べている食事をみんなで食べたりと、色んな文化があるアメリカだからこそできることをたくさん体験することができました。
アメリカ人がイスラム教徒に抱いている事とかすごく身近に触れることができ、また仲のいい友達にパキスタンから移住してきたイスラム教の子がいて9.11のあとに肩身の狭い思いをしたとか、当時いじめられていたんだとか色々と話してくれました。たくさんの日本の人たちが今イスラム教徒に対して思っている事と多くのアメリカ人が思っている事は変わらないと思います。ほとんどの人がイスラム教の事を理解せずに誤解していること、イスラム教であるだけで差別にあったり肩身の狭い思いをしている人がたくさんいる事、そういった事実を知れたということはとても自分にとって大きなものでした。
今行われている大統領選でもとてもいいタイミングに自分がアメリカにいて、そのためアメリカの人達の考えにじかに触れられることができます。アメリカの大統領選挙は他人事ではなく日本にも大きな影響が及ばされると思います。できるだけいい方向に改善されるよう願うばかりですが改めて本当にいい経験をさせてもらっていると思います。
体育の時間でもこっちに来てホッケーやアメフトなど日本ではあんまりしないような種目も沢山あり楽しいです。先月はBest student of the monthに体育のクラスで選ばれ表彰されました。自分の写真が学校に貼られていて「アメリカンだなー」と思いました。
三月に入ってだんだん気温も暖かくなり雪も溶けたので、放課後友達とスケートパークに行ったり、そこでまた現地の人と知り合ったり、寒いのが苦手な僕としては暖かくなってきてくれた事はとても嬉しいです。でも暖かくなるにつれ「帰るんだなー」という実感もわき、残りの時間もうちょっと自分を追い込んでみようと目標を立てました。あと3ヶ月しっかりとその目標に向かって頑張りたいです。