Yukiのクイーンズランド州(オーストラリア)への高校生-留学-体験談 10ヶ月目
オーストラリアに来てからもうすぐ9か月、最近こっちに来たばかりの自分を振り返ることがたくさんあります。英語力もなく、完全に日本人の性格と考え方を持ってこっちに来ました。そのためたくさんの困難やカルチャーショックにあいました。来たときは本当に辛いことが多かったです。初め、英語が特にわからず困っていた僕を、アジア人だということもあってからかってきた子が、今となっては僕の大親友でありホストブラザーです。本当に、留学は何が起こるかわからないです。今となっては、自分は成長したと思えるし、そして今僕はオーストラリア人として生活しているといえるほどこちらの生活に慣れました。自分が来月帰るということが信じられず、ずっとここにいるような気分だし、離れるときにはとても悲しくなると思います。
今月は9月の終わりから1週間ほどビーチキャンプへ行ってきました。あのビーチは今まで見た中でも、ものすごく綺麗で大きいです。ビーチの端から端まで車で急いで走っても、30分以上かかるほど大きいです。車でちょっと走ると、人がいない場所があるので、そのビーチが自分のものみたいに感じます。波もそこそこ大きいので、ボディボードで波に乗ったり、泳いだりして楽しみました。しかも、海の向こうの方で、なんとクジラが飛んでいるのを数回見ました。海の反対側には小さな山のようなものがあって、斜面が砂になっているので、ボディボードを使って上から滑って遊びました。毎日ビーチに行って遊んだので、とても日焼けしました。一度、朝日を見に行ったのですが、海から日が昇るのを見るのは初めてで、海から昇る太陽は綺麗でした。一週間でとても楽しい思い出を作りました。
10月の11日〜20日までCairns に行ってきました。この旅行はSCCEが主催してくれているので、交換留学生は誰でも参加できます。飛行機代と参加費だけ支払い、ホテル代と食費、アクティビティー代は全て参加費に含まれているので、日本から行くよりも安いと思い参加しました。真夜中に家を出て飛行機でCairnsへ行きました。自分の普段いる地域には日本人はほとんどいなくて、僕以外の日本人を知らないくらいなのですが、Cairnsには日本人観光客が多いため、マーケットはほぼ日本人が店員をしていてとても驚きました。この旅行ではアボリジナルのことを学び、グレートバリアリーフへ行きました。アボリジナルは自然と共に暮らし、狩りで食料を調達します。僕たちは槍のような先のとがったもので魚やカニや貝をとりました。アボリジナルの方が調理をしてくれて、それを食べました。ちなみにそのアボリジナルの人は、僕たちのように普通の暮らしをしています。その後アボリジナルアートをしました。アボリジナルは筆ではなく長いつまようじを使い、ドットや線を使って絵を描きます。アボリジナルの描いた絵は、何十万円もするものもあります。
旅行の三日目に、大きな船に乗ってグレートバリアリーフへ行きました。日本の学生が修学旅行で来ていたので、乗船者の大半が日本人で、修学旅行生のための日本人クルーもいました。あちこちから日本語が聞こえるので、日本に帰ったような気分でした。グリーン島に着いたら自由行動で、4人のドイツ人の男の子達とシュノーケリングをしたり、ビーチで寝たりしました。海の中にはたくさんの熱帯魚がいて、友達はサメや亀を見たと言っていました。人生の思い出に残る出来事でした。夜はマーケットに行ったり、ホテルのプールやスパで友達と自由に過ごせたので、とても楽しかったです。スパは大きくなくて、他の人と一緒になることもありましたが、その人達もとてもフレンドリーで、夜中まで話をしていたこともありました。本当に行って良かったなあと思える旅行でした。
あと一ヶ月、まだまだ思い出を作りたいし、テストもあるので、気を抜かず頑張りたいです。