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Takakoのバージニア州-アメリカへの高校生-留学-体験談9ヶ月目|高校留学ブログ日記

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Takakoのバージニア州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 9ヶ月目

 

   帰国までもう何週間もなくなり、ようやく自分がこの一年を一生懸命やり遂げたことまた、帰国が近づいてきたことに実感がわいてきました。私の周りにいる現地の人から“もうすぐ帰国だね。楽しみ?”というような質問をよくされます。その質問に対しての私のいつもの答えは“yes and no”。もうすぐしたら大好きなホストファミリー、友達、こっちで出会った留学仲間達と離れなくてはいけないことにすごく戸惑いと悲しい気持ちでいっぱいです。けれど、帰国までの日にちを指折り数えている自分もいます。ここを離れ惜しい自分がなんでそんなことをしているというと、やはりあまり連絡を取らなかった家族、友達などの日頃お世話になっていた人達に早く私がここで何を経験して強く、たくましく成長したのか見てほしいし、自分に起きたすべてのことを話して聞かせたいからです。

  現地の友達とも、暇さえあれば毎週のようにお泊り会をしたり、買い物に行ったりして残りの日々を楽しんでいます。新学期初めの時の私には想像もつかなかったような友達との親密度にとても驚き、うれしい気持ちでいっぱいです。どれくらい仲がいいかというと、友達を難なくからかい(いわゆる、“イジる。)またからかわれ、授業中にたまに先生方に叱られたり等、お互いの間違っている発言、行動も指摘できるほどの仲です。友達とのジョークで、よく自分の母国のこと、文化、見た目などのことでよくからかわれたりします。最初はすごくむかついたし、悲しくて、いやだなって思っていました。けれどこれが彼らのジョークであり、私と仲良くなりたいと思っていることがすぐ分かり、今では私もそのからかい、ジョークに言い返しています。時々本当にそれは差別だと思うなことを言われることもあるけど、これも経験の一つだと思い一生懸命乗り越えています。

  家族とは今までどおり、仲良くやっています。ホストファザーの面白いジョークを今までは聞いて理解するだけで精一杯だったのも、今ではそのジョークに乗れるし、ジョーク返しをしたりして、毎日晩御飯の時に盛り上げています。でもときにすごくイライラしたり、相手もイライラしてしまうような時もあります。でも、そういうときに“彼らが私に心を許してくれていること、また自分が心を許している”ことによく気づきます。ホストファミリーと一緒にいて本当によかった、この家族でよかったって思うことは彼らが私を家族の一員と思っていること、また彼らからの私への愛を感じられることです。私は一人が好きなくせに妙に寂しがりやで変なところがあり、家族もだんだんそれに気づいてくれてそんな私を見守りたくさん可愛がってくれます。

  こちらに来てから毎日新しい発見や新しく学ぶこと、改めて気づくことがたくさんあります。特に自分自身の発見が多いです。大切な家族、仲良い友達、何年も変わらない居場所やあまり変化のない友達の近くにしか今までいませんでした。しかし、アメリカという大きな国に新しい家族、新しい友達を得たおかげで、新鮮な気持ちで新たにスタート出来、自分がどんな性格でどんな特徴があるのか気づくことができました。このように自分を客観的に見て、判断できるようになったのはずっと頼りっぱなしであった周りの人たちを自ら離れたことがきっかけだと思います。今ではほとんどのことを自らの力でやり、大きく成長できたと自分自身でも感じることができます。しかしここまで大きく成長した私でも大きな壁に立ちはだかったとき、大きな選択を迫られたときにはやはり周りの人が必要で、支えてもらわなきゃ前に進めないのも事実で自分の未熟さを考えさせられます。

  成績面も順調で、今までにこんなに机に向かって勉強したことがあったかな、と自分でも疑問になるくらい勉強しています。学校から帰るとすぐ机に向かい、宿題を片付けるのが毎日の日課です。学校が始まってばかりの時はその日の宿題を終わらせることに精一杯で毎日苦労していたけど、今では次の日の宿題を終わらせて、その日を友達と遊ぶ日にできたり、ゆっくりできる時間を増やせるようになりました。アメリカの学校では課題や毎日だされる宿題は定期テストと同じぐらい成績に影響するものです。なので先生たちは毎回私たちの宿題に成績をつけて返却します。成績づけられて帰ってきた私の宿題の成績が気に入らない時は必ず先生にどこがいけなかったのか、どうしてこの成績なのか訊きに行き、納得のいくまで話をしてもらいます。今までの自分だったら、先生がつけた成績が最終成績でその成績がつけられた過程なんてあまり気にしてはいなかたけれど、こういうところでもまた自分がいい方向に成長したなと思います。

  このように自分自身でも感じられる大きな成長を、早く今までお世話になっていた人達に見てほしいです。私はいままでいろんなことを途中で投げ出したり中途半端だったけど、長年習ってきた英会話と、昔からの夢だった留学は一度も投げ出したことがありませんでした。そんな自分が誇らしいです。今の私なら胸を張って、留学生だったと誇りをもって日本のみなさんにも、またアメリカのみなさんにも言えると思います。だから今まで私をこんなにも大きく成長させてくれたこの国と、たくさんの人たちに感謝しつつ、誇りを持ち私の母国、日本に帰りたいと思います。

  では、みなさん。また逢う日まで。

 

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