Yuriのバーモント州(アメリカ)への高校生-留学-体験談 1ヶ月目
2週間研修 in クリーブランド
クリーブランドでの2週間研修は、本当に楽しかったです。研修先に行くまで「うち、友達出来んのかなぁ」と思ったりして最初の飛行機で映画を観ながら過ごしていたと思います。ただでさえ、ゴールデンウィーク中のたった数日会っただけのメンバーに加えて、初対面の関西の方々もいたので私の心は、だいぶグリンチレベルで小さかったと思います。(卑屈にはなっていません。クリスマスも嫌いじゃありません。)研修初日は、とにかく友達を作ろうと思い、頑張ったと思います。最初は、本当に人見知りモード+慣れない環境という点でほぼ無言だったと思います。でも、徐々に友達もできて嬉しかったです。シングルベッド?に私を含め、3人でぎゅうぎゅうになりながらも夜を明かしたり(めちゃめちゃ、暑かった)、自由時間にはカードゲームや卓球をしたり、友達のベッドで朝を迎えたり(私が勝手に人のベッドで寝た)などなど。(この際に、ベッドを一晩貸してくれた友人に感謝申し上げます笑。)
私の友達と自分 (in ナイアガラの滝)研修中には、色々イベントもあって楽しかったです。映画鑑賞をしたり、カラオケ大会みたいなのもしたし、研修時に使わせていただいた学校の劇場ホールで演劇を観たり、ナイアガラの滝に行ったりなど、とにかく色々イベントが詰め込んであって楽しかったです。この2週間で留学し切った!って感じたぐらい、充実した2週間でした。英語力はそこまで上がった感じはしなかったけど、様々な経験をすることができたので、2週間研修付きの留学を選択してよかったと思います。
とにかく、この2週間で、ものすごーく大切な友達ができました。また、FLAGのスタッフのサポートもあって、全くホームシックにはなりませんでした。むしろ、この2週間でできた友人らと離れたくない!!って感じでした笑。
それぞれのステイ先に行く日、私は1番出発が遅い組だったので友人たちのお見送りを最後までしました。別れを惜しんで泣いている子たちを見て「泣くのかな、自分」と思いながら友人らを見送っていたものの、最後まで泣かなかった自分を今振り返ると「だいぶ私ってドライな性格してんな」と思いました。
ホストファミリー
家族構成は、ホストファザー・ホストマザー・ホストシスター(9歳)・ネコ×3の3人家族+ネコ3匹です。ホストファザーの鉄道模型(一部)ホストファザーは、大の鉄道オタクです。もう、趣味の領域超えて、依頼を受けて年代物の鉄道模型をペイントしたりしてます。ガチ勢なので、ガラス張りのタンス1個にホストファザーがペイントした鉄道模型が詰まってます。この間、ホストマザーが一目惚れした今は使ってないような電話機を使えるように手直ししたり、そういう物作り系が得意。あと、すごい観察能力高いと思う。その理由は後ほど。
ホストマザーは、骨董品とドラマを見るのと庭の手入れが大好きな方です。スーパーに寄った際には、必ず園芸コーナーに立ち寄ります笑。日本のふりかけにハマっています。あと、コロナに対してすごい敏感な方です。そこの所は、日本人よりの考え方を持っているなぁと思います。
ホストシスターのAllie
うん、可愛い ホストシスターは、とにかく元気な女の子って感じです。私は、兄1人に弟1人の三人兄弟なのでどのように自分より年下のしかも女の子とふれあえばいいのかわかりませんでした。だけど、ホストシスターと接している間にだんだん自分の弟のように見えてきて(性格が弟に似ているからか、分からないけど。。)妹というより弟と接している気分で毎日話してます笑。
また、この家には3匹のネコがいます。MitzyとLanerzとOlifur です。最初の2匹は、保健所のような所で引き取り、Olifur はベランダに迷い込んでいるところを保護して今に至っているそうです。家でイモリしか飼っていなかった私にとって(兄の趣味です。私ではありません。)初めてのペットと言えるペット。ネコより犬派ですが、いざ対面するともう愛らしかったです笑。最初は全然相手にされなかったけど、最近は向こうの方から擦り寄って来るようになりました。今では私の疲れた心を癒す、オアシスですね。
めっちゃ、イケメンに撮れた 最近、心許してくれた感じ 1番の古株ネコさん、姉御って感じ
右上ホストマザーの足、写ってます
私のスマホの写真フォルダーは今まで、スカスカだったのにアメリカにきてから楽しすぎてしょうもない写真や友人との写真、ホストファミリーとの写真(ネコ含め)で現在ほぼフォルダーの半分を占めています。右上ホストマザーの足、写ってます
アメリカに来て驚いたこと
永遠と続くとうもろこし畑(角度の問題ではなく、本当に続いている。。)まず、第一にとうもろこし畑に驚きました。いまだに見慣れないです。「地平線まで、とうもろこしじゃん。。」って何度見ても毎回こう思います。(日本って小さいんだなぁと思った瞬間。)
第二に、道路の幅がめちゃめちゃ広い!路駐してあっても、余裕で通れる広さ。私の最寄りの駅のバスターミナルの道路は、一般車が路駐してるとバス運転手の腕が試されるほどほぼ隙間がないから、こっちの道路は、どこも広くて驚きました。(日本って、やっぱり国面積小さいんだなぁと思った瞬間。)
第三に、スーツを来ている人を一度も見かけていないこと。重鎮とか、偉い人は必ず着ているイメージ(ちなみにそう思った理由は、私の日本の学校の校長先生は、常にビシッと決まったスーツを着ているから。)だったけど、こちらに来てそんなことないのだと思い知らされました。それは初めて現地の学校の校長に会ったとき、その人が校長だとは思えないほどラフな格好だったからです。夏休み中だからかな?と思いきや、学校始まっても大して変わらない格好なので、そういうことなのだろうと悟りました。
「アメリカって、本当に自由な国だ。。」と思いました。
まだまだあるけど、ここまでにしときます。結論として、アメリカのスケールは日本と比べてはるかに大きいということがこの一ヶ月でようやく認識することが出来ました。
コロナウイルスのワクチン
9/2の木曜日、2回目のコロナワクチンの影響で頭痛+腕痛い+高熱だったので、学校休んで安静にしてました。でも、暇だったので頭の片隅にあったこのレポートの存在を思い出して書き始めました。9/1の水曜日の学校終わりにホストシスターの学校の体育館でアメリカ軍人さん(みんな強そうに見えるのは、何故。。?)にワクチンを打ってもらいました。ホストマザー曰く、バーモント州は、ほぼ全員がワクチン接種を終えている優秀な州らしい。その日の夜には腕が痛くなり始めて寝れず、また朝から頭痛と熱(37.4℃〜38℃超)も参戦し始め、3つのコラボレーションに耐えきれず、日中ほぼ寝てました笑。(1回目もこんな感じだったから、またかよ。。って感じでした。)金曜日、頭痛と熱が未だにあったものの「昨日よりは、まぁマシかな」と思い学校の支度をしてダイニングルームに向かい、ホストファザーが用意してくれた朝食を食べていました。すると、ホストファザーがいきなり私に「Yuri、学校休んでもいいんだよ」と言ってきたので私は心の中で、「エスパーかよ、Rob(ホストファザーの名前)」とツッコミしてしまいました笑。というわけで私は、ホストファザーが高い観察能力の持ち主だと判断しました。あと、ついでにどうでもいいとは思いますが、そういうことなので本日(9/3金曜日)も学校休ませて頂きました。ごめんなさい、本調子じゃないんです。現地の学校
参考までに時間割どうぞ私の学校は、週5日の7限まであります(多分、選択する授業数にもよるだろうけど、私はそうです)一コマ一コマ、時間の区切りが違うのですが大体50分ぐらいです。しかし、始まる時間がとても早く、7:30から始まり14:50ぐらいに終わるという時間割です。私が特殊だなと思ったのはADV、アドバイザーというクラス(いわゆる、朝礼と終礼が合体した存在)があり、そこで情報を受け取ったり、困ったことは相談します。Enrichmentクラスは私もよく理解していないのですが、多分自由時間です。その日の宿題をやったり、軽食を食べたりなど、とにかく自由!(スマホもOK。)他にも、専門分野を学ぶことができる授業があります。それは後ほど。また、自分に合ってないなと思った授業は好きな時に変えることができます。ちなみに私はすでに変えました。統計の授業だと思っていた授業がなぜか毎授業ディスカッションをしており、私以外シニア(12年生)しかおらず(私は11年生)、ディスカッションの題材もほぼ高確率で大学について(しかもアメリカの大学事情。泣)という、今の私にとって無理難題に近い授業でした。そのため、私の学校カウンセラーに相談して授業を変えてもらいました。(私は、英語の授業も1年間取っていなかったという新事実もその際分かったので、それを英語の授業に変えてもらいました。変えてよかったー笑。)初日の授業は、全て遅れて向かいました。なぜかというと、校舎が異常に大きいから。2つの建物に分かれており、それぞれ5階建ての超大型の学校です。また、私が選択した授業が運の悪いことにほぼ全て交互に2つの校舎を行き来しなければいけないスケジュールとなっていたため、方向音痴かつ地図を読むのが苦手な私にとって、この学校は巨大な迷路でした。(今は、友達と移動したり、先生に聞いてある程度覚えました。)
私の学校では、部活はまだ始まってないのでまだどこにも所属していません。ちなみにバーモント州は、アイスホッケーが強いらしいです。私の今現在お気に入りの授業は、cookingクラスです。料理が苦手な私に最適ではないか!と思い、前期後期どちらにも取りました。しかし、最初はトマトについて扱う授業なので億劫になっています(私は、トマトが嫌いな子供なのです。)見た目の割に美味しいんです
(これはチーズピザ)毎日、7限目にトマトを触って帰るため、手に若干トマトの匂いが残っており、その匂いを嗅ぐたびに「料理スキルは、上がっているはずだ。。」と思うようにしてトマトの存在を頭からかき消してました。そんな中、最近クランベリーで作ったケーキ(このケーキは、先生が作り、お得意様にあげるそう。)の残った材料で料理の先生がプチケーキを作ってくれました。本当に美味しかった。このcookingクラスのように将来の夢に役立つ専門分野の授業がこの学校にはたくさんあります。例えば、医療系だったり、テレビ系、美容系、消防隊、コンピューターデザイン、先生になるための授業だったりと様々な分野を学ぶことができます。しかも、設備が豊富なため職場体験してる感覚で授業を毎回受けることができます。(cookingクラスのキッチンも日本の家庭科の授業の際に使うようなものではなく、マジモンの厨房。)だから、この学校は異様に校舎が大きいのだと思います。この学校のカフェテリアは、基本無料で(多分学費に含まれていると思う。)生徒IDを入力して食べたいものを好きに取っていく方式です。私は、今のところピザにハマっているので毎日ピザ一切れ食べてます。生徒数が多いので、3つにランチタイムを分けています。(それでも、結構な人数います。)
なんやかんや、色々辛いこともありつつ、楽しいこともありつつ、ドライに生きてます。辛い時には、日本から持参した味噌汁飲んで、精神安定させます笑。(まだ、飲んでないです。私の友人は、健康のために味噌汁生活してるっぽい。参考させて頂きます。)これからも支離滅裂なところがあっても、見逃して下さい。お願いします。
ものすごく長くなったレポートをお読み頂き、ありがとうございました。 m(_ _)m