Wakanaのテキサス州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 1ヶ月目
★日本出発
7月22日、ついに出発日を迎えました。私は1週間前になってもなかなか実感が湧かず、出発の3日前、最後に学校に行く日の前日に友達にメッセージを書いていて初めて「日本からいなくなるんだ、新しいアメリカでの生活が始まるんだ!」と一気に実感が湧いてきました。あとの3日は怒涛の準備の忙しさと焦りと(本当に準備は早めに!早めにすることをお勧めします。気付けば前日です)、ワクワクとちょっとの不安が入り混じってずっと落ち着きませんでした。空港で家族と友達とお別れするときは本当にさみしかった。。。泣 機内で友達からのメッセージとお母さんからの手紙を読んで心からの嬉しさとさみしさと今すぐ会いたいのとで早くもホームシック。私自身あまりホームシックにならないタイプなので「こんなんで大丈夫か、私!?」と少し不安になりました。飛行機は無事シカゴ→クリーブランドに到着。その頃にはだんだんとワクワクな気持ちに切り変わっていました!!
★クリーブランド(オハイオ州)で2週間の研修
このキャンプで初めに感じたのは「日本人が最も英語が話せない」ということ。タイ・中国・ベトナム・韓国の人達が流暢に英語を話す中で、日本人は後れを取っているなと感じました。特に中国の人達はかなりできることが伝わってきて聞いていた通りだなと思いました。最初の三日間はたくさん話したいのに英語が出てこないもどかしさと長旅の疲れもあって、「まだ十日間もある。。OBの人達はものすごく楽しいって言ってたよねあれ?」と日本人の子達と話していたのを覚えています。
空港に到着してスクールバスで移動しました。 (人生初!)
スポーツの時間にテニスをしました! とっても気持ち良かった!
Walmartに買い物に行く前にパシャリ
お揃いのTシャツを着てナイヤガラの滝へ!迫力満点でした
他にもたくさんの思い出があり毎日がとても充実していて濃い日々でした。現地のteacherにもこれからアメリカで生活していく上で大切なことをたくさん教わりました。日本にいるときに比べ英語の比重が多くなる生活に慣れたことで知らず知らずのうちに留学先での生活の心構えができたように思います。私は英語で話して間違えてしまうのをあまり恐れなくなったと思います。また英語しか通じない中で他の国の友達を作れたことで少し自信がつきました。(今から思うと日本人が多い環境だったから負担が少なかったのかなとも思います)今回はアジア人ばかりでしたが、意外な一面がたくさんありました。タイ人はおおらかで優しいですが時間に物凄くルーズ(30分遅刻は気にしない)なのと人のものをとてもよく借ります笑。中国人は我が強くて一見怖い感じがするけど仲良くなると優しいです。仲良くなった中国の女の子に最後に手紙で「Wakanaはいつも笑顔でいるね、絶対その笑顔忘れないで!」とメッセージをくれました。思いがけない言葉にとても嬉しくかったと同時にこの先辛いことがあっても笑顔を忘れないようにしよう!と決めました。
最終日のお別れパーティではteacherも含めてみんな号泣。本当に大切な仲間と出会えたと思います。これからバラバラになるけどそれぞれの場所で頑張ろうと誓いました。ワシントンD.C.出会うのが待ちきれない!!
最終日の文化発表会で浴衣を着ました。隣はルームメイトのサイマイ
★ホストファミリーと合流!
私のホストファミリー家はテキサス州のDilleyという田舎町にあってSan Antonioから車で1時間くらいのところです。ちょうどキャンプが終わって各家庭に移動する日に私のホストファミリーはシカゴに帰省する予定だったので、私は一度シカゴに行くことになりました。会った瞬間、泣いてハグしました!私の携帯がまだSIMカードの設定してなかったので繋がらなくて、かなり心配したみたいです。初めて会ったのにも関わらず、家族のもとに帰ってきたような温かさがありました。移動中の車内でたくさん話した時「英語上手だね!」と言われて、いや絶対それはないと思いながらも内心嬉しかった!(でも2週間後には夢は打ち砕かれます)「今日は親戚でバーベキューしてるよ」と車で到着した先は公園。しかもざっと80人くらいの人!全員親戚か兄弟かその彼氏彼女かで、いきなりその中に入って行くのはとても緊張しました。色んな人に挨拶して握手したりハグしたり。チームに分かれてのバレーボールトーナメントやプレゼントタイムなど、まるでパーティーでした!!アメリカ人は家族の時間をすごく大切にするなぁと1日目で感じました。
ミニハンバーガー初めてみた!みんな4個は食べる
★8月6日 Homeに到着!!!!!
入った時にサプライズであってとても嬉しかった!!
8月14日までみんな学校がなかったので毎晩のように誰かが家に来てホームパーティーをしていました。毎晩色んな人と会うのでなかなか顔と名前が覚えられなくて大変でした。大半が親戚ですがMomはまさかの12人兄妹なので友達かと思っていた人が弟だったりして大混乱!一番下の妹はホストシスター(12)と同い年です!本当にBig family!!落ち着く時間は全然ないけどとても楽しいです。
ずっと大人と話すか、子供達と遊ぶかで少し退屈だったときにMomの妹のDestiny(16)とDenny(17)とArisaちゃん(去年同じ高校に通っていて同じくレポーターをされていました!)の友達であるAlex(17)にドライブに誘われました。夜のhigh wayをガンガンに音楽を鳴らして夜々風を感じながら走るのですが、それがもうものすごく楽しくて一夜にしてアメリカの高校生を実感。日本だったらガラ悪いですがここではそんなことありません笑 Alexが学校始まったらランチ一緒に食べよう!と誘ってくれて、最初一人かもしれないと覚悟していたのでとても嬉しかったです。
一番左の奥です。初めての試合!
少し前にちょっとした問題がありました。私はホストシスターと相部屋だったのですが、Momに「ホストブラザーの部屋は誰も寝てないからWakanaの部屋をそっちに作ってあげる」と言われました。ホストシスターはかなり気が強くて(体格もbigで私より背が高い)、夜私がテレビを消してと言っても付けっぱなしで寝たりと、たまにぶつかることがあったので、シスターが「相部屋はいやだ」とMomに言ったのだと思い私は少し悩んでいました。思い切ってMomに聞いてみたら、最初驚いた顔をして、そのあと笑って「シスターも同じこと言ってたよ。『Wakanaは私が嫌いなの?』って」その言葉を聞いてとても安心したのを覚えています。今でもたまにイラっとすることを言うシスターですが、私にはまだ早口で言い返す英語力がありません(笑)
私がDilleyに着いた一週間後にドイツから留学生来ました。名前はMarieでとても、それもかなり背が高いです。同じ立場で話しやすくて最初はただ「嬉しい!」と思っていただけでした。同じく彼女もバレーボールに参加(初心者なのでJB)することになり…練習1日目にして早くも大活躍。手を伸ばしたらネットを超えるので、ボールを叩くだけで周りは大歓声。一躍彼女はヒーローに。足を引っ張ってしかいなかった私はこの日ほど背の低さを恨んだことはありません。しかも彼女は英語がペラペラでアメリカ人の普通のスピードで普通に会話することができます。なのでチームメイトと打ち解けるのもとても早くて、1週間たって少しずつ馴染めてきた私からすると泣きたくなりました。彼女のホストファミリーと私のホストファミリーと他のドイツ人の留学生のホストファミリーは家族ぐるみで仲が良くて、1週間に一回は一緒に夜ご飯を食べるのですが、そこでもよく彼女と自分を比べてしまいます。例えば、私は大人数で一気に話しているとスピードについていけず取り残されますが、彼女は輪の中心にいたり余裕で他の人と対等に話すことができます。一番ぐさっときたのはMomとDadが彼女と話している時のスピードが私と話している時の100倍速(うそです2倍速くらい)だったこと。いつも少しゆっくり話してくれていることはわかっていたけど、この時スタートラインの歴然とした差を目の当たりにしました。コーディネーターさんには月一のミーティング(ちなみに私以外の5人は全員ドイツ人です)の時に「日本人にしては話せる方だから大丈夫だよ。私を信じて!」と言われましたが「日本人にしては」のニュアンスが気になったのと、現実を目の当たりにしている私は信じられるわけもなく、でも信じて頑張るしかありません。
ある日のディナー(Tobias&Marie)毎回とても楽しい!!
学校のことも書きたいのですが終わらなくなってしまうので次回紹介したいと思います!最後まで読んで頂きありがとうございました!!!
dorm (私達が寝泊まりしていた私立高校の寮で大きい家みたいなところ)でmovie time前