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Yushiのオーストラリア高校留学・体験談1ヶ月目|高校留学・体験談(日記)|交換留学・団体・ホストファミリー

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Yushiのオーストラリア高校留学・体験談1ヶ月目

 

   オーストラリアに着いてから1ヶ月、ホストファミリーと対面してから2週間が経った。こうして考えてみると「もうそんなに過ぎたのか。」という気がする。たくさんの刺激があっただけにあっという間に過ぎたように感じる。
振り返ってみて一番最初に思い出すのは ホストファミリーや学校の友達との初対面だ。ホストファミリーとの初対面は心の準備もないまま突然やってきた。「あれ?」「あっいたの?」「えー!」。会ったらすぐにハグされるかなと思ったけど簡単にあいさつするだけの静かな対面。きっとホストファミリーも緊張していたのだろう。2日後、初めて学校に行く日。日本のように先生が「はーい、今回新しく留学生として、、、」と紹介して黒板に名前書いて、、、と思いきや、受付で手続きを済ませたらそのまま授業に。初めての授業はデザイン&テクノロジー。全く聞き取れない。まわりにすわっている生徒はピアスしてるし、体でかいし、やたらと態度が悪く見える。ああ、生のオーストラリア高校留学・体験談に突入したんだと思った。授業が終わる。一緒に授業を受けた生徒に案内されて大きな芝生の広場へ。どうやら休み時間らしい。“ Nice to meet you. I'm Yushi ”と自己紹介をしてあれこれ話をした。ハグした人もいた。みんなとてもオープンですぐにたくさんの人と顔見知りになった。「よっしゃー!」これならうまくやっていけそうだと思った。

顔見知りからさらに仲を深めるきっかけになったのが3日間のキャンプだった。グループになってたくさんの活動をこなしていくのだが、みんなぼくを孤独にしないように話しかけてくれる。ぼくも話をつなげようとあれこれ試してみる。孤独を感じないことはないが、楽しく過ごせた。キャンプを経て友達に話す時のハードルが下がったように思う。
ところで、ホストファミリーについて。今一番難しいと感じていることはしつけの違いだ。ぼくに対してのしつけではなくて、4人のホストブラザーやホストシスターに対してのしつけについて。ホストマザーが厳しすぎる。4人のしかもまだ幼い子供をかかえて精神的に余裕がないのも分かるのだが、ホストマザーの厳しい態度を見るとどうしても目を背けたくなる。もっと寛容にすればいいのにと思う。私の母だったらこうするだろうにと思ってしまう。これが文化の違いなのだろうか?答えがはっきりするには時間がかかりそうだ。
土日は家族で遊びに出かける。ほぼ毎日食後には子供たちと遊んだりホストペアレンツと話をしたりする。家族との時間は充実している。ただこれからお互いの嫌なところがよりはっきりしはじめるのだろう。考えたくはないけれど、乗り越えなければいけない壁なのだ。

オーストラリアと日本と比べてみて感じること。みんな自由だ。自由でクリエイティブで自己中心的。そして小さなことを気にしない。あけっぴろげで素直。だからすごく人間関係はやりやすい。私も根は共通しているからどんどん適応していくと思う。ただ日本のように細やかな心遣いはしないから、それを期待しても、相手の心を読んでまで親切にしてもいけないと思う。

英語について。大変なのはリスニング。全然分からない。分からないけどうんうんうなずいて何となく表情や雰囲気から相手の意志をくみとることが多い。これは積極的に話しかけて経験を積むしかないと思う。オーストラリアの人は寛容だから理解してなくても大丈夫。

例えるなら今はいかりを下げ終えたところだろうか。まだまだ何が起こるか分からない。

 

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