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Yukiのミシガン州-アメリカへの高校生-留学-体験談6ヶ月目【A】|高校留学ブログ日記

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Yukiのミシガン州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 6ヶ月目【A】

 

旅券紛失事変
タイトル通りパスポートを無くしました。これまでに財布やスマホ、家の鍵、定期…、いろんなものを無くし続けてきた僕ですが、まさかパスポートを無くすなんて夢にも思っていませんでした。ワシントンD.C.のオリエンテーションにパスポートを持って行き、しっかりと自分の部屋の引き出しにしまったつもりだったのですが、11月末にLA旅行のために引き出しを開けた時にはもうそこにパスポートはありせんでした。僕が無くしてから新しいパスポートを手に入れるまで手順はだいたいこんな感じです!

  1. 前回の4ヶ月目のレポートでパスポートの紛失がバレる。
  2. OBと文際交流協会(BIEE)(+家族)から連絡がくる。
  3. ホストファミリーと家の中をくまなく捜索する。
  4. みつからない。
  5. BIEEに電話をする。
  6. BIEEに書類を準備して頂き郵送してもらう。
  7. 日本から届いた書類の空欄を埋めていざ日本領事館があるデトロイトへ!
  8. 領事館で再発行の申請をする
  9. 楽しくデトロイトを観光する!
  10. 2週間後にパスポートを受け取るためもう1度デトロイトへ!
  11. ゲット!
というような流れです。
はい、このようにパスポートを無くしてから新しいのを発行するまではめっちゃ楽しかったです。2番の家族からの連絡はスパム登録してしまっていため気付けませんでしたが、すごくスムーズに新しいパスポートは発券できました!ちなみにさっき書いたデトロイトに3回も行く機会を頂いたのは、内2回が僕のパスポート紛失が原因です。

Yukiのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目【A】

ロールキャベツならぬロール葡萄の葉っぱ

BIEEの方々が丁寧に書類を準備してくれたので、記入する作業自体は5分もかかりませんでした。ありがとうございます!ただし、お金はたくさんかかりました。交通費と合わせると、金額的には日本にいた頃の僕のお気に入りのタピオカ屋さんで、毎日2回タピオカを飲んでも1ヶ月は飲み続けられるくらいの金額です!領事館での再発行の手続きは思ったよりずっと簡単でした!BIEEから送られて来た再発行の手順が事細かに全て書かれている紙と付箋たちをそのまま書類と一緒に出したら、領事館の職員さんが「これ、すごいですね…!」と感心してくれたので、無くした張本人で、しかもなにもしていないのになぜか照れてしまいした(笑)。待合室のテレビでは聞いたこともないNHKの朝の連ドラが流れていてちょっとおもしろかったです。

Yukiのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目【A】

モノレールにも乗れるデトロイト!

Yukiのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目【A】

タピオカバナナミルクティ

Yukiのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目【A】

対岸はカナダです!

Yukiのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目【A】
領事館に行ったあとはホストファミリーと楽しくデトロイトを観光しました!観光用のモノレールに乗ってデトロイトを一周したり、ギリシャ料理のお店で、鉄板の上で5秒だけ燃えるチーズや、葡萄の葉で巻かれたお肉を食べたりと素晴らしい一日でした!はい、すみません(笑)りにお願いして連れて行ってもらった久しぶりのタピオカ屋さんは美味しすぎて少し感動しました。帰りの車内で「パスポートを無くすのも悪いことばかりやないなー」と、日本語で密かに呟きました(笑)。2週間後に再発行代の支払いとパスポートの受け取りのためにもう1度デトロイトの日本領事館へ向かいました。領事館の目の前にはカナダとの国境の川が流れているのですが、2度目に行った時にはあまりの寒さに川が凍っていて「これならワンチャン、カナダまで歩いて不法入国出来るやん」と言ったらホストファザーに笑いながら諭されました。

Yukiのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目【A】

モーターショーでの記念撮影

とりあえず、新しいパスポートを無事に手に入れ、FLAGのディズニー旅行に行くことができました!ちなみに3回目のデトロイトは、車の展示会、モーターショーに行った際です。屋内のなのにちょっとした丘になっている試乗コーナーがありアメリカのスケールの大きさに驚かされました。ほとんど車に関心がない僕でも「さすがモーター・シティ、デトロイトや!」と興奮しました。あたかも日本よりスケールが大きいかのようにペラペラと語っていますが、これが僕にとって人生初のモータショーでした。やはり、日本の自動車はアメリカでも需要があるようでトヨタなどはアメリカ大手自動車メーカーフォード社と同じくらいの広さのブースを設けていました。もちろん、僕はFLAGのルールで車の試乗はできません。

部活
   冬休みの終わりまで部活はめちゃめちゃキツく、腕立て120回や、9ストロークに1回しか呼吸を許されないクロール、極め付けは50メートルオールアウト20本などきつすぎて酸欠で頭痛がしたり、友達が次々とゴミ箱に吐いてたりと一瞬「あ、やめたいなー」と思ってしまう時期もありました。けれど今はもう部活が本当に楽しくて楽しくて仕方ありません!水泳部のメンツとコーチみんなが大好きです!

まずは部活をキツイと感じていた冬休みまでのミニ病み期について書いていこうと思います。さあ、僕がレポートの最初でちょこっとだけ書いたプチ試練についてまだ覚えていますか?そうです、僕が「きつい」と感じたのは語学力や友人関係、ましてホームシックなんかではなく、部活だったのです。安心して下さい。もちろん運動音痴の僕にとって練習はきついものでしたが、冒頭で話したのはもうちょいメンタル的なものです??それは水泳の練習がきつくて、練習や試合にばかり意識を傾けるあまり、せっかく留学させてもらっているのにそれを無駄にしていないか、ということです。今、こうやって文章に起こしてみると、まるで思春期ど真ん中の中学2年生みたいな、しょーもない悩みですが、1ヶ月前の僕はなぜかこんな小ちゃなことで悶々としていました。まず、朝4時に起きて、ホストファミリーにお願いして朝練に送ってもらう。そして泳いだあとは疲れてしまい1時間目から昼食くらいまで人とのコミュニケーションを自分の中で20%くらいにセーブしていました。また、夜練が終わって家に帰ってくるのが大体21時頃で「ついこの間まで放課後には友達とパーティにいったり、ご飯を食べたりと色んなことしてエンジョイしてたのに最近はただ泳いでるだけじゃん」と思い、疲れからか自分らしからず少しネガティブになっていました。そして冬休みに入ると夜練がさらにきつくなり、3時間ほとんど止まらずに泳ぎ続けると言った感じの内容になり、ついに「いや、きっついw」と呟いてしまいました。あの時はコーチが止まらせない為に使いまくっていたアクティブレストという言葉がすごく嫌いでした(笑)。

Yukiのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目【A】

バタフライで試合の参加基準タイムをパスしたとき

今考えてみれば、ホストファミリーは朝4時に起こしても嫌な顔1つせずに朝練まで送ってくれたり、疲れて宿題ができなかった時にはコーチに相談してくれたりと、めちゃめちゃ協力してくれていたのにも関わらず、僕はただ自分の練習がキツイからと愚痴っていただけでした。けれど、その時はしっかりと悩んでいました。そんな感じで冬休みも後半に差し掛かった頃、いつものようにとめどない食欲に呑まれた僕は夜食を得る為に夜中の冷蔵庫をガサゴソやっていると、ゲームをしていたホストファザーがコントローラーを置いて突然こっちにやって来ました。そして「まだ泳ぐの楽しい?、今度ちょっと一緒に屋内プールにでも行ってjust have funしてみない?休憩してもええんやで…」と話しかけて来てくれました。この言葉をかけてもらった時には特に何ともなく「お、うん。ありがとうございます」という感じでした。けれど、次の日にいつも通り僕がやりたくない練習メニューTop 5にランクインするであろう200m個人メドレー×5を泳いでいるとなぜか昨日は全く意識していなかったホストファザーの言葉が頭の中をよぎりました。そして息継ぎをした瞬間「あれ、これなんか楽しくね?あれ、おれが悩んでたことって本当はめっちゃくだらない」ということに気が付きました。今思えば、僕がぐちぐち悩んでいたのは結局、入ったばかりで慣れない練習がちょっときついからというだけで、それをさも一大事、自分可愛そうといった感じで大げさに騒いでいただけでした。ポジティブに考えてみれば、たくさん泳いでいたおかげで1日6食どんなに食べても太らない!もともと能天気な性格のおかげで滅多に落ち込まない僕ですが、おかげで今まで自分が悩んできた受験だとか手術が怖いだとかそういうことも、さして悩むほどのことでななかったということに気が付きました。今回の経験から悩んでる時の自分は確かに真剣に悩んでいますが、1度、ちゃんと考えてみれば死んだり身体が動かなくなるわけでも無いし、大体はしょーもない悩みだということを学習して1つ賢くなりました。今では練習が楽しくて楽しくて仕方ありません!

Yukiのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目【A】

バタフライの自己ベストがクロールを超えたとき

ここからは今現在、僕がエンジョイしてる部活、練習&チームメート大好き期についてお伝えしていきます!まずは、先程お伝えしたバースディスイム、「めっちゃきつかったけどなんていい友達なんだ!」と感動しました。もし自分なら絶対にすれ違った時に「お誕生日おめでとー!」って言っちゃうのにずっと何事もないかのように振る舞えるなんて、そして「練習で疲れてるの僕のために各々ビート板を握りしめて、全力でおれのバタフライを邪魔してくれるなんてめっちゃいいやつらやん!」と嬉しくてたまりませんでした。コーチも陸上と水中を勘違いしているのか何食わぬ顔で「よーし!今日はみんなで10キロ泳ごー!」などと言い放ち、みんなが「いや流石にそれは冗談やろ?w」と笑っていたら本当に10キロ泳がせたりするような人ですがめちゃくちゃ大好きです!この前も僕のバタフライが部活内で1番早いことを知りながら、バタフライではなく500m自由形という1番苦手で嫌っている種目にエントリーさせてくれました。案の定ビリけつでした。尚且つ、自分がゴールしたことに気付かず、1人でもう30m泳ぎ続けるとい大罪を犯したのにも関わらず笑顔で「ナイススイム!更衣室で鏡に向かって懺悔してこい」と言ってくれるコーチはマジでいい人です。そして鏡に向かって「なんでお前あんな息継ぎしてんだよ?」とこっそり日本語で話しかけていたら「なんで、お前、息、してんだよ?」と最初あまりに痛烈な言葉に衝撃を受けましたが、片言の日本語で意味も理解していないのに一生懸命真似をして落ち込んでる僕を笑顔にしてくれようとしてくれるチームメートは本当にいい奴らです!ディズニーワールドに行った時にお土産として1人1枚ずつチョーコレートのコインを渡したら喜んでくれたみたいで、すごく嬉しかったです!今ではチームメートが毎日「Yuki!アイラブユー?」と言ってくれます。(もちろんチームメートは1人残らず全員男です)

Yukiのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目【A】

突然みんながハグしてくれた時の写真

大雪と路面の凍結で学校が閉鎖されていると、コーチは決まって「ここまで運転してくるのは危険だが、雪の中で家まで帰るのも危険だ。だから泳ごう。」とよく分からないことを唱え始めます(笑)。そんな時、2人いるOB、OGの大学生コーチ達が一生懸命コーチを説得して練習を中止してくれたり、コーチがいない日にこっそり水球をさせてくれたりします。とってもいい人たちです!水球ではなぜかうまくプレイできてチームメートからゴッドと呼ばれらようになりました(笑)。もし、これから留学をしようと思っているけれど「友達の作り方がわからない」とか、「言葉がわからないからあまり自分からは友達に話しかけに行けないかも」と心配している方は出来るならば是非なにかしらの部活に入ることを強く強くオススメします!!たまにハズレを引くとめちゃめちゃ練習がキツかったりしますがシーズンの終わりにはきっと「この部活に入ってよかった!」と感じているはずです!とにかくスポーツをすればその中で勝手に友達が増えていきます!

シニア・ナイト
Yukiのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目【A】

ポスター

   名前だけ聞くと、なんかお年寄り達が祝われる、日本でいうところの敬老の日的な感じがしますが、これはsenior つまり、アメリカの高校での最上学年が部活内でお祝いしてもらえる日のことです! 基本的には招待試合と一緒に行われて、会場準備中に働かずにピチャピチャ遊んでたりしてもコーチはニコニコ、試合が終わったらみんなが人間アーチを作ってくれたり、お気に入りの歌と共に後輩がスピーチを読んでくれてお花やお菓子をくれるといった至れり尽くせりのイベントです!特に、友達が書いてくれたスピーチの出来が笑いどころあり、泣きどころありの完璧すぎるもので一瞬本当泣かされかけました(笑)。また、チームのみんなが写真を貼ったり寄せ書きをしたりして作ってくれたポスターは僕の一生の宝物です!

バレンタインデー
Yukiのアメリカ高校留学・体験談 6ヶ月目【A】

ホストファザーからマザーへのお人形

   はい、これも数あるリア充イベントの1つで、クリスマス、ホワイトデーと並んで俺には関係ないイベントシリーズのバレンタインデーです。クリスマスに続いてこれもファミリーバレンタイン的な感じなのかな?と思っていたら、余裕でカップル達のためイベントでした。校内では至る所でウキウキしている恋人同士がいつも以上に仲良くイチャついていました。ランチ中に大量の人形と風船を持って彼女にサプライズしているイケメン彼氏やそんな素振りを今まで一瞬たりとも見せたことのなかった友達が一緒に食べている女子にかわいい人形を渡したりと僕が驚きまくっていると、他の子達がその子達が実は両想いでみんな気づいていたとかサプライズに満ちた1日でした。しかし日本のバレンタインと少し違ったのが、日本では女子から男子にチョコを渡して男子はホワイトデーにお返しをするといった感じですが、アメリカではお菓子だけではなく、みんな思い思い、ぬいぐるみや風船などいろんなものを渡していました。また、友達に聞いてみたらホワイトデーという習慣がそもそも無いようで、基本的にバレンタインに男女関係なく男子からも仲良い子や恋人にお互いに何か渡したりするイベントのようです。そのおかげでなんとか仲良い子から食料を頂くことができ、ありがたかったです。

僕はバレンタインとか関係なく、放課後はいつも通りコーチに500m自由形にエントリーさせられたりしながら死にものぐるいに泳いでいました(笑)。ただ、その日は試合があったおかげで終わった後に他の子からお花やココアを貰えたりしました。その時までココアが半分チョコレートと一緒だったなんて1ミリも知りませんでした(笑)。帰りにホストファザーもマザーに可愛い人形を買っていて「こういうイベントを忘れないで、しっかりマザーにプレゼントを用意するファザーはさすがやな☆」と思いました。そして帰ったらホストファザーとマザーが大量のチョコレートをくれました。その時「あ、なるほど。日本でもアメリカでも息子を気遣ったお母さんから男子がチョコレートを貰う文化は共通なんやな」と納得しました(笑)。

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